ZENSHIN 2002/12/17(NoG002 p02)

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『前進』号外

(1面)
自衛隊イージス艦出兵許すな! イラク開戦阻止の突破口開く
横須賀闘争が大爆発 全学連、機動隊を撃破し進撃 記事 へ
ANSWERから激励 記事へ

(2面)
国際連帯で侵略戦争阻もう 全学連大山委員長ら5人逮捕はねのけ 記事へ
逮捕時に激励の拍手 12日逮捕、15日釈放された井上亮全学連副委員長が同日の集会で決意表明 記事へ
ソウルで10万人反米集会 記事へ
逮捕者・長期獄中者奪還の大カンパを
国労臨大弾圧粉砕へ 8人の早期奪還を 記事へ
爆取デッチあげ弾圧粉砕 4同志奪還の大運動を 1億円基金運動を拡大しよう 記事へ

週刊『前進』(G002号1面1) (写真をクリックすると大きくなります)

 自衛隊イージス艦出兵許すな!

 横須賀闘争が大爆発 イラク開戦阻止の突破口開く

 全学連、機動隊を撃破し進撃 兵士・市民に決起訴え大反響

基地ゲート前で激突 米帝のイラク侵略戦争への日帝・自衛隊の公然たる参戦である、12・16イージス艦「きりしま」のインド洋派兵強行に対して、全学連を先頭に反戦共同行動委員会の横須賀現地闘争が大爆発した。
 12月12日の横須賀闘争で、全学連は大山尚行委員長を先頭に機動隊を撃破する果敢なデモを、大山委員長ら4人の逮捕をはねのけて闘った。
 これに続いて、反戦共同行動委員会は、15、16日とイージス艦派兵阻止の連続闘争を闘いぬき、万余の労働者市民と大合流した。全学連は権力の弾圧体制をうち破って、何度も機動隊を撃破する実力デモを再度たたきつけた。米軍基地前では断固立ち止まって「イラク攻撃は許さない」と徹底的に弾劾した。(写真左 基地ゲート前で激突、米軍基地前で完全に立ち止まって「イラク攻撃を絶対に阻止するぞ!」と徹底的に弾劾した後、機動隊を押しのけてさらに力強く前進する全学連【15日】)16日には、海上デモでイージス艦「きりしま」に肉薄し、派兵阻止行動を最後まで展開した。ヴェルニー公園でも横須賀地区労などの労働者とともに自衛官に出兵拒否を呼びかけ闘った。

 15日、全学連のデモは肉弾戦さながらだった。全学連は、横須賀市民の声援と拍手の中、イージス艦派兵阻止を目指し、何度も機動隊と激突した。その先にはイラク人民、全世界人民との連帯の道が続いていると、ひたすら前に進んだ。機動隊はデモの勢いに押され、米軍ゲート前で、商店街の大通りで、2度、3度と集団で後ろ向きに倒された。デモ隊も何度か前のめりに倒れた。だが、しっかり組んだ仲間の腕を離さずに起きあがり、また機動隊にぶつかった。逮捕された学生は、最後までイージス艦の派兵阻止を訴え、市民の感動を呼んだ。
 この全学連の激闘にこたえ、多くの市民がデモ隊とともに進んだ。数十人の米兵と家族がついてきた。歩道橋の上は市民で鈴なりになった。若者や労働者がビラに群がった。日帝のイラク侵略戦争参戦に対する労働者人民の怒りが解き放たれ、小泉首相の地元である軍都・横須賀を反戦の街に変えた。
「きりしま」に肉薄 そして出港日の16日、全学連と反戦共同行動委の2隻のデモ船は、陸上部隊とエールを交換した後、海上阻止行動を果敢に繰り広げた。「きりしま」の前に立ちふさがり、「イラク人民を虐殺するな」と弾劾した。東京湾を出るまで「直ちに引き返せ」「再び過ちを繰り返すな」と徹底的に弾劾した。多くの自衛官が甲板に出てデモ船の呼びかけを聴いていた。(写真左 「きりしま」に肉薄、イージス艦「きりしま」【基準排水量7250d】の自衛官に出兵拒否を呼びかけ、最後まで派兵阻止を闘う反戦共同行動委の海上デモ隊【16日】)

 さらに1月国際連帯闘争の大高揚へ!

