ZENSHIN 2010/05/24(No2440 p06)

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週刊『前進』(2440号1面1)(2010/05/24 )

 5・15沖縄 米軍基地撤去・安保粉砕へ闘い爆発

 青年労働者と学生を先頭に

 沖縄・三里塚の高揚を6・13国鉄大集会へ

 泉佐野市議選 国賀祥司さん7選の大勝利 (記事3面)

労組交流センターも合流し、1万7千人で普天間基地を包囲(16日 宜野湾市)

土砂降りの雨の中、圧倒的な注目を集めて国際通りをデモ(5月15日 那覇市)

「復帰」38年5・15沖縄集会に350人が結集(5月15日 那覇市)

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週刊『前進』(2440号2面1)(2010/05/24 )

 中野洋同志を心から追悼する

 動労千葉の労働者と共に第2次国鉄決戦とプロレタリア革命の勝利へ闘うことを誓う

 革命的共産主義者同盟議長 清水丈夫

  (一)

 中野洋同志は偉大な労働者であり、労働運動の最高の指導者であり、不世出の大革命家だった。日本の労働者階級、そして世界の労働者階級にとって本当にかけがえのない存在であった。
 中野同志は何よりも労働者を愛し、動労千葉の労働者、仲間を愛し、動労千葉という労働組合を限りなく愛してきた。ここに中野同志のマルクス主義、労働運動、革命運動が本物で迫力あるものだった根拠があると思う。中野同志は団結した労働者の無限の力を心から確信していた。実際、中野同志とともに闘ってきた動労千葉(動労総連合)の労働者は、第2次国鉄分割・民営化攻撃と言うべき検修・構内部門全面外注化攻撃、国鉄1047名解雇撤回闘争陣形破壊の大攻撃に対して、中野同志を喪(うしな)った悲しみをのりこえて大ストライキ闘争をもって決起し、組織拡大の力でJR体制を打倒するために立ち上がっている。
 革共同はここに、動労千葉(動労総連合)労働者とともに、また全国の闘う仲間とともに、動労千葉のもとに結集し、動労千葉を守り抜き、強大化し、JR打倒、日帝打倒、世界革命まで闘いぬくことを宣言したい。このことを中野同志の霊の前に固く誓う。

  (二)

 中野同志の成し遂げてきた業績は到底語り尽くせないほど大きい。しかし、あえて一言で言えば、彼は階級的労働運動と革命的共産主義運動の歴史において、一つの革命を成し遂げたということである。
 「労働者階級自己解放闘争としての共産主義(運動)」「労働者階級の解放は労働者自身の事業である」――これはマルクス主義を学んだ人なら誰でも知っていることであるが、実際にこれを実現することは、革命を本当にやり抜くことと等しいくらい大変なことである。中野同志はこれを現実に本当に実現していく闘いを、動労千葉でともに働く労働者とともに理論的、思想的、実践的に切り開いたのである。それは職場生産点で労働組合運動をとおして、資本・権力の労働者支配・分断支配と、絶対反対論と階級的団結論をもって闘い、労働者の自己解放の無限の力を引き出していくこと、そしてそれを労働者自身のマルクス主義の学習の活動と結合し、一体化していくこととして展開された。
 社民的ダラ幹やスターリニスト的ダラ幹の、労働組合と党や共産主義活動を分断し、労働組合は改良の枠内の闘いという形で、労働組合をいやしめていくやり方を打破して、同志中野はこのような闘いを動労千葉労働運動として現実化していった。労働組合自身がマルクス主義を学び、マルクス主義を現実的に武器としつつ、資本・権力と、階級的団結を武器に徹底的に闘い抜く時、その闘いはプロレタリア革命に至る労働者自己解放闘争全体へと発展する力を内在している。これは端的に言って、労働組合の革命論的意義として確認されていった。階級的労働運動論の確立と実践である。
 もちろん、中野同志は、資本家階級が国家権力を掌握し労働者階級を経済的、政治的、社会的に抑圧、支配している資本制社会を革命的に転覆するためには、労働者階級は自己自身の党として革命的共産主義の党を建設することが決定的に必要であることは、マルクス主義者として圧倒的に確認していた。問題は党が労働者階級自身の党として職場生産点に根を下ろし、労働組合運動の白熱的展開の中で、その先頭に立って闘い抜くことをとおして建設されなければならないということであった。つまり、階級的労働運動と革命的共産主義運動は労働者階級自己解放闘争の労働者自身による具体的展開として、限りなく有機的一体的に闘いとられなければならないということである。
 私は、中野同志が動労千葉と動労千葉派の具体的実践的苦闘の中で、闘う労働者とともに生み出し発展させた、この労働組合と党のあり方こそ、わが反帝国主義・反スターリン主義革命運動とその党(革共同、マル青労同、マル学同)が労働者階級の党として、真にプロレタリア革命を成就しうる党として自己形成していく上での決定的なカギをなす、現代の「何をなすべきか」であると確信している。06年の党の革命もまさに、これまでの党にあったゆがみを正し、これを全面的に貫徹する大変革だったのである。

