日刊三里塚 HP版 2010/12 |
2010年 12月 |
全学連現地闘争本部 |
2010.12.23 |
1・9新年団結旗開き |
第4787号 |
切り回し道路への切り替え許すな! 第3誘導路工事粉砕!100人余で12・19緊急闘争打ち抜く1月切り替え通告弾劾せよ道路工事現場を怒りのデモ
成田空港会社(NAA)は反対同盟・市東孝雄さんに対し、市東さん宅前の道路(旧小見川県道=取香2号線)について「切り回し道路への切り替えを1月に行う」旨を一方的に通告してきた(寺本敏司用地部長)。「第3誘導路」建設の手始めとして、道路をトンネル化するため市東宅の目と鼻の先で通行止めし、付け替え道路を造ってそこを通らせるというのだ。 団結街道の封鎖し畑までの行き来に理不尽な迂回を強いている上、さらにあからさまな営農妨害のための工事を進めようというのだ。許すことはできない。 午後1時半、司会の大熊寿年さん(野戦病院)の「第3誘導路を絶対に粉砕しよう」という第一声で集会が始まった。 北原鉱治事務局長が最初の発言に立ち、「3代続いた農家の農地と住居を第3誘導路で空港の中に無理やり囲い込もうとしている。これが人間のすることか! 軍事空港粉砕・戦争阻止へ、一人ひとりが立ち上がる時だ」と強く訴えかけた。 2011年の決戦へ 続いて動労千葉の 川崎昌浩執行委員がマイクを握り、12・3ストで3人の労働者が動労千葉に加入したことを高らかに報告し、「外注化攻撃粉砕へ年末年始返上で闘い、勝浦市長選にも必ず勝利する」と決意を明らかにした。 |
全学連現地闘争本部 |
2010.12.14 |
12・19切り回し道路切り替え阻止
第3誘導路粉砕 緊急現地闘争 |
第4786号 |
切り回し道路への切り替え許すな! 第3誘導路工事粉砕!12・19緊急現地闘争に立とう市東さん宅前で連日工事追い出し攻撃に怒りの反撃を
第3誘導路工事は市東さん宅を空港の中に囲い込み追い出しを狙う、断じて許せぬ〃地上げ〃攻撃だ。現在強行している頭上40メートルのジェット機飛行と並ぶとんでもない人権侵害だ。空港会社はこれを、8月以来連日、市東さんの家の前や横で強行してきた。 その上に、今度は取香2号線のトンネル化工事のため、この道路を封鎖し、現在準備している切り回し道路に切り替える通告を行ってきたのだ。取香2号線が封鎖されるとどうなるか。現闘本部わきの畑に行く短縮道路が使えなくなり、危険なヘアピンカーブをふくむ文字通り従来の3倍の迂回路が強制される。 第3誘導路工事によって、直接営農が妨害される許しがたい事態が発生する。特にヘアピンカーブは先の三里塚闘争支援連絡会議による調査で、想像以上に危険な混雑道路であることが判明した。今こそ、第三誘導路工事による営農妨害を許すな! 切り回し道路への切り替え・取香2号線の封鎖阻止の声をあげよう。三里塚闘争支援連絡会議と反対同盟は12月19日、市東さん宅南側開拓道路に集合して、緊急現地闘争を闘うことを決定した。全力で取り組もう 成田の軍事基地化阻止ペリー元国防長官が証言「朝鮮危機の時、空港の使用を要請」 一方、 朝鮮半島で戦争が開始される緊張状態は高まる一方だ。反対同盟は、「朝鮮半島で戦争が始まった場合、成田空港が米軍50万人の空輸基地とし強制使用の対象となる」「成田を軍事基地にするな」と訴え続けてきたが、1994年の朝鮮危機当時、クリントン政権の国防長官だったウィリアム・ペリーが反対同盟の警鐘を裏付ける証言を行った。 |
全学連現地闘争本部 |
2010.12.3 |
12・3朝鮮侵略阻止
渋谷デモへ |
第4785号 |
3〜7〜8〜11月と連続的な合同演習による軍事圧力北朝鮮に対する米韓日の戦争挑発許すな北朝鮮、追いつめられ暴走排外主義と対決し戦争阻止へ11月23日、朝鮮半島の延坪島で韓国と北朝鮮の軍事衝突が起きた。全マスコミが北朝鮮たたきに走っているが、問題の元凶は、アメリカ・韓国・日本による北朝鮮への戦争挑発だ。米韓は、3月8日から10日間、軍事演習「キーリゾルブ」と「フォールイーグル」を行い、7月25日から28日までは、日本海で、横須賀基地を母港とする空母ジョージ・ワシントンを軸にした史上最大の合同演習を実施した。日本からは自衛隊も参加した。8月16日から26日にも合同演習を行い、9月5日からは今回の焦点である黄海での合同演習を計画した。ここにも空母・ジョージ・ワシントンが参加する予定だった。結果的に台風で延期となったが、北朝鮮に対す軍事的圧力としては超ド級のものだった。そして11月28日から12月1日まで、黄海における米韓合同演習を強行した。以上のようにひっきりなしに北朝鮮への軍事圧力を強めてきたのが米韓日だ。 11・23の砲撃は、これに追いつめられた北朝鮮の軍事的暴走だ。北朝鮮の対応自体、反人民的な軍事対応で弾劾されなければならないが、問題の発端は米韓日の戦争挑発とそれをテコにした侵略戦争策動であることをはっきりさせよう。 成田の軍事基地化阻止を 他方日帝は、12月3日から大分県の日出台(ひじうだい)演習場で「尖閣列島奪還作戦」と称した日米合同演習を行おうとしている。釣魚台諸島は、れっきとした中国領土だ。これを強奪しようとする侵略演習を許してはならない。 仮執行宣言を策動
11月26日、千葉地裁で市東孝雄さんの二つの農地裁判が連続して開かれた。行政訴訟で県は「賃借権の解約許可は形式的な審査だけで行える」旨開き直り、「NAAの違法があっても審査に影響しない」と言い張った。
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