ZENSHIN 2012/06/11(No2539 p06)

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週刊『前進』(2539号1面1)(2012/06/11 )

 京大同学会をついに再建

 冨山統一候補に3000の投票・信任

 全国大学に自治会うち立て 300万学生の壮大な決起を!

 革共同中央学生組織委員会

 京都大学全学自治会同学会の再建成る! 6月8日まで行われた同学会正副委員長選挙で3千人が投票、冨山小太郎統一候補の圧倒的信任で革命的執行部が樹立された。大恐慌が資本主義の限界を突き出し、野田政権が新自由主義と原発再稼働へ突進する中、京大学友の巨大な歴史選択だ。6・10国鉄闘争全国集会と一体のこの歴史的勝利は、5・31法大暴処法裁判無罪判決と並んで情勢を一変させ、敵との力関係を転換させる。2012年階級闘争の大爆発へ! 青年・学生先頭に、21世紀革命を切り開こう。
(写真 京大同学会に革命的執行部が樹立! 左から同学会副委員長候補の作部羊平君【工】、委員長候補の冨山小太郎君【農】、副委員長候補の大森靖之君【薬】、平田郁生君【理】)

 原発御用大学、教育の民営化、「国立大学法人」粉砕へ

 京大同学会再建を全労働者階級人民と全国学生の共同の勝利として謳歌(おうか)したい。われわれは日本における戦闘的学生自治会運動と全学連運動のすべての歴史を継承し、京大同学会権力樹立を突破口に、新自由主義をうち破る21世紀の学生運動を本格的に登場させる決意だ。
 今回の同学会選挙の勝利は第一に、新自由主義大学の許しがたい現実に対し、団結の力で徹底対決することによってかちとられた。
 冨山統一候補は、選挙の統一スローガンとして、◆「大学奪還」=「学生が団結すれば大学を変えられる! 大学を学生の手に取り戻せ!」、◆「総長団交」=「@原発の再稼働阻止! 原発御用大学を変えよう! A学生の生活を守れ! 学生自治寮の発展、防衛を! B国立大学法人化反対! 大学を金もうけの道具にするな!」を掲げて闘った。

 大学取り戻す闘い

 史上最悪の福島第一原発事故に直面してもなお、原発政策を推進・容認してきた自らのあり方を反省するどころか、責任を居直り原子力ムラの一員として生き延びようとする京大当局(東大と京大こそ原発政策の中枢中の中枢であり、原発事故を引き起こしたA級戦犯だ!)に対する怒りの声は、キャンパス内に充満している。
 「今、大学は大資本や国家の食い物にされているんじゃないのか? 『真理の探究』『自由の学風』はどこへ行ったのか?」「3・11以降原発の問題が表面化するにつれ、京都大学でも原子力ムラとの癒着が明らかにされてきました」「今や大学は市場原理が適用され、金もうけの道具にされています。さらには、真理を発信するという大学の権威が金で買われ、社会に害悪をもたらしています。こんな大学の現状をどうにか変えたい」(統一候補アピール)という怒りと決意だ。
 京都大学は、工学部原子核工学コース、大学院原子核工学専攻、そして原子炉実験所を抱え、札付きの原発御用学者を生み出すとともに、原発反対を訴える研究者を徹底的に疎外してきた。しかも経営協議会に関西電力元社長・藤洋作を迎え入れ、電力資本と深々と癒着してきた。さらには関西経済連合会のメンバーとして大飯原発再稼働攻撃の先頭に立っている
 「大学はこれでいいのか! 御用学者と藤洋作をたたき出せ!」。「学問」の名をもって、被曝労働を強制し、おびただしい労働者の命をむしばみ、破壊する。現に今、200万福島県民を被曝の苦しみに突き落としている。京大生の根底的怒りが全学選挙を通して爆発したのだ。
 そして京大当局が学内でやっていることは、自治寮を強権的に廃寮にし学生の生活と権利を奪うということだ。全人民の誇るべき共有財産である熊野寮・吉田寮に、執拗(しつよう)に自治破壊と寮つぶしの攻撃を加えている。“金もうけにならない寮など要らない”ということだ。
 冨山統一候補は、原発翼賛大学と自治寮廃寮攻撃と対決し、全京大生の意志として松本紘総長との団交を実現し、諸悪の根源である国立大学法人化体制粉砕を訴えた。「国立大学法人化によって大学が変質する中で、学生は商品としておとしめられ、とことん収奪の対象とされてきました。資本、国家政策、大学当局の収奪の攻撃に対抗するために、学生は団結体として学生自治会を持つ」「大学において、圧倒的多数を占めるのは学生です。京都大学2万3千人の学生が一つの意志として動いた時に、大学当局にはなすすべがありません。これこそが学生自治の力の根拠となるのです」「大学の新自由主義的運営に対し、これと対抗できる学生自治会を復権させます。それは、学生が大学運営の責任主体に飛躍するための挑戦をするということです」「学生が責任主体となれたかどうかの決定的メルクマールとして、総長との対等な交渉である総長団交の実現を準備します」(立候補声明)。
 04年からの国立大学法人化が「教育の民営化」攻撃を加速させた。それは、大学を文部科学省と独占資本が全一的に支配する新自由主義攻撃そのものだ。そのなれの果てが、東大・京大に象徴される原発御用大学だ。しかし、同学会選挙の勝利と京大生の団結の復権は、法人化体制の先兵である松本総長体制を打倒するとともに、1974−75年世界同時恐慌以来の30年余の新自由主義攻撃のすべてを、大学の中心部からうち砕いていく決定的な力を持っている。