  (三)

 中野同志の偉大な業績は、このような現代の「何をなすべきか」を単に組織論、革命論として明らかにしたことにとどまるものではない。中野同志はこれを現実の動労千葉や動労千葉型労働運動、11月派型労働運動として、決定的に資本・権力と闘いぬき対峙する一つの階級的勢力として形成する先頭に立ち、その闘いを勝利に導いてきたのである。
 そして、この点で決定的なブレークスルーは、1987年の国鉄分割・民営化攻撃と真っ向から対決し、松崎・動労カクマルの希代の裏切り、国労ダラ幹の裏切り的無為無策という大重圧、そして民間反革命の現代のファシスト・カクマルの度重なる襲撃をはねのけ、断固勝利的に貫徹し、動労千葉1200の階級的団結を堅持することに成功したことである。この力のもとで、1047名解雇撤回闘争の陣形も形成・堅持されてきたということである。
 ここで確認しておくべきことは、1987年に中曽根のもとで強行された国鉄分割・民営化攻撃は、日本での新自由主義攻撃の背骨をなすものとしてあるということである。そして、それは周知のように、けっして完了したり、終了したりしているものではないということである。大恐慌で破綻した新自由主義はボロボロになりながらも、結局、より悪質で、より凶暴な新自由主義攻撃を見境なく強行するしか延命の道はない。実際、動労千葉の闘いと1047名闘争によって、根幹のところで大きな打撃を受けたJRは、今や大恐慌下の不況重圧にあえぎつつ、ライフサイクル攻撃や検修全面外注化攻撃、そして1047名闘争破壊攻撃を内容とする第2次国鉄分割・民営化攻撃にのめり込んできている。そして、そのことの成否は、財政危機にあえぐ日帝ブルジョアジーの公務員360万人の「いったん解雇、選別採用」の大反革命の帰趨(きすう)を決めるものとなってきている。
 すなわち、中野同志が生涯をかけて守り育てた動労千葉と動労千葉派、11月派の階級的労働運動は、いま再び大恐慌下の日帝との階級決戦の中心軸になってきているのである。
 さらに言えば、大恐慌下の階級決戦を、第2次国鉄決戦勝利の闘いを基軸にして闘い、プロレタリア革命への道を開く突破口とするという路線を、中野同志は、動労千葉(動労総連合)の労働者とともに切り開いてきたのである。
 中野同志の切り開いた地平をがっちりと固め、今こそ第2次国鉄決戦を、1047名闘争陣形解体策動を徹底的に粉砕して、60年安保、70年安保を超える大闘争として全力で闘いとっていくことが、今日のわれわれの任務となっている。

  (四)

 動労千葉と動労千葉型労働運動のもつ階級性、革命性、吸引性、発展性は、真に階級的に自己解放闘争を開始した労働者階級の団結体のもつ特性としてあると言える。
 中野同志は、この点からして、全日建運輸連帯労働組合関西地区生コン支部、全国金属機械労働組合港合同との間で3労組共闘を形成し、かの11月集会をかちとるイニシアチブをとった。
 この11月集会が、年々発展する中で、日本階級闘争において果たしてきた役割の大きさは計り知れない。これは、実に日韓米の3国国際連帯にまで発展して、今日に至っている。これも今、一大開花期を迎えている。そして、この3労組は、今再び6・13の1047名闘争貫徹、第2次国鉄決戦貫徹のための「全国的大運動」の呼びかけ主体となっている。
 また、動労千葉と動労千葉型労働運動をテコとしての労働学校の開催、そして、それを契機としてのマル青労同、マル学同の再建に向かって、中野同志の懸命な努力には、実に頭が下がる思いである。
 今日の大恐慌下で真に階級的労働運動をプロレタリア革命へと発展させるためには、動労千葉も、革共同も、青年労働者の獲得に成功しなければ将来はない。2000万青年労働者と300万学生は今、資本主義の矛盾の集中的重圧のもとで怒りにあふれている。この力を解き放つ以外、革命の勝利はない。6000万プロレタリアートの決起もできない。
 ここから中野同志を先頭にして、マル青労同1000人、マル学同1000人の具体的目標が戦略的に設定された。さらに動労千葉青年部結成をも視野に入れて、青年学生を組織する闘いが開始された。今日、春闘に見るように、こうした青年労働者・学生のすさまじい力が、日本の階級闘争の大地でのびのびと力強く成長しつつあるのである。
 とにかく、同志中野の残した足跡の大きさ、その広さは、まことに驚くべきものである。まさに偉大な労働運動家、不世出の大革命家という以外にない。

