ZENSHIN 2011/07/04(No2494 p08) 
|









週刊『前進』(2494号1面1)(2011/07/04 )
7月国労大会決戦に全力で決起しよう
闘争団切り捨て・労資一体化許すな
すべての原発を直ちに廃炉に 8月広島―長崎「世界大会」へ
革共同政治集会に大結集しよう
国鉄1047名解雇撤回闘争が新たな段階に突入した。ついに国労本部が「国鉄闘争終結」を宣言し、労資一体の御用組合へと大変質、大転換しようとしている。労働運動をめぐる重大事態だ。「規約改定」による闘争団の切り捨てと国労の連合化、労資一体化を許さず、7月国労大会決戦に突入しよう。動労千葉は基地再編や外注化攻撃との大決戦に決起している。国鉄決戦に勝ち抜き、反原発を真っ向から掲げた3・11大震災情勢下の8・6広島-8・9長崎闘争に向け、7・8東北大学集会-7・10反戦反核東京集会-7・17いわき集会の大成功をかちとろう!
(写真 大高揚した6・19フクシマ大行動。政府・東電の現地対策本部へ怒りのデモ【福島市】)
国労の戦闘的再生をかけた大会決戦
国労本部は6月24日、「国鉄闘争終結」を宣言した。彼らは平然と、「JR7社が国鉄分割・民営化で解雇された国鉄労働者の雇用を拒否したことで、闘争継続は困難になった」と言っている。ふざけるな! そもそも昨年の4・9政治和解の時点で、「雇用なし」で闘争を終結させるつもりだったではないか。それを「雇用・年金・解決金は最低限かちとる」と言って、闘争団員を欺き、4・9政治和解を認めさせたのではなかったか。
国労本部は、7月28、29日の定期大会で「国鉄闘争終結」を正式決定し、国労の36闘争団も解散するという。国労本部が大会に提出する「規約改正案」では、組合員資格を「(JRおよびJRグループに)雇用された労働者」に変更し、JRに雇用されていない闘争団員を国労から排除している。それは、政治和解を拒否して解雇撤回まで闘う4人の闘争団員をも国労からたたき出すことを意味する。
国労本部は、闘争団を最後的に切り捨てることで、国労を労資一体の御用組合に大転向させようとしている。これこそ4・9政治和解の狙いだ。1047名解雇撤回闘争を解体して、労働運動全体を消滅させる大攻撃だ。これはまた、「全員解雇・選別再雇用」の国鉄型首切りが全労働者に襲いかかることを意味する。
だが国労闘争団員や国労組合員は、こんな大裏切りを絶対に許さない。国鉄分割・民営化から24年、人生をかけて闘ってきた国鉄労働者の誇りを、こんなやり方でつぶせると思ったら大間違いだ! 闘争団と国労組合員の怒りは必ず爆発する。大会までの1カ月間が決戦だ。全組合員に「闘争団切り捨てを許すな! 国労本部打倒! 国労の戦闘的再生を!」と訴え、7月国労大会決戦を闘おう。
国労本部は、JR7社が雇用を拒否したことをもって「勝てる展望がない」という。だが事態はまったく逆だ。今や青年労働者や学生を先頭に、反原発の闘いが大きく爆発している。「福島を返せ!」という労働者人民の怒りの決起は、資本主義に奪われたすべてを取り戻す人間の根源的な要求であり、社会の根底的変革を求める闘いだ。この闘いと国鉄1047名闘争が結合した時、労働者人民のエネルギーが大爆発するのだ。
新自由主義は大恐慌下で、大震災と原発大事故をもたらした。その新自由主義の突破口が国鉄分割・民営化による国鉄労働運動解体の攻撃だった。新自由主義の「競争原理と自己責任」は、労働者人民の生活を徹底的に破壊してきた。大震災以前から、労働者の置かれた現実は我慢の臨界点を超えていた。この新自由主義攻撃と24年間、人生をかけて闘ってきた国鉄1047名闘争が、原発事故に怒りを爆発させる青年労働者と学生の心をとらえないはずはない。ついに国鉄1047名の解雇撤回をかちとる時が到来したのだ。
国鉄闘争は、分割・民営化以来の大決戦である。動労千葉は6月26日に定期委員会を開催し、基地再編攻撃と対決し、京葉車両センターの構内運転業務の外注化を阻止する大決戦に突入した。国鉄決戦の勝利にこそ労働者の未来がある。動労千葉や解雇撤回を闘う国労闘争団員とともに勝利へ闘おう。
