日刊三里塚 HP版 2009/7 |
2009年 7月 |
全学連現地闘争本部 |
2009.7.31 |
8・2 |
第4692号 |
国交省・NAA・県・9市町の四者協議(29日)徹底弾劾!農民を空港監獄に入れるというのか!農民殺しと徹底対決し、
7月30日、NAAは欠陥、不備、世界一危険な空港であり、農民殺しの暫定滑走路北延伸の東側誘導路の供用を開始した。反対同盟はこの供用開始を認めない。許さない。全人民の怒りをもって粉砕する。反対同盟と支援連は、当日30日、成田駅前で、「新誘導路の供用弾劾!」のビラまき街宣をおこなった。800枚のビラが2時間足らずで市民に吸い込まれるように受け取られた。「頑張ってください」という期待の声が届いた。 |
激励に訪れた北原事務局長(背中) |
三里塚闘争支援連絡会議は7月31日、市東さん宅脇にある空港監視台の補修工事を行なった。監視台の板が古くなって危険なため、新しいものに付け替えた。さらに、竹が伸びて視界をさえぎる状態だったため、最小限の本数を整理した。北原事務局長も激励に訪れた。夏から秋の決戦にむけて現地調査等で三里塚を訪問する人が増える。受け入れ態勢は万全だ。
全学連現地闘争本部 |
2009.7.25 |
7・27 |
第4691号 |
大恐慌の到来と世界革命の展望(基調報告演題)8・2革共同政治集会への結集を!自民の崩壊に、労農同盟の発展で三里塚闘争の勝利へ驀進しよう8月2日に行なわれる革共同政治集会への結集を訴えます。壮大な歴史の激動的瞬間が訪れている。労働者階級が歴史をつくる情勢の到来、労農同盟の発展で帝国主義の農業・農民破壊と闘い、三里塚闘争に勝利する情勢の到来だ。世界大恐慌の深まりは、資本家の時代の終わりと告げている。今こそ〈奴ら〉をぶっ飛ばすチャンスだ。 都議選―衆院解散・総選挙として起きていることは、戦後の自民党政治支配の崩壊、戦後の議会制支配の瓦解だ。むきだしの革命と反革命の階級的激突、死闘による未曾有の大動乱のはじまりである。感激すべき革命情勢の到来だ。この情勢をプロレタリア日本革命に転化するために闘うときがきたのだ。 革共同は、今年前半の闘いを、3・20反戦集会、3・29三里塚集会、6・14―15渋谷―法大解放闘争と闘いぬき、7・5三里塚、7月国際会議、7・17国鉄臨大裁判闘争などの闘いを通して、階級的団結と決起の力をつけてきた。 革共同は、「大恐慌の到来と世界革命の展望」―4大産別決戦と国際連帯の力で11月1万人決起へ(基調報告 鎌田雅志)、革共同政治集会を開催し、09年後半の決戦に挑む。革命党建設の新段階を開く革共同政治集会への大結集を訴えます。自民党の崩壊に対して、労農同盟の発展で三里塚闘争の勝利をかちとろう。 洞口さん停学3カ月
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全学連現地闘争本部 |
2009.7.24 |
7・27 |
第4690号 |
7・21市東さん行訴・農地法裁判公団は不在地主!農地法違反を摘発西側誘導路(3本目)建設の暴挙許すな
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弁論後の記者会見・報告会(7月21日) |
裁判に先立って、反対同盟、弁護団、傍聴団は、6月25日におこなわれた現闘本部裁判での仲戸川裁判長の訴訟指揮に対し、民事第5部に抗議・申し入れをおこなった。仲戸川は「会わない」と強弁したので、担当書記官にたいして、@現闘本部の検証、A石橋恵美子の再喚問を強く要求する申し入れ書をたたきつけた。書記官は、「裁判長に伝えます」と答え逃げ帰った。仲戸川裁判長がいるのに、会わないこと自体全く言語道断だ。われわれは追及の手は絶対緩めない。翌日には、千葉地裁前で「証拠物を建物もろとも破壊する!仲戸川裁判長が空港会社を手助け」と書いたビラをまき、訴えた。
全学連現地闘争本部 |
2009.7.19 |
7・21 |
第4689号 |
「農政改革」チームが破綻、解散へ麻生政権下、減反見直し=米価6000円を策動 家族経営の切り捨て許すな
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改革チームの針原寿朗・農水相総括審議官 |
7月13日午後0時27分ごろ、成田の4000メートル滑走路で、乗員・乗客387人を乗せた大韓航空のボーイング777機が着陸時に機体後部を滑走路にこする〃尻もち〃事故を起こしていたことが明らかになった。最大瞬間風速は、3月23日の米貨物機事故に近い16・5メートル。ウインド・シア(突風)も起きていた。
その結果、大韓航空機は、貨物機事故と同様2回のバウンドをおこして、大惨事寸前の危機だった事実も明らかになった。NAAは3・23事故をまったく教訓化せず、強風下での空港運用をまたもや強行していたのだ。世界一危険な空港・ナリタを廃港に。
全学連現地闘争本部 |
2009.7.15 |
7・21 |
第4688号 |
3つの市東さん裁判も緊迫化、千葉地裁を包囲しよう7・21行政訴訟、農地法裁判へ●農地法裁判 農地法違反を追及
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4月21日の弁論闘争に結集した労農学 |
全学連現地闘争本部 |
2009.7.6 |
7・21 |
第4687号 |
7・5三里塚現地闘争に350名の結集農地死守・実力闘争で闘う!新誘導路計画粉砕・7月供用阻止
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集会の最後にシュプレヒコール(開拓道路) |
全学連現地闘争本部 |
2009.7.5 |
7・5 |
第4686号 |
労農連帯・国際連帯の力で新誘導路の7月供用阻止を!三里塚現闘の決戦アピール本日の三里塚現地闘争に集まられたすべての皆さん! 西側誘導路の新たな建設策動許すな |
全学連現地闘争本部 |
2009.7.4 |
7・5 |
第4685号 |
独占企業による農地強奪に道開く改悪農地法の成立弾劾する「耕作者保護」(第1条)を抹殺
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北延伸工事を弾劾した昨年7・27現地闘争 |
さらに企業の農地賃借について今までは、農業生産法人を作る場合でなければ、耕作放棄地しか賃借が認められていなかった制限を解除し、一般企業のままで優良農地を賃借できることとした。前記のように今でも優良農地の違法転用が横行している現状を見ると、企業が優良農地を賃借し、それを工業用地に不法転用し、農業委員会に追認許可させる、という光景が目に見えるようではないか。今回の報道に関連して驚かされるのは、2008年だけで農地の違法転用が8197件もあり、その内90%が追認許可されている、という実態だ。まさに「違法転用のやり得」であり、この現実にいっそう拍車がかかるということだ。
さらに、その農業生産法人の設立要件も大幅に緩和して、「所有」にも道を開いた。すなわち、同法人の出資比率意について、従来10%以下とされていたものを50%未満へと大幅に緩和、「所有」の面でも自由化に近づけた。
農地法改悪は、企業による所有権の自由化に道を開く歴史的な暴挙だ。三里塚を先頭とした300万農民の怒りと動労千葉を先頭とする労働者との連帯でで農業・農民切り捨てと対決しなくてはならない。その最先端が市東孝雄さんへの農地強奪攻撃を打ち破る闘いだ。7・5三里塚現地闘争の爆発で農地法改悪弾劾の怒りの声を上げよう。