  (五)

 この追悼文の最後に、今一度次のことを確認したい。
 大恐慌下の革命情勢を、日本の、世界の労働者階級、革共同は、絶対に見逃してはならない。中野同志が切り開いた階級的労働運動と革命的共産主義運動の、職場生産点を土台としての一体的形成を、今こそ爆発的に推進し、巨大な物質力へと発展させよう。
 第2次国鉄決戦という決定的な水路をゴリゴリと突き進み、大恐慌をプロレタリア革命に転化するために、あらゆる努力をしよう。そして、プロレタリアートの決定的勝利=革命の勝利のために、あらゆる努力、あらゆる創意を働かせよう。どんな階級的困難、階級的攻防の激化も恐れず、プロレタリア革命に向かってまっすぐに突き進もう。
 反帝・反スターリン主義世界革命の大旗を打ち振り、「革共同綱領草案」がはっきりとさし示す進路と目的をめざして、どこまでも驀進(ばくしん)しよう。
 中野同志は、動労千葉とともに、革共同をこの上なく愛していた。そして、その革共同が09年、「革共同綱領草案」を確立したことについて、中野同志は心から喜んでいた。
 全日本と全世界の労働者階級、動労千葉と動労千葉派、11月派の全労働者同志たち、そして、革共同、マル青労同、マル学同の全同志たちよ。
 今こそ偉大な中野同志の切り開いた道を圧倒的に推進し、勝利させ、プロレタリア世界革命を勝利させていこう。これこそが、同志中野への最高最大の追悼ではないだろうか。ともに闘わん。
 中野同志よ、これを見守ってくれ。

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週刊『前進』(2440号2面2)(2010/05/24 )

 動労千葉の夏季物販を新しい全国運動の柱に

 6・13大集会の組織化に全力を

 4月9日、政府と与党3党・公明党が国鉄1047名問題の「解決案」で合意した。前原国土交通相の「今後とも、国鉄改革の完遂に全力を挙げる」という談話の意味は、国鉄労働運動を根絶することだ。国鉄闘争の火を絶対に消してはならない。6・13大集会3000人結集を実現し、新たな全国運動の大前進をつくりだそう。その最大の武器は動労千葉の物販闘争だ。

 反合理化闘争復権させよう

 4者4団体は4月12日、「解決案」受け入れを決定した。この「解決案」は、民主党への白紙委任という形で推し進められた。その結果、当初は「三つの要求」として鳴り物入りで宣伝された「雇用・年金・解決金」は、ふたを開ければ「@すべての訴訟を取り下げる、A不当労働行為や雇用の存在を二度と争わない、B雇用は保障できない」という「和解3条件」に置き換えられてしまった。
 何よりも「動労千葉を除く」と明記してあり、1047名当該である動労千葉の9人を排除している。前原国土交通相の談話に示されているように、権力とJR資本は、1047名解雇撤回闘争に幕を引き、国労をJR総連・カクマルに代えて国鉄闘争根絶のために利用しきろうとしている。
 この攻撃に総力で反撃し、新自由主義と対決して、反合理化闘争を復権させることが求められている。その力は職場・生産点の労働者の中にある。反合・運転保安闘争と物販闘争の力で、合理化攻撃と闘えなかった戦後労働運動の壁を今こそ突破し、新しい労働運動の創成をやりとげよう。6・13大集会は、そのための決定的な跳躍点だ。