原発なしに存立できぬ国家は打倒を
8・6広島-8・9長崎の反原発・反戦反核闘争の歴史的大高揚に向け突き進もう。ブルジョアジーと菅政権は、原発推進の国家意志をむきだしにしてきている。経済産業相・海江田は、「原発の安全対策が確認された」と称し、6月29日には玄海町と佐賀県を訪問し、運転停止中の玄海原発の再稼働を要請した。絶対に許せない。
福島原発事故でまき散らされた大量の放射性物質は、東北のみならず首都圏・関東全域に降り注ぎ、各地で高い放射線量が記録されている。住民10万人が避難させられ、膨大な子どもたちが日々被曝を強制されている。福島原発では高濃度汚染水が増え続け、海や土壌を日々汚染させている。汚染水を浄化して原子炉冷却に使う循環式冷却システムもすぐに故障した。菅政権は子どもたちの被曝になんの対策もとらず、原発事故の収束の展望もない中で、再稼働に動き出したのだ。原発推進の菅政権を革命的に打倒しよう!
6月28~29日に東京電力など電力各社の株主総会が行われ、株主から原発反対の発言や決議案が相次いだ。だが電力会社の大株主である銀行などの金融資本の力で、「脱原発」議案を否決し、原発推進の方針を鮮明にさせた。これこそ資本家階級と国家の意志だ。国鉄分割・民営化攻撃の張本人であるJR東海会長・葛西は、原発推進の一点に「国の命運がかかっている」と言い、資本家どもは「原発がなければ経済が成り立たない」と強弁する。資本家たちは、避難民や子どもの命よりも金もうけが大事だと言っているのだ。
事故で人類を破滅に導く原発がなければ成り立たない国家や経済など、つぶすしかない。しかも原発は核武装とも一体だ。都知事・石原は「日本は核武装せよ」と公言している。原発は即時停止・廃絶以外にない!
原発を停止・廃絶する唯一の道は、労働者階級の団結と決起で、資本家階級が牛耳る原発推進の国家体制を打ち倒すことだ。そもそも原発事故を引き起こした犯罪者たちが、今も権力の座に居座り、「原発推進」「復興」などと叫んでいる。冗談ではない! なんの責任もとらない犯罪者たちを、これ以上野放しにしてはならない。しかも原発を推進している連中と、労働者への首切り・賃下げを強行し、「復興」の名で大増税や社会保障解体を進めようとしている連中は、同一なのだ。
さらに国鉄分割・民営化を強行し、非正規職を拡大し、沖縄に米軍新基地を押し付け、三里塚農民から農地を強奪しようとしている連中も、同じ犯罪者たちだ。こんな連中の国家と原発推進体制を、労働者の力で打ち倒し、今こそ労働者人民の権力を打ち立てよう。
闘う労働組合の力が社会を変える!
「原子力村」に象徴される腐った利権集団は資本主義の国家体制そのものであり、これを打ち倒さなければ何も変わらないことを、労働者人民は認識しつつある。反原発闘争に嵐のように決起する青年労働者や学生は、反原発を闘い社会を変えたいと思っている。
資本主義社会を根本からひっくり返し、労働者が主人公の新しい社会をつくる力は、被災地を先頭にした青年労働者や学生の中にこそある。そして腐りきった権力者たちを打ち倒すためには、闘う労働組合が必要だ。労働者が置かれたひどい現実は、労働組合が屈服と変質を深め、資本の手先となることによってつくられた。今こそ労働運動の現状を変え、闘う労働運動を絶対に甦(よみがえ)らせよう。
資本家階級は、労働運動が甦ることを心底から恐怖している。だからこそ昨年4・9政治和解で1047名闘争をつぶそうとしてきたのだ。だが、国労本部が資本の手先に転落しようとも、動労千葉を先頭とした国鉄闘争全国運動がある。今や、反失業・反原発闘争に立ち上がった膨大な労働者や農漁民、学生が、国鉄闘争全国運動に大合流しようとしている。
1047名闘争の勝利も、原発をなくしていく闘いも、人間が人間らしく生きられる社会をつくるための道も、すべてが労働運動の再生にかかっている。今こそ、全国の職場・地域に闘う労働組合を甦らせよう!
