国鉄決戦へのアピール3  

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《特集3》7・1−8・26国労臨大決戦に勝利した!
    一票投票絶対反対、裏切り執行部打倒へ
 

《お知らせ
☆『前進』第1977号国鉄決戦論文を収録
国労の一票投票の結果に関する革共同の見解 
論文へ
☆『前進』第1976号国鉄決戦論文を収録
「四党合意」を絶対に撤回させ一〇四七人の闘いを守り抜け 論文へ
大会で「四党合意」強行狙うチャレンジ・上村革同打倒せよ 論文へ
“四党合意に断を” 闘争団を先頭に集会 福岡(9月24日) 記事へ
動労千葉総決起集会 「シニア協定」―全面外注化粉砕へ “スト含め反撃に立つ”(9月26日) 記事へ
「四党合意」承認を推進する革同上村一派の犯罪的役割 論文へ


「一票投票」阻止! 国労代議員選挙勝利! 「四党合意」撤回かちとれ(『前進』1975号1面)
チャレンジと革同上村派の居座り策動を断じて許すな (『前進』1975号2面)
「一票投票」反対=「四党合意」粉砕へ 闘争団の切り捨ては許せぬ 裏切り執行部は総退陣せよ(『前進』1974号2面)
「国労本部の責任を開き直る『一票投票指令』に猛反撃を」(『前進』1973号2面)

☆『前進』第1972号掲載の「8・26臨大報道記事」を収録 記事へ
 あわせて8・25-26写真特集と8・19-26ドキュメントを収録
☆東京、大阪、千葉で四党合意は不当労働行為と地労委に救済申し立て 速報へ
   東京の救済申立書と大阪の救済申立書を収録



闘争団・家族を先頭に国労組合員と支援3000人が社会文化会館を怒りで包囲(2000年8月26日)

 

  
8・26臨大強行に抗議して社会文化会館前に座り込む闘争団・家族
発言する美幌闘争団家族の三浦成代さん(左)、音威子府闘争団家族の藤保美年子さん(右) 発言へ

 

     
(写真左)25日午後、高橋委員長、宮坂書記長ら本部執行部を追及する闘争団・家族
(写真右)25日夜、8・25集会を終えてかけつけた支援の労働者が交通ビル前で状況報告に聞き入る

――臨大決戦攻防 8・19−26ドキュメント――

【8月19日(土)】
●日本共産党機関紙『赤旗』に「一〇四七人の採用差別と国労の続開大会について」と題する声明(上)が掲載される。〔(下)は20日付に掲載〕

【8月20日(日)】
●闘争団の上京行動が始まる。

【8月21日(月)】
●闘争団の申し入れ行動と交流集会。

【8月22日(火)】
●闘争団が全国エリア委員長・書記長会議後、本部への申し入れ行動に立つ。25時間の激闘の開始。拡大解決委員会・三団体会議を中止に追いこむ。
●上村副委員長が革同会議において、「革同の自主防衛参加/目標500人(革同、チャレンジ)。東京地本にはまかせられない」と公言する。
●全労協主催の討論集会(交通ビル)。発言予定の宮坂書記長は来ず。
●動労千葉主催の国鉄集会(労働スクエア東京)が400人の参加で成功。 記事へ

【8月23日(水)】
●闘争団が、運輸省前でビラまき。国労本部、社民党、日本共産党への申し入れ行動に立つ。
●酒田東京地本委員長が「東京全労協議長」として国労本部に対し臨大中止の要求を伝えた。(酒田は他方で、臨大続開を推進し、警備動員を受け入れている)

【8月24日(木)】
20闘争団+有志が「国労本部の不誠実な態度に抗議し、『解決案なき続開大会』の中止を求める」アピールをだす。
●闘争団と国労組合員約60人が国労本部への申し入れ行動に立つ(午後3時から約5時間)。
 社会文化会館館長が「7・1臨大当日の機動隊導入は国労本部の指示でやった」と証言していることが明らかにされる。
●関西の国労組合員が、四党合意は不当労働行為として大阪府地方労働委員会に救済を申し立てる。 速報へ 記事へ 

【8月25日(金)】〔時刻はおおよそ〕
●8:30 中央執行委員会において、高橋委員長が“26日の大会は混乱が避けられない。したがって中止したい”という見解を明らかにする。しかし、6人の執行委員は反対を表明する。
 1030 宮坂書記長から、(1)執行部は総辞職するが、定期大会まで暫定執行部として残る。(2)四党合意については、定期大会の代議員選挙と同時に全組合員の一票投票を行う。(3)臨時大会(続開)は開催するが、運動方針の原案ならびに修正動議の採決は行わない――ということが提案され、中執として確認する。
●9:00 闘争団が運輸省ビラまき。
1300 闘争団の国労本部に対する申し入れ行動(24日の継続。深夜24時まで約11時間におよぶ追及行動となる)。
1330 東京、千葉の国労組合員が記者会見し、四党合意は不当労働行為として東京都と千葉県の地方労働委員会に救済を申し立てたことを発表する。  速報へ 記事へ
1900 「国鉄闘争勝利! 闘争団・家族を激励する8・25全国集会」に1300人が参加する(なかのZERO)。 記事へ

闘争団と家族の訴えは参加者の心を打った◎主催者あいさつでの前記の中執動向への対応方針
  
・執行部総辞職と同時に四党合意は廃案にしなければならない。
  ・解決案が提示された段階で大会で信を問う。
  ・四党合意のみの一票投票は行わない。
  ・あす(26日)の臨大にむかっての体制を強化する。
2020 集会が終了し、闘争団・家族を先頭に国労本部にむかう。
 2100 約300人が交通ビル前に到着し、ビル内で本部を追及する闘争団・家族、国労組合員と連帯し、ビルを取り囲む。
2140 本部中執・エリア代表者と闘争団との話し合いの中で、高橋委員長が、「闘争団の要求が@四党合意の撤回、A明日の臨大開催の中止であるということはわかった。中執会議を開いて検討させてほしい」と発言し、話し合いは中断する。
●本部中執会議および闘争団代表者会議が並行して開かれる。
 交通ビル内外の国労組合員、支援は徹夜を覚悟で待機態勢に入る。
 
【8月26日(土)】
0000 本部は、(1)執行部が総辞職する、(2)四党合意は採決しない、(3)一票投票を行う、という見解を表明する。
 これに対して闘争団は、(1)(2)を条件に臨大開催は阻止しないとしたが、一票投票には反対なので、午前8時30分から本部中執と再度交渉することを確認した。
その後、組合員・支援100人が説明を求めて本部(ビル4階)に入るが、本部は説明を拒否する。
●8:00 闘争団の申し入れ行動にこたえるという約束が反故にされる。
1100 全国エリア・地本代表者会議後の本部三役との会談に、闘争団は北海道1人、九州1人の代表のみの参加という不当な制限をつけられる。
1300 臨大続開大会、開会。高橋委員長の15分間のあいさつのみで議事を終了する。四党合意についての全組合員一票投票の方針を確認するが、執行部総辞職の表明は、「定期大会で信を問う」ということにすりかえられた