 検修外注化4月実施を阻止した

 動労千葉は5波にわたるストライキを闘い、検修・構内業務外注化の4月1日実施を阻止する歴史的大勝利をかちとった。反合・運転保安闘争路線で労働組合が闘えば、外注化は絶対に阻止できる。
 検修外注化計画は、JR東日本全体で5000人の検修職場の労働者のうち1500人の業務をまず外注化し、5年後には検修職場をすべて外注化するというものだ。そしてJR自体を数百の子会社・孫会社に分割し、JRの労働者の大多数を非正規職に置き換える大攻撃だ。
 こんなことが簡単にできるわけがない。千葉での外注先である「千葉鉄道サービス」は、検査・修繕のノウハウも体制もない単なる車両清掃会社だ。管理職も含め、業務を「丸投げ外注化」するしかない。それは「偽装請負」「強制出向」という違法行為のオンパレードになる。だから外注化は、労働組合が協力し、組合員に強制することによってしか成り立たない脆弱(ぜいじゃく)なものだ。
 しかも、先に国労本部やJR総連の協力で外注化された保線を始めとする保守3部門を見れば明らかなように、業務は完全に破綻している。これはJR自身が動労千葉との団交で認めていることだ。さらに車両故障による輸送障害が大手私鉄の平均の10倍以上に達しており、いつ第2の尼崎事故が起きてもおかしくない。運転台に「故障シール」が張られたままの列車や、車輪の「フランジ厚」が規定値を割り込んだままの列車が平気で本線を走っている状況だ。外注化は根本的に破綻しているのだ。
 同時に検修・構内業務外注化は、矛盾を平成採用の青年労働者にしわ寄せする。その中で動労千葉の6人の平成採用組合員が「外注化の問題はおれたち自身の問題なんだよ!」と声を発した時、東労組内部の青年労働者からも「ストを配置しろ!」という突き上げが噴出した。動労千葉の闘いが、ついに青年労働者の決起を引き出したのだ。これが最後的な決定打となって、4・1外注化実施は中止に追い込まれた。
 外注化は闘えば絶対に阻止できる。この動労千葉の勝利の地平と展望を全国の職場生産点に徹底的に持ち込むことが、何よりも求められている。動労千葉物販闘争こそ、その最大の水路だ。
 国鉄分割・民営化は、当時の首相である中曽根が言ったとおり、国鉄労働運動を根絶することにより総評労働運動を解体し、日本の労働運動それ自体を根絶する攻撃だった。したがって資本と労働者階級が力と力で激突する階級決戦であり、最初から力による決着以外ありえないのだ。

 職場の力関係が勝敗決める

 すべては職場生産点における力関係によって決する。職場の団結こそ労働者の力だ。そして解雇は団結の力で撤回させるものだ。船橋事故闘争も、裁判では負けたが、団結の力で職場復帰をかちとった。問題は、とことん職場生産点にこだわり、職場生産点から労働者の団結をつくり出していくことにある。
 4・1外注化実施阻止の勝利は、ストライキだけでなく、むしろこの10年間の職場生産点での反合・運転保安闘争路線に基づく地道な職場闘争の積み重ねの上にかちとられた。特筆すべきは、「業務外注化推進条項」を盛り込んだシニア協定との闘いだ。この勝利が実は生命線だった。
 当初JRは、シニア協定で、退職者を再雇用し、外注化の逐次実施をもくろんだ。だが、これに対して再就職をけって立ち上がったのは、定年を控えた現場組合員たちだった。「JRで働き続ける若い仲間のために」自分の定年後の再就職をけったのだ。外注化をめぐる死闘は、現場労働者の退職後の生活をかけた決起によって、その血路が切り開かれていった。
 動労千葉の組合員は、組合の危機を自らの決定的な決起によって切り開いてきた。動労千葉の組合員は、動労千葉を自分の組合だと感じ、指導者を自分たちの指導者だと思い、ものすごい力を発揮してきた。動労千葉の古参の組合員は言っている。「中野洋という指導者はおれたちがつくった。おれたちが育てたんだ」と。階級こそ最高の教師であり、階級から学ぶことに限りはない。反合・運転保安闘争路線とはこういう闘いだ。
 とことん職場生産点にこだわり、職場闘争をとおして職場支配権をもぎりとり、職場丸ごとの決起をつくりだす。団結の力で職場生産点から力関係を転覆していく。
 そのためにも、物販闘争をとおして動労千葉の勝利の教訓を持ち込むことが決定的だ。自分の職場で反合・運転保安闘争を実践する時、困難や壁をのりこえる最高の力は、動労千葉の闘いにじかに触れることだ。動労千葉と自分の職場の現実が同じであり、それが国鉄分割・民営化から始まったことを理解した時、動労千葉の闘いの中に自分の職場の現実を変える力があることを学べる。だから物販闘争は、反合・運転保安闘争の職場実践において絶対不可欠であり、組織化の最大の武器なのだ。