 イラク反戦闘争の巨大な突破口が開かれた。だが闘いは始まったばかりだ。米帝のイラク開戦、日帝の参戦と有事立法攻撃に対する闘いはこれから本格化する。全世界の労働者人民、ムスリム人民と連帯し、国際反戦闘争を燃え上がらせよう。1・18〜19国際反戦闘争の呼びかけにこたえ、反戦共同行動委員会の1・19全国総決起集会(東京・日比谷野外音楽堂)に結集しよう。

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週刊『前進』(G002号1面2)

 ANSWERから激励

 全学連の12・12横須賀デモで逮捕された大山委員長など4人の学生に、アメリカの反戦団体「インターナショナルANSWER」から、激励のメッセージが届いた。
゛We are right! We shall overcome"(われわれは正義だ。われわれはきっと勝利する)
 12日の実力デモの後、全学連を取材したアメリカの記者や米兵がカンパを寄せた。15日には、デモ隊にエールを送った米兵らが署名に応じ、住所を「キティホーク」と書いた。逮捕・流血を辞さず、命がけで闘う姿勢が、インターナショナルな共感を呼んでいるのだ。横須賀闘争は新たな国際連帯闘争の地平を切り開いた。

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週刊『前進』(G002号2面1)

 逮捕者・長期獄中者奪還の大カンパを

 国際連帯で侵略戦争阻もう

 反戦・反軍・反基地の展望開く

 全学連 大山委員長ら5人逮捕はねのけ

 12・12、15、16の横須賀連続闘争は、イージス艦派兵に対する労働者人民の怒りを爆発させ、反戦・反軍・反基地闘争の巨大な突破口を開いた。全学連の実力決起は、横須賀市民に大きな感動を生んだ。15日のデモに先立つ集会、16日の海上デモに呼応する岸壁の闘いも戦闘的に闘いとられた。切り開かれた地平を踏み固め、国際連帯闘争の爆発をかちとろう。

 12日に続いて闘いの決意

横須賀市民がデモに圧倒的に注目 出港前日の15日午後、ヴェルニー公園で、反戦共同行動委の総決起集会とデモが310人で行われた。
 集会では、反戦自衛官の小多基実夫さんが「われわれの闘いがイージス艦の乗組員に最後に届ける言葉になるかもしれない。自衛官に反戦運動への合流を呼びかけよう」と訴えた。
 東京反戦共同行動委のけしば誠一事務局長が、「12日の全学連のデモが反戦闘争の爆発の口火を切った。今日、明日の闘いで、日本の労働者・学生の意志を全世界に示そう。派兵阻止のあらゆる行動を陸・海で闘おう」と基調提起した。
 12日に逮捕され、完黙非転向で奪還された井上亮全学連副委員長が、出獄あいさつを行った(別掲)。
 青年アジア研究会が14日の韓国での30万人の反米決起を報告し、「こうした被抑圧民族人民の命がけの決起と心をひとつにして国際的内乱を切り開くことが勝利の道だ」と訴えた。(写真左 横須賀市民がデモに圧倒的に注目、京浜急行横須賀中央駅前をにぎやかにデモする反戦共同行動委【15日】)
 九州大学の学生は、佐世保でも同時に米強襲揚陸艦エセックスと自衛隊のイラク出兵阻止闘争が闘われていることを報告した。