 法大闘争の全地平

 同学会権力樹立の原動力は、06年3・14以来6年超にわたって闘い抜かれる法大闘争だ。冨山統一候補を中心とした一人ひとりが、法大キャンパスで国家権力・法大資本による分断攻撃をはね返して闘い、法大生との団結をうち固めてきた仲間たちだ。
 法大闘争は「119人の逮捕−33人の起訴」という未曽有の弾圧、そして2けたの学内処分という闘争圧殺−団結破壊攻撃に対し、どこまでも団結を武器にして絶対反対で闘い、常に新たな法大生を獲得し、暴処法弾圧無罪判決にまでのぼりつめている。立ち向かう敵は新自由主義攻撃を推し進める大学資本と「教育の民営化」であり、仲間を守り抜き団結と組織をつくることで勝利できると実践で証明してきた。その闘いは、労働者階級との強固な連帯をつくり出し、国際的な獲得性を持っている。法大闘争こそ日本学生運動の金字塔であり、日本学生運動の底力であり、勝利の展望を指し示してきた。
 この法大闘争の全地平が2012年、音を立てて全国に拡大し始めている。ブルジョアジーとの激突点であり怒りの集積地でもある福島と沖縄の地に全学連運動がよみがえり、ついに京大に学生自治会を建設したのだ。
 闘う京大生は、法大闘争を法大生・全国学生とともに最先頭で闘いながら、自治寮廃寮攻撃を広範な大衆的決起で粉砕し続けてきた。学生自治の権力をめぐる激突として決戦を構え、繰り返しの大衆行動と団体交渉で怒りをたたきつけ、拠点を守り抜いてきた。その中で、強力な活動家集団と大衆的リーダーをつくり出してきた地平が、全学自治会建設に結実しているのだ。
 そして、同学会権力樹立と一体でかちとられた5月31日の法大暴処法弾圧無罪判決は、全国の労働者・学生に勇気を与え、勝利できることを告げ知らせている。戦前来の治安弾圧法である「暴力行為等処罰ニ関スル法律」をもって、09年に国家権力は法大闘争の壊滅を狙ったが、全国学生と労学連帯の力でこの階級決戦に勝ち抜いた。労働者・学生がひとたび団結を固めて反撃すれば、新自由主義攻撃などはもろくも崩れ去ってしまう。危機に立つ支配階級はまったく脆弱(ぜいじゃく)である。
 勝利の道を驀進(ばくしん)する法大闘争と京大闘争をさらに発展させよう!

 動労千葉とともに

 同学会再建と法大闘争の前進は、動労千葉を先頭にした階級的労働運動潮流および11月労働者集会の中にこそ新自由主義の粉砕と300万学生の未来があることを確信し、ともに闘う中で実現されてきた。これが21世紀革命の先頭に立つ新たな学生運動だ。
 動労千葉労働運動と国鉄闘争全国運動が、1047名解雇撤回闘争を投げ捨てる「4・9政治和解」の反革命と断固対決し、新自由主義攻撃の出発点としての分割・民営化攻撃をはね返し続けている真価がいよいよ発揮される。外注化阻止・非正規職撤廃の闘いが2千万青年労働者の怒りと結びつき、全面的な組織拡大が実現されようとしている。新自由主義への最大の反撃は団結の復権にある。6・10集会の全参加者が労働組合・学生自治会の建設を誓った。同学会再建はその最大の実践だ。

 〈3・11〉と世界大恐慌下で学生反乱の最先端を開く

 今回の同学会選挙の勝利は第二に、ますます激化する世界大恐慌下の「大失業と戦争」の攻撃、そして日本における「3・11情勢(大震災と原発事故)」を、資本主義・帝国主義打倒のプロレタリア革命に転化する突破口だ。