 物販は攻めの解雇撤回闘争

 国土交通省は、国労闘争団910人全員の署名入り承諾書の提出を要求している。「不当労働行為や雇用の存在を二度と争わない」と誓い、国鉄分割・民営化の正当化を認めるとは、今、全労働者に襲いかかっているあらゆる民営化−合理化−外注化−非正規化の攻撃を認めることだ。「国鉄闘争の火を消してはならない」という訴えは、どんな労働者もけっして否定しきれない。この大義を掲げて、思想も闘い方もまったく違う膨大な労働者階級の中に深々と分け入っていく。4・1外注化実施阻止の勝利の地平から、「民営化−外注化は絶対阻止できる。国鉄労働者は絶対に立ち上がる」という勝利の展望を語り尽くす。そのオルグの最大の水路が物販闘争だ。
  「新しい全国運動」の成功は、反合・運転保安闘争と物販闘争を全国の職場生産点で全力で実践する中にある。そのためにも動労千葉を支援する会を全国に結成し、組織化の柱に物販闘争をどっしりと据えきろう。
  日本の労働者は、20年以上にわたり1047名の物販闘争を支え続けた。24年も闘い続けた1047名もすごいが、20年以上も物販闘争を支えてきた労働者もすごい。そうした労働者が日本には100万人もいるのだ。今、この労働者とつながらなくていったい誰とつながるのか。今この労働者を獲得しなくて、いつ何をするというのか。日本の労働者階級を信じ切れるかどうかに勝負はかかっている。
  物販は1回や2回のオルグで白黒がつく闘いではない。10年通い続けて初めて注文が取れたという例は山のようにある。物販闘争の強みは、その正義性、大衆性にあるだけでなく、その継続性にある。反合・運転保安闘争が「攻めの反合理化闘争」なら、物販闘争は「攻めの解雇撤回闘争」なのだ。
  反合・運転保安闘争と物販闘争を車の両輪に、合理化攻撃と闘えなかった戦後労働運動の限界を突破し、新しい労働運動を創造する。ここに「新しい全国運動」の路線的核心がある。
  物販闘争を「新しい全国運動」の組織化の柱に据えきり、6・13大集会3000人結集を絶対に実現しよう。
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◇販売品目◇   (円)

 

 

 

 

 

1 天津甘栗       500
2 焼カシューナッツ   650
3 特選甘納豆      500
4 もずくスープ     550
5 オレゴンプルーン   900
6 ポケットチーズ    900
7 ビーフジャーキー   600
8 さつま芋甘納糖    450
9 スティッチバスタオル 1500
10 黒ウーロン茶     1200
11 北海道レアチーズケーキ 950
12 薩摩のいも焼酎    2900
13 山梨ワイン      2900
14 フルーツゼリー    1500
15 ロシアンケーキ    1000
16 くずきり3種     1300
17 野菜・果汁ジュース  1300
18 どんこ        1000
19 即席みそ汁      1300
20 野菜たまごスープ   1300
21 コンソメスープセット 1250
22 あさりの佃煮     1300
23 さんま丼       600
24 小魚の佃煮      1100
25 わかめちゃん     700
26 ブレンドコーヒー   750
27 静岡茶        650
28 寒干し味噌ラーメン  1300
29 もりおか冷麺     1100
30 北信濃手折りそば   1700
31 島原てのべそうめん  1300
32 稲庭うどん      2000
33 博多冷し中華     1200
34 梅にんにく      1300
35 日高昆布       1000
36 ひじき(房総産)   650
37 根昆布しょうゆ    600
38 天然だしパック    1300
39 ナガイの焼のり(5帖) 1700
40 紀州南高梅      1600
41 ビーフカレー     3000

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国鉄闘争の火を消すな!
国鉄分割・民営化反対! 1047名解雇撤回!
新たな全国運動スタート

6・13大集会

6月13日(日)午後1時 東京・文京シビックホール
主催 国鉄分割・民営化に反対し、1047名解雇撤回闘争を支援する全国運動

丸の内線・南北線「後楽園駅」1分、三田線・大江戸線「春日」1分、JR総武線「水道橋」8分

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