 横須賀地区労と共に岸壁で

横須賀地区労などの労働者とともに 16日、反戦共同行動委は早朝から陸と海を合わせて全国から280人の結集で闘った。ヴェルニー公園の岸壁に朝7時過ぎから陣取り、前方に見える「きりしま」に怒りのシュプレヒコールを繰り返した。横須賀地区労と平和運動センターの労働者が抗議行動に決起し、全体で約1000人が闘いぬいた。
 9時前、きりしまの船体が動き始めると、怒りのシュプレヒコールが猛然とたたきつけられた。「日の丸」右翼とファシスト・カクマルの破壊策動をはね返し、戦闘的に闘いぬいた。(写真左 横須賀地区労などの労働者とともに「きりしま」【前方】の侵略出撃を弾劾【16日朝 ヴェルニー公園】)
 11・30、12・8、12、15、16の連続闘争は、「激動の7カ月決戦」の幕を切って落とし、イラク反戦・有事立法粉砕決戦の巨大な突破口をこじあけた。

 市民との感動的合流の実現

 何よりも、全学連が小牧−佐世保闘争以来の実力闘争に立ち上がって闘いを牽引(けんいん)した。これが横須賀市民に感動を与え、大合流をかちとった。そして、地元神奈川を先頭に労働者も全学連の実力闘争とともに連続的に決起した。こうして横須賀が反戦の街に変わりイージス艦の派兵=日帝の参戦に対する日本の労働者人民の絶対阻止の意志が行動で示された。闘うムスリム人民、全世界人民との連帯闘争がかちとられたのだ。
 さらにこの連続闘争は、本格的な反軍闘争の第一歩である。この1カ月、横須賀ではイラク反戦・有事立法阻止の街頭宣伝・署名活動を続けてきた。この地平の上に、今回の横須賀闘争が爆発したのだ。
 この間の署名活動で、きりしまの乗組員が「本当は行きたくない。転職しようと思ってハローワークに求職に行ったが、仕事がない。仕方なく行く」と心境を語った。自衛隊員の家族は「戦争やるために自衛隊に入ったのではない。戦争をやめさせてください。あなたたちの力で戦争をなくしてください」と訴えた。
 この自衛官の思いを受けとめ、自衛官にともに闘おうと呼びかけて派兵阻止の実力闘争が闘われたのだ。

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週刊『前進』(G002号2面2)

 逮捕時に激励の拍手

 12日に逮捕され15日未明釈放された井上亮全学連副委員長が15日の集会で決意表明

 12日の闘いで、イラク反戦闘争は新しい段階に入った。われわれの闘いが開いた地平だ。僕が逮捕された時、横須賀市民にともに闘ってほしいと訴えた。そうしたら僕の叫びを聴いた人が5千円をカンパし、50人を超える市民が「がんばれ!」と拍手で声援を送った。全学連は隊列を増やし、再び横須賀に結集した。弾圧はさらなる闘いの爆発を呼び起こすだけだ。獄中で闘う大山委員長を始め3人の学友とひとつになって闘おう。
 国家権力はわれわれの闘いを暴力だと言うが、いったい何が暴力なのか。イージス艦のミサイルは暴力ではないのか。一部の支配者が、人民の多数の意志を無視し、イージス艦の派兵と日本の対イラク参戦を決めた。これこそが暴力ではないのか。われわれは湾岸戦争で30万人ものイラク人民を虐殺し、その後も60万人ものイラクの子どもたちの命を奪ってきたことを知っている。この上にさらに虐殺を重ねようというのだ。これを阻止するために実力で闘うのは当然だ。
 全世界で数十万、数百万の労働者人民がイラク反戦で立ち上がっている。僕は機動隊の暴行を受け、骨折したが、こんなものは何でもない。何度でも体を張って実力闘争を闘うために帰ってきた。この横須賀から日本階級闘争の新たなページを開くために、きょうのデモで日本の労働者、学生の底力を世界にとどろかせよう。

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週刊『前進』(G002号2面3)