労働運動の再生と革命党の建設は一体だ。労働者階級の団結した力で、革共同を革命に勝利する党として建設しよう。そのために圧倒的な夏期カンパを寄せて下さい!
7月闘争を闘い、8・6広島-8・9長崎へ進撃しよう。すべての闘う労働者人民は、革共同政治集会に大結集しよう!
------------------------
---------------------------
週刊『前進』(2494号1面3)(2011/07/04 )
前進速報版から
▼釜山の韓進重工業で強制執行打ち返しクレーン死守▼JR基地統廃合と対決し動労千葉が銚子総行動▼水戸で意気高く反原発デモ
------------------------
---------------------------
週刊『前進』(2494号1面4)(2011/07/04 )
革共同政治集会(東京、関西、東北)
闘う労働組合をよみがえらせ、大恐慌―大震災・福島原発事故の危機を反帝・反スターリン主義世界革命へ転化するために闘おう
■東京 ---------------------------------
7月31日(日)午前11時半開場
豊島公会堂(豊島区東池袋1-19-1)
■関西 ---------------------------------
7月31日(日)正午開場/午後1時開会
大阪市立中央会館(中央区島之内2-12-31)
■東北 ---------------------------------
7月24日(日)正午開場/12時半開会
仙台市戦災復興記念館地下展示ホール(仙台市青葉区大町2-12-1)
------------------------
---------------------------
週刊『前進』(2494号1面5)(2011/07/04 )
現闘本部の撤去を許すな! 7・18三里塚現地闘争へ
7・18三里塚現地闘争へ
午後1時30分市東さん宅南同盟員所有地
------------------------
---------------------------
週刊『前進』(2494号3面2)(2011/07/04 )
革共同に絶大な夏期カンパを
階級的な労働組合を復権させ資本主義倒す革命党の建設へ
すべての党員、支持者と『前進』読者のみなさん。そして最近初めて『前進』を手にした皆さん。
革共同は今期夏季一時金の支給に際して、労働者党のための絶大なカンパを心から訴えます。
フクシマの怒り爆発
人類史が経験したことのない原発事故が時々刻々と進行する中、それでも強行される原発強行政策とあまりに理不尽な震災解雇の拡大に対して、被災地を先頭に地の底からの怒りが噴き出し、すべての人びとの価値観の崩壊と大流動が起こっています。なによりも青年たちのストレートな怒りがもはや押しとどめようもなく噴き出しています。
6・5国鉄闘争全国集会―6・11反原発百万人行動―6・19福島の闘いは事態を新たな段階に押し上げました。国鉄闘争の魂と被災現地の怒りの奥深い結合は、わき起こる青年たちの膨大な決起と結びつき、福島現地闘争の巨大な爆発として結実しました。
6月19日、全国から結集した労働者・労働組合の底力と被災地フクシマの労働者の怒りがみごとに結びつきました。そしてそれが、闘争に参加した全国の人びと、集会とデモに沿道から参加した地元のあらゆる人びとの怒りと力を解き放ちました。労働者・労働組合が屹立(きつりつ)した時、農民も、漁民も、学生も、そして母親も父親も、すべての人民がひとつになってものすごい力を発揮することを実証しました。
党と労働組合の力が
しかしそれは、自然に起こったことではありません。とことん正しい路線と、それを実現するための職場と地域でのたゆみない活動によって生み出されたものでした。
なによりも福島県党の同志と現地に派遣された同志が団結し、一つひとつの職場・組合分会を回ってオルグを重ね、労働組合の決起を引き出したことから始まりました。そして合同労組の闘いが大きく前進しました。公務員への攻撃と「連合」による自粛攻撃を打ち破って、労働組合が先頭に立った時、すべての力が解き放たれたのです。
また家の窓からデモ隊に向かってずっとかざされていたビラは、同志たちが街頭で市民一人ひとりに手渡したものでした。
そして当日、青年が真剣に討議してつくった、誰にでもやさしく叫べるデモ・コールは、すべての労働者、農漁民、学生、お母さんや年配者の怒りを引き出し、途中から多くの人がデモに加わり、その人たちも自らマイクを握ったのです。それはまた何倍もの力になってフクシマの地を揺るがしました。