 原発再稼働止める

 原発再稼働攻防は激化している。5月30日、野田政権は関西電力大飯原発3、4号機の再稼働についての最終判断を近く行うことを決定し、野田は記者会見で「夏の電力確保だけでなく、日本の経済社会の安定と発展のため原子力発電は引き続き重要だ」と支配階級としての本音を露骨に語った。
 しかし、「再稼働反対の冨山統一候補か、原発推進の松本総長・藤洋作か」という対決構造の中での全学選挙における3千投票こそ、原発再稼働に絶対反対という京大生の鮮明な意思表示だ。
 政府とブルジョアジーによる「日本の経済が止まったらどうするのか」という恫喝の前に、関西広域連合をはじめペテン的「脱原発論」が次々と屈していく中で、“ではいかにして原発を止めるのか、なくすのか”ということが再び三たび階級意識の大焦点となっている。京大生は全学選挙でこれに回答を出した。原発こそ「命よりも金もうけ」の新自由主義の象徴であり、原発なくして日本帝国主義は成り立たない。であるならば、労働者・学生が自らの職場・キャンパスで団結をよみがえらせて「資本の論理」を粉砕し、資本主義・帝国主義を打倒すれば原発を廃絶できる。
 7月16日の代々木公園における反原発集会への10万人大結集をかちとり、労働組合・学生自治会がその中心軸に据わって日本帝国主義に全原発の廃炉を強制しよう。京大同学会はその先頭に立つ。そしてそのうねりを、被爆67年のヒロシマ−ナガサキ反戦・反核闘争の大爆発へと押し上げていこう。

 怒りに火をつけよ

 時代は革命情勢だ。2012年に入っての世界大恐慌のさらなる深まりは、一方において「原発事故」「大失業」「戦争」に象徴的に示されるように、もはや資本主義・帝国主義のもとでは労働者人民は人間らしく生きていけないことを突き出すとともに、他方においてブルジョアジーの強欲な搾取と「資本の論理」を廃絶するプロレタリア革命によってのみ新たな人類史が切り開かれることを日々明らかにしている。そして現に労働者階級が陸続と革命的に決起している。
 ブルジョアジーによる支配は完全に崩壊している。彼らはただただ労働者人民の生活を破壊し、青年・学生から希望と未来を奪うことしかできない。社会にまったく責任をとれないのだ。そして、全世界で澎湃(ほうはい)と巻き起こる「生きさせろ!」の階級的反乱の中に、人間的共同性と共産主義社会の原型がある。キャンパス・職場の支配権を、真の主人公である学生と労働者が実力で確立する闘いの中に、プロレタリア独裁権力への道がある。
 社会の隅々にまで充満しきっている新自由主義への怒りに火をつけるのは、京大生であり全国学生運動だ。同学会権力樹立を一点の火花として、全社会に闘いの炎を燃え広がらせよう。野田政権も大阪市長・橋下も京大・松本体制も京大生の力でぶっ飛ばし、2012年の大反転攻勢へ進もう。

 京大を先頭に学生こそが時代変えるために闘おう

 今回の同学会選挙の勝利は第三に、全国学生運動の歴史的新段階突入を意味する。2万3千京大生の団結体としての同学会、300万全国学生の団結体としての全学連の飛躍的発展をかちとろう。

 21世紀学生運動を

 何よりも京大学生運動は全国学生運動の本流として驀進(ばくしん)する。
 京大社研と京都学連事件(1925年〜)以来の闘いの伝統をもつ京大学生運動は、戦後直後の46年12月に国立大学としては初めての全員加盟制自治会として同学会を発足させた。同学会は、50年代における2回の解散命令をうち破り、59年に再建され、60年安保闘争と全学連運動を牽引(けんいん)した。70年安保・沖縄闘争の空前の爆発は巨大な反動を不可避としたが、京大生は常に権力とカクマル反革命との対決の先端で闘い抜いてきた。そして21世紀現代において、これまでの同学会の形骸(けいがい)化をのりこえ、真に闘う自治会が京大生の手で打ち立てられようとしている。
 それはつまり、北小路敏同志(59年同学会再建準備会議長、元全学連委員長代行、2010年に逝去)、山崎博昭同志(67年10・8羽田闘争で弁天橋上で国家権力に虐殺される)、福島慎一郎同志(元全学連副委員長代行、86年1月20日にクラス討論中に反革命カクマルに虐殺される)をはじめとした闘う京大生の比類ない革命的魂を継承し、同学会が全国大学での学生自治会建設と日本学生運動の爆発に全責任をとりきる主体へと飛躍していくということだ。