 ソウルで10万人反米集会

ソウルで10万人反米集会 「ブッシュ大統領はここに来て直接謝罪せよ!」「不平等なSOFA(韓米駐屯軍地位協定)を全面改正せよ!」  12月14日、米軍装甲車女子中学生殺人事件に韓国60都市で30万人が立ち上がった。ソウル光化門には10万人が集まり、アメリカ大使館を完全包囲。空前の反米・反基地闘争が爆発した(写真左)
 11月、米軍事裁判で2人の米兵に相次いで無罪判決が出されると、〈反米熱風〉が巻き起こった。全世代全人民が総決起。11月30日に始まったデモは、12月7日には5万人となり、警察の阻止線を破って米大使館前に進出した。この反米・反基地闘争の高揚は、イラク侵略戦争反対の国際的内乱の一環であり、緊張高まる米帝の北朝鮮政策に対する労働者人民の総反撃の開始なのだ。闘いはさらに進んでいる。韓国人民のこの闘いを断固支持し、連帯を貫こう。

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週刊『前進』(G002号2面4)

 国労臨大弾圧粉砕へ

 8人の早期奪還を

 国労5・27臨大弾圧との闘いは、いよいよ決定的な意味を持つものとなった。
 8人の被告は、厳寒の中、今なお獄中に捕らわれている。逮捕・投獄を初めて経験する国労組合員が、労働運動の命運をかけて日々、完全黙秘・非転向の闘いを貫いているのだ。彼らを直ちに奪還し、無罪戦取の一大労働裁判に勝利しよう。弾圧粉砕の大運動を巻き起こそう。保釈金カンパを圧倒的に集中しよう。
 12月6日、与党3党は4党合意からの離脱を正式に表明した。これをもって4党合意は最終的に崩壊した。この歴史的勝利を最先頭で切り開いたのは、5・27臨大弾圧被告の不屈の獄中闘争だ。
 権力は、4党合意をもって国労に「JRに法的責任がないこと」を認めさせ、国鉄闘争を解体に追い込もうとした。国鉄分割・民営化に際して、国家的不当労働行為が行われたという厳然たる事実さえ消し去って、闘争団員に沈黙と屈服を強いようとした。国労本部がこの攻撃の手先となる中で、闘争団を始めとした国労組合員は、ぎりぎりのところから起死回生の反撃に立ち上がった。
 こうして4党合意の破産に直面した権力は、国労本部に闘争団の除名を露骨に迫った。5・27臨大は、権力の意志に屈した国労本部が、闘争団への統制処分を発動するために暴力的に開いたものだった。
 JR採用差別を強行した権力の求めに応じて、国労が闘争団員を除名する――こんなことがまかり通ったら、国労はもはや国労たりえず、日本の労働運動は一気に壊滅に追い込まれかねない。だからこそ被告たちは、やむにやまれぬ行動として、大会当日の早朝、4党合意賛成派組合員に対するビラまき・説得活動に立ったのだ。
 権力は、この行動を「多衆の威力による暴行」にデッチあげ、戦前の治安維持法と一対をなす暴力行為等処罰法を適用して、今回の弾圧に踏み込んだ。組合自治に土足で介入する前代未聞の暴挙である。同時にそれは、イラク侵略戦争−有事立法情勢のただ中で、権力が凶暴な労組絶滅攻撃に乗り出してきたということだ。国労本部は、この弾圧に全面加担し、組合員を敵権力に売り渡した。
 だが、弾圧の狙いは、すでに大きく打ち破られている。非転向を貫く獄中の仲間の闘いは、闘争団と国労組合員、支援を限りなく激励した。国労闘争団は鉄建公団訴訟に立ち、さらに全動労争議団・動労千葉争議団と肩を並べて解雇撤回闘争を闘い抜く道を押し開いている。JR本体の組合員は、資本・カクマル結託体制が崩壊しつつある中で、新たな闘いを心の底から求めている。こうした闘いを包み込む支援の陣形は、さらに大きく広がっている。その力の総体が4党合意を崩壊に追い込んだのだ。
 国鉄闘争は、チャレンジと反動革同を打倒し、破産した政治解決路線を清算して、資本・権力・JR総連と真正面から対決する勝利の路線を打ち立てる時を迎えた。国労の階級的再生は、日本労働運動の再生と発展に必ず直結する。
 国労弾圧粉砕の闘いの大衆的高揚こそ、その現実的な道を押し開くのだ。そこに、日本の労働運動の未来がかかっている。
 国労5・27臨大弾圧の初公判は2月3日(月)午後1時15分からと決定した。初公判では、被告が意見陳述に立つ。公判に結集し、階級的総反撃ののろしを上げよう。
 国鉄闘争を長年にわたってともに担い抜いてきた多くの人びとが、この弾圧に怒りの声を上げ、弾圧粉砕の一大運動を呼びかけている。この訴えにこたえ、職場・地域で反弾圧の大衆的運動を広げよう。