全国からも「今どうしても行かなければ」と初めてデモに参加した労働者も多く、感動に胸を詰まらせながらデモコールを叫んでいました。
6・19福島闘争は、まさに党の意識的闘いによって実現されたのです。そしてそれは、これから始まる党と全世界のプロレタリアートによる本格的な革命運動の新たな出発点です。
革共同はこうした具体的な苦闘を通して多くの青年労働者のエネルギーをひとつに結合し、青年の党として、6千万労働者階級の党として、いま大きな飛躍を遂げようとしています。
非正規労働者の決起
国鉄1047名解雇撤回闘争では、ついに和解派が「雇用なし」のまま最後的に闘いをたたみ、6月末で「共闘会議」も解散するという恥知らずな姿を明らかにしました。ここでも「みんなウソだったんだ」という怒りがあらためて噴き出し広がっています。動労千葉と4人の国労闘争団当該を先頭にした、国鉄全国運動の圧倒的正しさと展望が、多くの労働者を引きつけています。
6・5国鉄全国集会でもう一つ新たな歴史的闘いが開始されました。郵政非正規の労働者を先頭にした膨大な非正規労働者の決起です。震災解雇と対決して、JR、自治体、教組、民間で、膨大な規模で組合結成が始まろうとしています。
ボロボロの菅政権と日本経団連をはじめとする帝国主義者らは、ここにいたって「原発強行」路線をはっきりと打ち出し、同時に「震災復興」の名のもとに、破綻し、行き詰まった新自由主義政策を絶望的に推し進めることを宣言しました。原発が人類にどれほど破滅的な被害をもたらすものであろうとも、生命力の尽き果てた帝国主義にとって、それしか延命の道はないからです。震災解雇で労働者に襲いかかり、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)の強行で農民を塗炭の苦しみにたたき込む。漁業には大資本が参入し食い物にする。子どもたちがどうなろうと放射能を垂れ流し続ける。
しかしそれは覚醒(かくせい)した膨大な青年たちを先頭に、資本の「墓掘り人」をもっと大量に生み出し、非和解的な階級激突を発展させています。帝国主義のウソと本性を知ってしまった労働者が後もどりすることはありません。
答えは二つです。自ら労働組合をつくり御用組合の支配を打ち破ること。そして革共同に結集し、労働者自身の党を自分の手でつくること。これができた時、労働者階級は帝国主義の支配を打倒し、労働者の社会を実現することができます。
労働者自身の党を!
震災を口実にした解雇や賃金カットにさらされているすべての皆さんに訴えます。
とりわけ6月30日に一時金が支給された公務員労働者のみなさん。襲いかかる公務員攻撃による、理不尽な一時金や賃金の削減攻撃の中だからこそ、今ともに立ち上がってください。労働者党をつくって闘いましょう。ともに闘うための絶大なカンパを訴えます。
また一時金もなく、いつ雇い止め解雇になるか分からない不安の中で闘っている非正規職の仲間に訴えます。もはや自分たちで党をつくって資本家を打倒する以外に労働者の生きる道はありません。そのために可能な限りのカンパを革共同に寄せられることを熱烈に訴えます。
------------------------
---------------------------
週刊『前進』(2494号3面3)(2011/07/04 )
7・17関生弾圧粉砕闘争へ
午後1時 大阪中之島・剣先公園
全日建運輸連帯労組関西地区生コン支部への大弾圧を弾劾し、とらわれている13人の労働者の即時釈放を目指す集会とデモが7月17日(日)午後1時から大阪・中之島の剣先公園で行われる。結集し、ともに闘おう。
5月11日、大阪府警は関西生コン支部の13人の労働者を「威力業務妨害」罪で突然逮捕し、大阪地検は27日に全員を起訴した。これは1年前に労働協約不履行是正を資本に求めた生コン支部の正当な組合活動に対する弾圧だ。昨年7月から大手ゼネコンを相手に139日間の産業ゼネストを打ち抜き、生コン価格の引き上げと賃上げをかちとった関生支部に対する組織破壊の大攻撃だ。
逮捕された高英男副委員長ら13人は不屈に闘っている。全労働者の団結で関生への弾圧を打ち破ろう。7・17闘争を闘いぬき、7・20初公判(午前10時、大阪地裁)に大結集しよう。
------------------------
---------------------------
週刊『前進』(2494号3面6)(2011/07/04 )
三里塚裁判傍聴を!