 9月全学連大会へ

 そして歴史を画する大飛躍として9月全学連大会をかちとるために、京大に続いて全国大学で学生自治会建設に挑戦しよう。
 すべての大学で学生自治会は建設できる!  これが今回の同学会選挙決戦の最大の教訓だ。大激動の時代情勢と真っ向から切り合い、学生の団結に依拠して闘い抜く勝利の路線をはっきりさせ、鍛え抜かれた活動家集団をつくり出した時、扉は押し開かれる。京大でつかみとった全内容を全国学生のものとし、ただちに挑戦を開始しよう。同学会再建は、京大におけるすべての学部自治会の戦闘的再生と京都府学連の再建、そして全国の学生自治会および活動家を一挙に獲得することを次の死活的な課題として提起している。われわれはその圧倒的な可能性を手中にしている。
 日本の学生運動は一貫して階級闘争全体を前進させる起動力の役割を果たしてきたが、世界大恐慌と「3・11情勢」の中で開催される本年9月の全学連大会を、同学会権力樹立の地平の上に立って、48年9月の結成大会、66年12月の再建大会を超える、300万学生の全的統一と団結をつくり出すものとしてかちとっていこう。学生運動が先頭に立ち、新自由主義粉砕とプロレタリア革命の展望を明々と指し示そう。

 中核派に結集せよ

 さらに全国学生の中核に「反帝国主義・反スターリン主義世界革命」を掲げる強固な革命党を建設しよう。
 新自由主義と原発事故への怒りを革命に転化するために、真のマルクス主義の復権が求められている。全学連運動の比類なき強靭(きょうじん)性と大衆性の基礎は、世界革命を裏切り青年・学生の主体性を破壊するスターリン主義反革命を根底的に批判し、のりこえる革命思想とその党をつくり上げてきたことにある。法大闘争と京大再建同学会に脈々と受け継がれるその革命的パトスを、21世紀革命の実現に向けてさらに発展させていこう。京大生と全国学友は、マルクス主義学生同盟中核派に結集しよう。
 われわれは京大で歴史的挑戦に踏み出し、そして勝利した。目の前に広がるものは前途洋々たる未来であり、恐れるものは何もない。全世界を獲得するために、団結をうち固め、ともに闘おう!

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週刊『前進』(2539号1面2)(2012/06/11 )

前進速報版から 前進速報版から

▼「福島の女たち」が首相官邸前でダイインと座り込み行動▼「7・16集会へ」再稼働阻止で6・6日比谷に2300人▼法大包囲デモ「無罪とったぞ!学生勝てるぞ!」▼韓国KEC75人の整理解雇撤回かちとる!

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週刊『前進』(2539号1面3)(2012/06/11 )

 新刊案内 近日発行! 国際労働運動 8月号

 反原発総特集
 労働組合よみがえらせ全原発廃炉へ
 福島原発労働者のインタビューなど、充実した内容で6月18日(月)に発行。

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週刊『前進』(2539号2面1)(2012/06/11 )

 10・1JR検修外注化絶対阻止する

 職場からJR資本と対決し闘う国労を断固再建しよう

 7月国労大会めぐる決戦へ

 6・10国鉄大集会を経て、国鉄決戦はJR東日本の検修外注化10月1日実施を阻止する新たな攻防に突入した。その中で7月26、27日の国労第81回定期全国大会に至る過程は、国労を階級的な労働組合に再生させる重大な闘いになった。すでに大会代議員選挙も始まっている。JR資本の先兵に転落した国労本部を打倒し、現場組合員の手に国労を取り戻そう。
(写真 3・11福島県民大集会には国労郡山工場支部を始め闘う国労組合員が意気高く結集した)

 外注化を推進する国労本部を許すな

 JR東日本は検修・構内業務外注化の10月1日実施に向けて全力を挙げている。その手先となっているのが東労組カクマルだ。東労組は5月14日、外注化を容認する「組合案」なるものをJR資本に提出し、この間、それに基づく団体交渉を集中的に行ってきた。東労組は、6月中にも妥結する構えだ。
 国労東日本本部もこれに追随し、外注化を基本的に認めている。5月29日、国労東日本本部はJR東日本との団交を行った。そこでの国労の要求は「施策実施にあたっては……偽装請負にならないようルールを明確化すること」「出向については、本人同意を原則とすること」「作業環境の整備については、JR直轄同様に取り扱うこと」というものだ。絶対反対で闘うどころか、「スムーズ」に外注化を遂行するための方策を組合の側から提案しているのだ。
 この団交を受けて東日本本部が発行したビラには、「出向者の業務は車両検修業務に限定せよ」と書かれている。資本がやろうとしているのは検修業務の一括丸投げ外注化だ。これに真っ向から反対せずに、どうして攻撃と立ち向かえるのか。
 検修外注化が強行されれば、JRのあり方は根本的に変わる。運転・車掌も含めて鉄道業務を徹底的に外注化し、JRそのものはいわば持ち株会社、金融会社に特化させるというのが、JRの狙っている方向だ。
 JR東日本の新社長に就任した冨田哲郎は、この秋にも「グループ経営ビジョン2020−挑む−」に変わる新たな経営計画を策定すると打ち出した。NTTは02年以来の「構造改革」の過程で、業務を347社の子会社に細分化し、労働者に子会社への転籍を強いた。JRも、検修外注化を突破口に、そこに踏み込もうとしているのだ。
 検修外注化が強行されれば、安全は完全に崩壊し、労働者と乗客は生命の危険にさらされる。現場労働者なら誰もがこれを実感しているから、現場は外注化絶対反対だ。
 01年以来の設備部門の外注化がもたらしたのは、尼崎・伯備線・羽越線事故に示される大事故の続発だった。また、保線を中心に多くの組合員が帰るあてのない出向を強いられた。その悔しさを、外注化を覆す闘いに転じなければならない。
 ところが国労本部は、JR総連やJR連合と競い合って、外注化を推進しているのだ。これへの怒りをたたきつけ、国労を外注化と闘える労働組合によみがえらせよう。

