「鈴木コンクリート分会の4人の解雇撤回せよ」
鈴コン闘争勝利12・22決起集会非正規職の未来かけ340人が結集
「我々のストライキは正義 かならず職場復帰する」
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赤羽会館で行われた鈴コン闘争勝利総決起集会(12月22日) |
12月22日、4人の不当解雇と闘う東京西部ユニオン鈴木コンクリート工業分会を支援するため、東京・赤羽会館に340名が集まった。三里塚から現闘もかけつけた。
西部ユニオン、北部ユニオンの青年労働者の司会で始まる。全国協の開会あいさつからボルテージがあがる。「鈴コン闘争に非正規職をはじめ全労働者の未来がかかっている。合同・一般労組全国協のもとで闘うすべての組合員は奮い立って闘おう」
全日建運輸連帯労組関西生コン支部からの熱のこもった連帯メッセージ。また動労千葉繁沢敬一副委員長は連帯あいさつで、「決戦の真っただ中、ともに闘って血路を開こう」と激励。国鉄闘争全国運動からは動労千葉を支援する会の山本弘行さんが「我々が多数派であることに確信をもとう」。さらに郵政非正規ユニオンの齋藤裕介委員長が「鈴コン分会とわれわれの闘いはまったく1つだ」と訴えた。
「組織しろ、負けるな、勝ちに行け!」――基調報告は、全国協の共同代表であり鈴コン分会書記長で解雇当事者の吉本伸幸西部ユニオン委員長だ。「資本は命よりも金だというが、そういう彼らは必ず滅びるし、こんな連中に負けるわけにはいかない。資本はストライキに恐怖した。我々のストは正義だ。当たり前の行動だ。デタラメをやってきたのは誰だ。職場にこだわろう。非正規労働者でも団結して闘えることを示しているのが鈴コン分会。これに続こう。解雇撤回・職場復帰は必ずできる。ともに闘おう!」 続いて、内尾稔分会長が力強く闘争宣言を発する。「鈴コンと実態がまったく同じ東豊商事は、ストに対し出勤停止、解雇を重ねて乱発してきた。断末魔の叫びと同じだ。未だに職場で悔し涙をのむ仲間の先頭に立ち、続いて立ち上がる仲間を信じる。必ず職場に戻る!」。同じく解雇された組合員も「道は二つある。やるのかやらないのか。闘ってもまた二つ出てくる。やらないための理由もいくらでもある。でもそうしているうちに墓標が立つ。だから今やらないと今後もできない。断固闘おう」と渾身の決意で訴えた。職場に残る組合員の発言も、感動と爆笑を呼んだ。「俺たちは自分だけ良いってのはダメなんだ」「こういう日だけ残業させるような会社、ダメだこんな会社は。俺たちが社長代わってやろうか」。したたかに明るく闘う決意が会場を1つにする。
連帯発言でふくしま合同労組は、代表4人で駆けつけ市川潤子委員長が「解雇の報せに心配したが逆に元気をもらった。福島も政府・東電の仕打ちに怒りの爆発へ向かっている。団結して3・11へ向かおう」と表明。都内・全国の合同労組が続いた。弁護団から鈴木達夫弁護士はじめ3名があいさつ。最後に、支援の訴えを世田谷地区労顧問の花輪不二男さんが「すべてみなさんに言ってもらった。闘って道を開こう」とまとめた。
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