◎団結街道裁判
7月12日(火)午前10時30分 千葉地裁
☆傍聴券交付のため午前9時30分に集合を
------------------------
---------------------------
週刊『前進』(2494号3面7)(2011/07/04
)
線路を返せ! 職場を返せ! 故郷を返せ! すべての原発をとめよう!
7・17いわき集会
7月17日(日)午後1時 ※集会後デモ(予定)
LATOV(ラトブ)6階(常磐線いわき駅南口すぐ)
主催/国鉄水戸動力車労働組合
協賛/ふくしま合同労組、茨城県地域連帯労組、福島県労組交流センター、茨城県労組交流センター、東日本大震災現地救援対策本部
------------------------
---------------------------
週刊『前進』(2494号4面3)(2011/07/04 )
新刊紹介 国際労働運動 8月号
全世界から広島へ
3・11大震災と未曽有の原発事故は、日本の階級情勢を一変させた。労働者人民の命と生活を根本から破壊したにもかかわらず、資本家階級と政府は居直り、何の責任も取ろうとしていない。しかも反原発闘争の画歴史的発展を敵視し圧殺しながら、大量の「震災解雇」によって危機のりきりと資本主義の延命を図ろうとしている。
これに対して、福島を始めとして、全国で歴史を画する反原発闘争が爆発している。今年の広島・長崎の闘いは、福島の労働者人民の怒りの爆発と、その闘いに心から連帯する全国・全世界の労働者の力で全原発を廃止し、新自由主義を根底から転覆する一大決戦を呼びかける壮大な闘いとなる。
本特集の第1章では、日本階級闘争における広島、長崎の反核闘争の位置を歴史的に明らかにし、福島の反原発の闘いが切り開いた地平を広島・長崎で爆発的に発展させることの決定的意義を明らかにする。第2章では、新自由主義の総破産の時代において、福島と広島の闘いを結合し、全世界の労働者の反原発・反新自由主義の闘いを発展させることを呼びかけている。第3章では、国鉄闘争を軸にした階級的労働運動の力こそが、反原発闘争の勝利のカギをなすことを明らかにしている。
翻訳資料はシンディ・シーハンさんの闘いを紹介した。
------------------------
---------------------------
週刊『前進』(2494号4面4)(2011/07/04 )
日程 7・10反戦反核東京集会
くり返すな!アジア侵略――ヒロシマ・ナガサキ―オキナワ―ビキニ―フクシマを
福島原発事故と日本の核武装を問う
7・10反戦反核東京集会
7月10日(日)午後6時開場 6時半開会 なかのゼロ小ホール(中野区中野2-9-7)
主催 8・6広島―8・9長崎反戦反核闘争全国統一実行委員会
------------------------
---------------------------
週刊『前進』(2494号5面1)(2011/07/04 )
福島の怒りと結び反原発の全世界的なうねりを8・6広島-8・9長崎へ
8・6ヒロシマ大行動アピール
反原発・反戦反核を高く掲げ「闘う世界大会」を実現しよう
秋月丈志
被爆66周年、「フクシマ」後初めての8月6日を迎える。この日、人類史上初の核被爆の地・ヒロシマで、何が語られ、いかなる行動が展開されるのか、全世界の労働者階級人民が注目している。この8・6ヒロシマに、6・5国鉄闘争大集会-6・11反原発100万人行動-6・19フクシマ大行動で解き放たれた、青年労働者・学生を先頭とするすべての反原発・反失業の怒りと力を総結集しよう。そして核と原発の即時廃止へ、世界の労働者階級人民の歴史的宣言を発する反原発・反戦反核の「本物の闘う『世界大会』」(2492号5面論文)をかちとろう。ヒロシマとフクシマから呼びかけられた原発即時停止・廃止の1000万人署名運動を広げ、職場・地域を組織しよう。フクシマを引き起こした戦犯・菅が、首相の座にしがみついたまま広島を訪れ、記念式典に参加しようとしている。怒りの菅打倒