 原発再稼働叫ぶJR東海の葛西

 国鉄決戦は日本帝国主義の中枢と対決する闘いだ。JR東海会長の葛西敬之は、5月29日付産経新聞で「(原発)再稼働がリーダーの使命」と言い放った。葛西は、労働者人民の圧倒的多数が原発に反対している現実を「表層民意」と言い捨て、そんなものに迎合せず「『深層民意』を洞察しつかみ出すのがリーダーシップ」だとわめいている。反原発の闘いを圧殺し、大量の人民を死に追いやっても資本家の階級的利害を貫くべきだと言うのだ。それは追いつめられたブルジョアジーの断末魔の悲鳴だ。
 何よりも、動労水戸や国労郡山工場支部を先頭に、JR体制内部から被曝労働拒否の闘いが巻き起こっている。稼働原発をゼロにさせた今日の力関係は、3・11福島県民大集会によって決定づけられた。これを切り開いたのは、国労郡山工場支部の闘いだ。だから日帝は、あらためて国鉄労働運動を解体しようと全力を挙げ始めたのだ。
 野田政権は葛西を行政改革懇談会のメンバーに加え、大阪市長・橋下とともに公務員労働者360万人の首切りに当たらせようとしている。葛西がここまで持ち上げられているのは、資本家階級総体が国鉄分割・民営化で労組をつぶした葛西の「手腕」にすがりたいからだ。だが、その葛西自身、JR総連カクマルの裏切りに依拠して初めて国鉄分割・民営化を強行できたにすぎない。
 JR総連カクマルの存在を前提にしたJR体制は完全に破産した。国労本部はそのJR体制の支柱に純化しつつある。

 JR連合への合流など断じて認めぬ

 国労本部は昨年の大会で、組合員の範囲を「JR及びその関連会社に雇用された者」に限定する規約改定を強行して、闘争団員から組合員資格を奪った。これは、どんな形であれ解雇された者は組合員ではないとして、資本に絶対的な忠誠を誓う裏切りだ。4・9政治和解は、ついにここまで行き着いたのだ。国労本部は、今年3月末に雇い止めにされたグリーンスタッフ(契約社員)からも組合員資格を奪い、その解雇撤回闘争に取り組むことを一切拒否した。
 国労本部は連合加入への最後の関門を超えようとしている。7月全国大会に向けて国労本部が出した「2012年度運動方針(案)第一次草案」には、「ナショナルセンター連合などとの連携や関係強化等、共闘について引き続き議論を深めていく」と書かれている。
 外注化を率先推進する側に回った国労本部は、国労を実質的に連合化させる大裏切りの道をひた走っている。
 運動方針案は、JR貨物の瓦礫(がれき)輸送についても、「復旧・復興の妨げになっている瓦礫輸送での積極的な役割発揮」としている。貨物労働者に被曝労働を強いる立場に立ったのだ。

 外注化と対決し連合化を阻もう

 国労本部は、JR東日本がカクマルとの結託体制の全面清算に踏み切ることを当て込んで、JR連合への合流をもくろんでいた。これによりカクマルに代わる”奴隷頭”の位置を占めようと夢想していたのだ。
 JR資本は検修業務の外注化に乗り出すにあたり、東労組カクマルを切り捨てるという決断を一度は下した。だが、動労千葉を先頭とする闘いは外注化の4月1日実施を阻み、JRは東労組の裏切りに依拠する以外に攻撃の手段がないところに追い込まれた。この事態は、4・9政治和解以降、一挙にJR連合への合流に進もうとしていた国労本部の筋書きをも根本的に破産させた。
 検修業務や駅業務の全面外注化、被曝労働の強制と職場から徹底的に対決してこそ、国労本部を打倒し、国労を階級的に再生させる展望を切り開くことができるのだ。

