日刊三里塚 HP版 2011/6 |
2011年 6月 |
全学連現地闘争本部 |
2011.6.20 |
6・22三里塚・沖縄集会 |
第4807号 |
成田空港会社が「撤去命令」申し立て(6月9日)現闘本部撤去攻撃と対決しよう千葉地裁が審尋書送達執行手続きを急ぐため 10日以内の回答を要求現地実力闘争態勢を
天神峰現闘本部建物を守る決戦が切迫してきた。6月9日、成田空港会社が5・20仮執行宣言付き反動判決を口実に千葉地裁に対して「建物等収去命令申立書」を提出し、その中で「反対同盟が現闘本部の撤去をみずから行わないから」と、千葉地裁執行官に対する授権決定を申し立てた。「授権決定」とは千葉地裁の執行官に、現闘本部建物を撤去できる権限を与えることを言う。 封鎖建物をどうやって しかし、ことは単純ではない。「反対同盟が自ら撤去しない」と言いがかりをつけているが、成田治安法で封鎖されている状態で、どのように中に入って、撤去しろというのか。さらに、鉄骨造りの中に存在している登記された木造建物は今回の撤去対象に含まれていない。空港会社は「滅失した」として存在を認めていないからだ。 |
全学連現地闘争本部 |
2011.6.13 |
6・17第3誘導路許可処分取消訴訟 |
第4806号 |
5・20弾圧打ち破り、現地支援・労農学38人を奪還!6月12日奪還歓迎会 「現闘本部は“本丸”、決戦は開始」「フクシマ」との合流果たそう現地実力闘争で迎え撃つ
6月10日は、5・20弾圧で勾留が延長された38人の勾留期限日だった。午後2時「全員の釈放が決定した」との一報が三里塚現地に伝えられた。逮捕の凶暴さと警察と検察の取り調べ状況から〃選別起訴〃は不可避と見られていた中での勝利の報告だった。首都圏の仲間の連日にわたる高裁前ビラまき、弁護団による3回の申し入れ行動そして何よりも38人の被逮捕者の完全黙秘非転向の闘いが日帝・東京高裁、警視庁・公安部、検察庁の起訴攻撃をうち破った。 千葉地裁が審尋書を送達 最後に、萩原事務局次長がもう一度立ちまとめのあいさつを提起。「現闘本部は同盟員にとってはもちろんだが、三里塚闘争を闘ってきてくれた数十万という支援の労農学にとっても同じかけがえのない砦。今回の50人逮捕で現闘本部決戦は開始された。厳しい条件の中でどうやって現闘本部を守り抜くか。三里塚実力闘争の精神で知恵を出し合って闘って行きたい」としめくくった。 |
全学連現地闘争本部 |
2011.6.6 |
6・9
鈴木さん一坪裁判 |
第4805号 |
東京高裁井上裁判長による反動判決・大量逮捕弾劾!5・29 労農学185の緊急行動で反撃現闘本部死守、第3誘導路粉砕 「三里塚現地で迎え撃つ」
日帝・東京高裁井上裁判長による現闘本部控訴審の超反動判決、警視庁による大量不当逮捕攻撃に対して、5月29日、三里塚現地で反撃の緊急現地闘争が闘われた。場所は市東孝雄さん宅南側の開拓組合道路。朝からの雨を突いて全国から185人が結集した。 東電も空港会社も同罪デモ後、萩原進事務局次長がまとめを提起し、「反動判決が出されて、われわれはそのまま帰ってくることはとてもできなかった。やはり、あの抗議闘争を闘うことで、攻撃を打ち返した。原発を造ったやつも、空港をつくったやつも同じだ。絶対に許せない。5・20反動判決を絶対に許さず闘っていこう。明日から2日間の勾留理由開示公判と6月の闘いへ進撃しよう」と呼びかけた。全体がひとつになり、三里塚闘争の勝利へ新たな決意が打ち固められた。 |