デモをやりぬき、午前9時、原爆ドーム前に全国・全世界から総結集しよう。 第1章 福島原発大事故は「第3の原爆」投下
今夏8・6広島―8・9長崎闘争は、3・11大震災情勢、福島原発事故の進行のど真ん中で、6・5国鉄集会-6・11反原発行動―6・19フクシマの歴史的決起をへて、今や日本と世界の階級闘争の最大の焦点となろうとしている。それは階級的労働運動の力で3・11-フクシマ情勢をプロレタリア世界革命へと転化する壮大な闘いとなっているのである。
8・6-8・9闘争の第一の課題は、6・19フクシマの大高揚を引き継ぎとことん発展させ、ヒロシマ・ナガサキとフクシマの根源的怒りをひとつのものとして爆発させることだ。8・6-8・9闘争を、福島と全国・全世界にわきあがる反原発の怒りの核心にある新自由主義・資本主義・帝国主義への根源的な怒りを徹底的に解き放っていく場とすることだ。
福島原発事故は、ますます深刻化の一途をたどっている。大量の被曝を強制され、いつ自分の命、わが子の命が奪われるかわからないという恐怖。突然に昨日までの生活を奪われ、故郷を奪われ、もう元に戻れないという苦しみと悲しみ。帝国主義は、このような恐怖と苦悩の中に福島の労働者階級人民、農民、漁民を突如としてたたき込んだのだ。まさに「第三の原爆」と言うべき事態の中で、しかし福島の労働者人民は、生き抜くための、自らの生活と命と未来を奪い返す闘いに立ち上がった。「福島を返せ!」その叫びと闘いこそ、66年前の原爆で一面の焦土と化した広島から「にんげんをかえせ」と立ち上がった被爆者の根源的叫びと完全にひとつだ。
6・19でとどろいた「福島を返せ!」「古里を返せ! 人間を返せ! 未来を返せ!」の血叫び、「あくまでも原発を維持し、核武装しようとする連中を、やっつけるために立ち上がりましょう!」「原発も核も放射能もない社会を実現するために闘いを開始しよう」という鮮烈な6・19フクシマアピールは、全国・全世界の労働者階級人民の魂を激しく揺さぶっている。
何よりも被爆者、被爆二世・三世をはじめとするヒロシマ・ナガサキの怒りと闘いを45年8月の原点に引き戻し、再度根底的に爆発させようとしている。戦後日本階級闘争において労働者階級に脈々と継承されてきた核と戦争に対する被爆者の根源的怒りと闘いが、原発事故によるすさまじい放射能にさらされている福島の200万労働者階級人民の怒りと合流し、新たな階級的怒りをもってよみがえろうとしているのだ。
全原発をただちに停止し廃炉にせよ
したがって第二の課題は、反核闘争と反原発闘争の分裂・分断を歴史的に打ち破り、3・11と対決するフクシマ闘争と一体のひとつの巨大な反原発闘争として、とことん闘い抜くことである。そのスローガンは「全原発を直ちに停止し廃炉に!」である。それは、原発・核を必要とする日帝に帝国主義であることをやめよ、資本主義をやめよと強制することであり、革命のスローガンにほかならない。そしてそれは、今や資本の手先となり、資本主義を支え、その中で延命しようとする連合など一切の体制内勢力を打倒するスローガンである。
一貫して「核の平和利用」論に立ち、反原発闘争と反核闘争に敵対してきた日本共産党は、「日本政府が原発からの撤退を決断し、原発をゼロにする期限を決めたプログラムをつくることを求めます」という署名を始めた。また日本の核武装化の問題と原発を切り離してきた原水禁が進めているのは、「脱原発を実現し、自然エネルギー中心の社会を求める全国署名」(1千万署名)である。