 共に闘う国労の会の本格的な建設を

 7月国労大会に至る過程を、「共に闘う国労の会」300人組織化を目的意識的に貫いて闘いぬこう。その鍵は青年労働者の組織化にある。
 「共に闘う国労の会」は、解雇者を絶対に守りきり、4・9政治和解をのりこえて1047名闘争を最後まで貫徹するための組織だ。同時にそれは、JRの外注化・大合理化と職場で闘う現場組合員の結集体だ。
 国労の中には、従来の党派系列のもとにいる組合員も多い。だが、階級対立が非和解化している今日だからこそ、最も原則的・階級的な路線を真っ向から提起すれば、従来の党派関係を超えた組合の団結をつくり出すことができる。それは、労働組合という形式を徹底的に踏まえ、労働組合の方針を巡っての真剣な路線闘争を、組合員の面前で真正面から貫くということだ。
 新自由主義によってすべてを奪われた青年労働者の怒りに立脚し、国労組合員の根源性・戦闘性を心から信頼してこの闘いを貫けば、「共に闘う国労の会」を国労の主導勢力として建設することは必ずできる。
 外注化阻止・JR体制打倒の展望をこじ開けるために、国労大会に至る決戦を全力で闘おう。

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週刊『前進』(2539号4面3)(2012/06/11 )

 圧倒的な夏期カンパのお願い

 革共同は国鉄決戦と反原発で時代を変えるために闘います
 全国の同志、『前進』読者、支持者、そしてすべての闘う労働者人民の皆さんに、革共同は圧倒的な夏期カンパを心から訴えます。
 新自由主義は破綻し資本主義体制は根底から崩れ去ろうとしています。世界大恐慌と3・11情勢と対決する闘いが職場から一歩一歩、着実に前進しています。それを示したのが国鉄全国運動6・10大集会です。階級的労働運動を復権し労働組合をよみがえらせようという熱烈な思いと息吹と闘う決意が、文京シビックホールを突き抜ける鬨(とき)の声となってあふれ出しました。
 毎年3万人以上が自殺し、2千万人もの仲間が非正規職のワーキングプアに突き落とされ、年金もガタガタ、生活保護以外に生きられない人があふれています。しかも、この生活保護をめぐって新たな大攻撃が始まっています。こんな社会はもう社会とは言えない。ブルジョアジーの世の中はもう根本から崩れています。労働者階級がこれにとって代わり社会の全責任をとる。そういう時代がついに来たのです。
 時代は今、大きく動き出そうとしています。その鍵を握って情勢を牽引(けんいん)しているのは、未来を担う青年労働者と学生です。

■国鉄分割・民営化反対が基軸に
 すべては国鉄分割・民営化から始まりました。国鉄分割・民営化と真正面から闘えなかったために、総評と社会党は自ら解散し、階級的力関係が大きく変わって膨大な仲間が非正規職に突き落とされました。この社会の構造は今も変わっていません。否、この新自由主義を極限的に推し進めて生き延びることをブルジョジアーは露骨に宣言しています。
 こうした新自由主義攻撃との対抗基軸こそ、動労千葉を先頭に国鉄1047名解雇撤回闘争として闘いぬかれてきた国鉄分割・民営化反対の闘いです。この火は誰にも消すことはできません。そこには労働者階級の本物の生きざまと階級的感性が宿り、不断に新たな共感と階級的団結を生みだし発展させていく原動力=限りない階級的大義、正義性と正当性があるからです。
 国鉄闘争全国運動呼びかけ人の方々がこの核心を自分の人生をかけて、すべての仲間、青年労働者・学生に向かって心から訴えています。
 「福島原発事故の原点は国鉄分割・民営化だ。分割・民営化も原発建設もどちらも中曽根の政策だ。労働組合破壊・国労つぶしと原発、これとの闘いを全国運動のひとつの柱にしよう」(元国労九州本部書記長・手嶋浩一さん)
 「『新自由主義攻撃への対抗軸となる新しい労働運動をつくりあげる』に共鳴して、『呼びかけ人』にさせていただきました。全国運動を60年安保闘争のような国民運動にしよう」(元国労新鶴見操車場分会長・佐藤功一さん)
 10・1JR全面外注化を阻止し、国鉄闘争を軸に新自由主義と対決して、階級的労働運動を復権させるために革共同はともに闘います。

■政府と東京電力に根底的な怒り
 大震災と原発事故以降、膨大な仲間が「国家の本質」を見ぬきました。「こいつらはおれたちを殺すんだ」と。3・11福島県民大集会で発言した福島の高校生は、「人の命も守れないのに、電力とか経済とか言っている場合ではないはずです」と言いきりました。津波で家族や地域の多くの人が流され、目の前で助けてくれという声が聞こえていたにもかかわらず、原発の爆発で避難しなければならなかった。肉親さえ振りきって逃げなければならなかった体験の中から絞り出すように発せられた言葉です。「目の前で人が殺されても文句を言うな」という、3・11が突きつけた国家のあり方は、資本主義・帝国主義・新自由主義の正体を示しています。そしてこれは今のJR(国鉄)を始めとする職場の現実そのものです。
 被災現地の福島、宮城、岩手、茨城の労働者人民はこの現実に屈服し押し流されるのではなく、生き抜くための闘いに立ち上がり、政府と東京電力の責任を追及して闘っています。かつて人類が経験したことのないような国家と社会の崩壊の中で、労働者階級こそ人間的共同性をよみがえらせることのできる唯一の階級であり、農民・漁民を含めたすべての人民をひとつにして資本主義社会を根底から転覆し共産主義社会を建設できる階級であることを、身をもって示しています。
 子どもたちの命と未来を守り、新自由主義と闘う拠点の建設が今こそ求められています。福島の怒りと結びつき、その呼びかけに応えて福島診療所建設をかちとりましょう。
 追いつめられ絶望的に凶暴化する野田政権の原発再稼働を阻止し、すべての原発を廃炉にするために闘いましょう。自民党と結託した野田政権の消費大増税攻撃を、国鉄決戦と反原発決戦で粉砕しましょう。

■青年と学生を先頭に勝利を開く
 時代の転換点は私たちに大きな飛躍を問うています。革共同は、結成以来半世紀を超える幾多の闘いの中で自らを組織的に強化してきました。そしていま青年労働者・学生がその中軸を担い、労働者階級自己解放の思想であるマルクス主義に立脚し、「反帝国主義・反スターリン主義プロレタリア世界革命」の勝利に向かって闘っています。
 「労働者階級(プロレタリアート)の解放は労働者自身の事業である」(マルクス)。革命的共産主義者同盟の目的はただひとつ、この労働者階級自己解放の闘いの全面的な貫徹とその完全な勝利です。「労働者は闘っても勝てない」という奴隷の思想を国鉄闘争を先頭にうち破って団結を固め、いまこそ全世界のプロレタリアートと連帯して世界革命の扉を開きましょう。プロレタリア革命の実現へ労働者階級の先頭で闘う革命党への組織破壊攻撃を許さず、革命の正否をかけ国家権力から非合法・非公然体制を守り抜きましょう。そして労働者階級人民の共同の大事業をともに達成しましょう。
 世界大恐慌と世界革命の時代だからこそ、革命の勝利のために圧倒的な資金が必要です。労働者、農民・漁民、学生を始めとするすべての人民の皆さんに、革共同へのカンパを熱烈に心から訴えます。

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週刊『前進』(2539号5面1)(2012/06/11 )

 大飯原発再稼働阻止

 橋下や葛西の策動を粉砕し全原発廃炉へと闘いぬこう

 野田政権は関西電力大飯原発3、4号機の再稼働攻撃を急展開させている。5月5日の「全原発停止」は、原発の存続に自らの体制の延命をかける資本家階級とその政府を震え上がらせた。「全原発を廃炉にせよ!」は数百万数千万労働者民衆の闘いに必ず発展する。それに対する資本家階級の恐怖とあがきが、5月末から始まった大飯原発再稼働のたくらみだ。
(写真 そろいの白Tシャツと鉢巻きで身を固めた「原発いらない福島の女たち」が「野田首相は私たちの叫びを聞け」と迫った【6月7日 首相官邸前】)