これらは、原発と核武装、新自由主義・資本主義に対する根本的批判、その廃止、打倒の闘いから労働者階級人民を徹底的にそらし、引き離していくものとしてある。これこそが日共・原水協、連合・原水禁、市民運動主義者など体制内勢力の「党派性」である。それはまた、震災解雇、非正規職化、賃下げ、合理化・労働強化との闘争の放棄と表裏をなす。
労働組合の力で体制変える
第三の課題は、被爆者解放闘争とプロレタリア自己解放闘争の分断と体制内勢力の制動を打ち破り、反原発・反核闘争を階級的労働組合・労働運動の再生の闘いとしてかちとることである。「フクシマの怒りとともに労働組合の力で世の中を変えよう」ということだ。
われわれは、6・5から6・19の過程を通して、反原発・反核闘争を国鉄闘争・国鉄闘争全国運動と完全に一体化させ、反失業、新自由主義粉砕、資本主義打倒の闘いとして発展させてきた。この道をさらにとことん突き進む。それは戦後電産労働運動と国鉄労働運動の歴史的決着をかけた攻防でもある。
どうやったら原発をなくすことができるのか。電力労働者が原発を止め、廃炉に持ち込み、原発なしでの生産と社会を労働者が組織することだ。電力をはじめとするすべての職場・生産点で資本の支配を打ち破る労働組合をつくることだ。全原発の即時停止・廃止を実際に闘い取る力は労働組合にこそある。
1950年代の日本の原発政策の開始は電産解体と一体だった。中曽根政権下での原発の大増設、核燃料サイクル施設建設の開始と国鉄分割・民営化攻撃の始まり、新自由主義攻撃の激化は一体だった。この過程で連合が結成され、国労、全逓、自治労、日教組をはじめ労働組合は反原発の闘いを放棄していった。ついに昨年8月、連合は原発推進を公然と明確に打ち出すに至った。
福島原発事故の進行の中で、日帝資本・権力とその完全な手先と化した国労本部指導部が国鉄闘争の息の根を止め、日本の労働運動を死滅させようとしている。
だが1047名闘争圧殺の4・9政治和解を打ち破ってつくりだされた国鉄闘争全国運動は、日本労働運動の階級的再生への道を決定的に切り開くものとなった。日本労働運動の再生をかけた7月国労大会決戦を焦点とする国鉄決戦に勝ち抜き、反原発と反失業を一体のものとして闘う労働組合の圧倒的な登場を実現しよう。
8・6-8・9闘争を、4大産別(国鉄、教労、全逓、自治体)を先頭に、連合の労働者支配を打ち破る総決起の時としよう。とりわけ教育労働者は、日々被曝と向かい合う福島県教組の必死の闘いと連帯し、日教組本部の度し難い屈服を打ち破って職場から反戦反核、全原発即時停止・廃炉へ立ち上がろう。
青年労働者と学生が先頭に
第四の課題は、3・11大震災・原発事故に怒りをたぎらせて立ち上がっている青年労働者、学生の反原発・反失業の総決起と階級的団結の形成・拡大としてかちとることである。ここにヒロシマ・ナガサキとフクシマを結ぶ最も革命的な環があるのだ。
反原発闘争の先頭に立っているのは青年労働者であり、学生だ。青年・学生を先頭にして、6・11反原発デモの巨大なうねりは、新宿駅東口の広場にエジプトのタハリール広場のような解放区をつくりだすまでに一気に高まった。
ブルジョアジーどもは何よりも青年労働者が反原発闘争の先頭に立って闘っていることに恐れおののき、激しい憎悪を燃やしている。そして青年労働者たちに向かってこう言っている。「原発が止まったらおまえたちの働く場所もなくなるぞ」「工場は海外へ出て行くぞ」と。
ふざけるな! こんな恫喝は、青年労働者、福島の労働者、農漁民をはじめ労働者階級人民大衆にはもはや一切通用しない。6・19フクシマアピールで怒りを込めて暴露されたように、今の日本経済のあり方、社会のあり方、すなわち新自由主義の続行がもたらしているものこそ、青年労働者の徹底的な搾取、収奪であり、非正規化であり、賃下げ、解雇ではないか。農漁村、地方の徹底的な切り捨てと破壊ではないか。その行き着いた結果が、「三度目の原爆」と言われるような福島原発事故ではないか!