 反原発に恐怖しJR東海葛西がまた登場

 再稼働攻撃の手先を務めるのが大阪市長・橋下徹だ。橋下は5月31日、大飯原発の再稼働を認めた。それまでの「反対」が労働者民衆を欺くぺてんであったことを暴露した。前日の30日には関西広域連合が再稼働容認の「声明」を発表。これを機に攻撃が加速した。この背後では資本家どもが総力でうごめいた。
 JR東海会長・葛西敬之こそその中心人物だ。葛西は5月29日付の産経新聞1面に投稿を寄せ、「再稼働がリーダーの使命」と首相の野田を叱咤(しった)した。「原発をすべて再稼働させ」よ、それが「今回の事故に際して最も本質的で死活的な課題」だ、なぜなら「日本経済の活力、競争力」は「電力の安定供給に懸かっている」からだ、というのが葛西の言い分だ。
 だが待て。そんなのは資本家階級の利益であって、労働者階級民衆の利益には百パーセント反する。3・11福島県民大集会で高校生の鈴木美穂さんが「人の命も守れないのに、電力とか経済とか言っている場合ではないはずです」と訴えた。これこそ若い感性が鋭くつかみ取ったすべての民衆の叫びであり、労働者階級の絶対的な真理だ。
 資本家階級が口にする「経済成長」とか「競争に勝つ」とかは、つねに労働者・農民・漁民にすべて犠牲を集中し、労働者民衆の命をどこまでも軽んじ殺すことだ。労働者階級とその家族の生活も人生もずたずたに破壊することだ。そうすることで資本家階級がぼろもうけすることだ。
 葛西は、新自由主義の本格的な突破口をなした1987年の国鉄分割・民営化を、国鉄職員局次長として積極的に推進した人物だ。労働者の人間性や人格をどこまでもいたぶる不当労働行為の数々で国鉄労働者200人を自殺に追いやり、20万人を職場からたたき出した中心人物の一人だ。107人が犠牲となった2005年の尼崎事故は民営化による「金もうけ優先」によってもたらされたものだ。4月29日の7人が死亡した関越道バス事故も、国鉄分割・民営化のあと一気に進行した民営化・規制緩和によって起こった。
 葛西はおびただしい数の人びとを虐殺し、人生を破壊してきた確信犯だ。この血塗られた「手柄」でJR東海の重役に抜擢(ばってき)され、社長・会長への階段を上りつめ、今や資本家階級の中心にのし上がった。全原発停止という資本家階級の絶体絶命の危機の中で、こういうやつが「国鉄分割・民営化のように暴力と脅しで再稼働せよ」と登場したのだ。絶対に許せない。JRの外注化・非正規化も原発も推進しているやつらは同じだ。国鉄決戦と反原発の闘いは一つだ。葛西によって虐殺された人びとと家族の無念は必ず晴らさねばならない。
 だが葛西は、「原発をすべて再稼働させる」展望などまったく持てていない。投稿は「『表層民意』は脱原発から反原発へと自己成長した」「国民の説得は1年前よりもさらに困難になった」と絶望感にあふれている。大飯原発は地元からも反対の声が上がりだし、再稼働はいっそう困難さを増している。
 全原発の稼働など絶望的だ。政府がつくった再稼働の「前提」であるストレステスト1次評価でさえ原子力安全委員会で確認終了したのは大飯3、4号機のみ。あとはストップしたままだ。原子力安全委員会と原子力安全・保安院を統合させて発足予定の原子力規制庁もそのめどもたっていない。何よりも巨万の労働者民衆の怒りが原発を包囲している。原発は13カ月ごとに定期検査が義務づけられているが、万が一再稼働を強行しても、それを待つまでもなく怒りを爆発させた労働者階級人民の力で必ず停止させるであろう。

 電産労組の闘いを現代に復権させる時

 再稼働を絶対に粉砕し、全原発停止から廃炉に向かって進もう。労働者階級の団結した力こそあらゆる困難をのりこえ勝利を実現する道だ。
 原発労働者、電力産業の労働者の怒りと結びつき、電力総連指導部を打倒し、闘う労働運動をつくろう。戦後革命の中軸を担った部隊の一つは電力産業の労働者だった。電気をぶっ止めた「電産スト」は世界史でもまれな闘いであり、労働者が団結した時にどれだけすごいことができるのかを衝撃的に示した。この闘いに資本家どもは震え上がり、レッドパージで電産から戦闘的労働者をたたき出し、電産労組の反共組合への変質を徹底的に推進させてきた。
 だが賃労働と資本の関係のもとで、労働者である限り電力労働者の中に資本への怒りは絶対にある。3・11に直面した電力労働者の多くが労働者としての感性で受け止め、悩み・苦しみ・怒りを増幅させていることも間違いない。福島第一原発で収束作業に従事する労働者や全国の原発労働者の中にも怒りは深く蓄積している。
 この労働者と結びつく闘いが重要だ。原発労働者・電力労働者の中に本物の労働運動をよみがえらせ、闘う労働組合が職場の支配権を握った時、全原発停止から廃炉への展望が広がってくる。原発労働者を被曝から守り、健康と生命・生活を守る闘いが重要だ。動労水戸の被曝労働拒否の闘いこそ原発労働者と結びつく闘いだ。がれき輸送や焼却に反対する自治体労働者や運輸労働者の闘いも同じだ。
 「地元は再稼働を望んでいる」は分断攻撃だ。原発地元の反対の声と結びつき、地元のJRや自治体・教労職場を中心に国鉄と反原発を闘う労働運動を前進させよう。
 そのためにも国鉄を始めとして被曝労働絶対反対に決起し、動労千葉を先頭に10月1日のJR検査・修繕部門の全面外注化を粉砕しよう。国鉄攻防にかち抜き、労働運動全体の力関係を覆すことが勝負を決する。
 7・16代々木公園10万人集会大成功の先頭で闘い、8月広島・長崎反戦反核闘争の勝利を実現しよう。その力で資本家どものどのような悪あがきもねじ伏せ再稼働攻撃を絶対に粉砕しよう。

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週刊『前進』(2539号5面5)(2012/06/11 )

 三里塚裁判傍聴を!

◎市東さん行政訴訟・農地法裁判
6月25日(月) 午後1時30分開廷 千葉地裁
(傍聴券抽選のため1時間前に集合)
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市東さん農地裁判勝利 第3誘導路工事粉砕
7・8三里塚現地闘争
7月8日(日) 午後1時30分 萩原進さん宅の「横川」の畑
(天神峰・市東さん宅南側の東峰開拓組合道路沿い)

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