労働者階級、農漁民、人民大衆は、原発事故・震災解雇に極限的に示される新自由主義による生活・生命の破壊、人間的生存・社会的生産の根源的条件の破壊に対して、根本的に怒っている。
政府、電力資本は「原発を動かさなければ停電になる」などと必死にキャンペーンしているが、むしろ今こそ電源スト・停電ストのような闘いが必要なのだ。全生産を止めるゼネストで、破滅へと向かう資本の運動を実力で阻止し、原発や戦争を必要とするような社会と生産のあり方を根本から変えるべきなのだ。その革命の主体こそ反原発闘争に立ち上がっている青年労働者である。
原爆ドーム前から大行動がスタート
第五の課題は、世界大恐慌、大失業、世界戦争に突き進む帝国主義・資本主義を打倒し、エジプト革命に連帯し、反原発・反核の怒りをたぎらせ、プロレタリア世界革命に進撃する全世界労働者階級の連帯をかちとる「闘う『世界大会』」とすることだ。
午前9時原爆ドーム前が大焦点となった。今年の大行動はここからスタートする。原爆ドーム前を1万人の労働者人民の怒りで埋め尽くすような闘いを実現しよう。
アメリカからは「反戦の母」シンディ・シーハンさんが今年の広島、長崎の闘いに全面的に参加し、熱烈な連帯のアピールを行う。
ヒロシマ・ナガサキに続くフクシマを引き起こした張本人、戦犯・菅の式典参加に怒りをたたきつけよう。被爆者・被爆二世・三世、福島、青年・学生を先頭に、そしてシーハンさんとともに怒りのアピールで広島に結集する全国・全世界の労働者人民大衆を獲得しよう。
反戦・反核の原点の地・ヒロシマから、核時代=帝国主義・新自由主義の時代にピリオドを打つ世界史的大闘争の幕を切って落とそう。
------------------------
---------------------------
週刊『前進』(2494号5面3)(2011/07/04 )
日程 8月広島-長崎反戦反核・反原発闘争
広島
☆被爆66周年 ヒロシマ・ナガサキ、フクシマをくりかえすな!
反戦反核・原発廃止
ヒロシマアピール
8月6日(土)午前9時 原爆ドーム前に集合 10時デモ出発(~県立総合体育館)
すべての核と原発をなくせ! 戦争をとめよう!
8・6ヒロシマ大行動
8月6日(土)12時半~午後2時半 広島県立総合体育館小アリーナ
8・6ヒロシマ大行進
午後3時 デモ出発(~平和公園資料館前)
【関連行事】
労働者産別交流集会
5日(金)午後1時 広島市東区民文化センター
反原発ヒロシマ集会
5日(金)午後6時 広島市東区民文化センター
全国青年労働者交流集会
7日(日)午前10時 広島工業大学広島校舎大会議室
全国学生集会
7日(日)午前10時 広島市南区民文化センター
菅首相来広・祈念式典弾劾デモ
6日(土)午前7時 東千田公園(日赤原爆病院前)
------------------------------------------
長崎
☆福島原発事故を絶対に許さない! 核武装と失業の政策に、労働者の怒りを!
祈念式典菅参加弾劾デモ
8月9日(火)午前10時 城栄公園(路面電車・大橋駅下車)
8・9長崎反戦反核反原発集会
8月9日(火)午後1時半 長崎県勤労福祉会館2階講堂
主催 8・6広島―8・9長崎反戦反核闘争全国統一実行委員会
朝鮮人原爆犠牲者追悼式典
9日(火)午前7時半 爆心地公園の原爆朝鮮人犠牲者追悼碑
主催 長崎朝鮮人の人権を守る会
------------------------
---------------------------
週刊『前進』(2494号7面4)(2011/07/04 )
日程 7・8東北大集会
被災地から怒りの声を!キャンパスから原発止めよう! 7・8東北大集会
7月8日(金)正午 東北大学/川内北キャンパス
主催・東北大学学生自治会
------------------------
---------------------------