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週刊『前進』(G002号2面5)

 爆取デッチあげ弾圧粉砕

 4同志奪還の大運動を

 1億円基金運動を拡大しよう

 迎賓館・横田爆取デッチあげ弾圧裁判を闘う4人の同志は、厳寒の東京拘置所で新たな冬を迎えている。須賀武敏同志、十亀弘史同志、板垣宏同志の3同志にとってはなんと獄中16年目、福嶋昌男同志にとっては10年目の冬だ。
 無実の4同志への不当な未決勾留をこれ以上続けさせてはならない。証拠もないのに不当なデッチあげ裁判がいまだに続いていること自体が許されない。国家権力は、4同志が非転向の革命家であり反戦活動家であることを唯一の理由に、第一審の裁判も終わらないうちから事実上、無期の禁固刑にも等しい攻撃を加えている。まさに国家権力によるテロルであり、拷問そのものだ。
 4同志は、長い獄中生活による健康破壊にさらされながらも、帝国主義権力による卑劣なデッチあげ弾圧への怒りを燃やし、獄外の同志や闘う労働者人民との連帯を求めて不屈に闘いぬいている。それは今日、文字どおり獄中同志の「いのちを削る」ような死闘の日々として展開されている。この闘いになんとしてもこたえ、今こそ4同志の保釈奪還を実力でもぎとらなくてはならない。
 日帝権力はなぜ4同志にこれほどの攻撃をしかけているのか。1986年に闘われた革命軍による迎賓館と米軍横田基地へのロケット弾戦闘が当時の米帝レーガン、英帝サッチャー、そして日帝・中曽根政権を根底から揺るがした偉大な戦闘であったからだ。
 この年4月、米軍はリビア爆撃を強行し、核先制攻撃戦略を掲げて中東や朝鮮半島での侵略戦争・核戦争に突き進もうとしていた。日帝・中曽根はこれに呼応し、「戦後政治の総決算」の名のもとに、軍事大国化・改憲と天皇制強化の攻撃、三里塚二期攻撃、国鉄分割・民営化と総評解体などの攻撃に次々とのめり込んでいた。これに対する人民の反戦闘争や戦闘的労働運動圧殺のために、首都を厳戒体制にたたき込んで一切の反対の声を封じ込めようとしたのである。
 この中で開催された東京サミットに内外の人民の怒りが高まる中で、サミットの会場であった迎賓館と、米軍横田基地へのロケット弾戦闘が炸裂した。これに恐怖した権力は、あらゆる手段で革共同と革命軍を解体するとの宣言を発して、その1年後に4人の同志を無実を百も承知でデッチあげ逮捕・起訴したのだ。
 今日、米帝と日帝がイラク人民大虐殺の侵略戦争に突入し、新たな世界戦争への引き金を引こうとしている中で、国際反戦闘争の大爆発が求められている。4同志の実力奪還はその闘いの不可欠の一環だ。
 十万人保釈署名運動の呼びかけにこたえ、4同志の即時釈放を求める声を今こそすべての労働者人民の中に拡大しよう。巨額の保釈金攻撃をはね返すための1億円基金運動に、闘う人民が自らの未来を守る決意をも込めて、こぞって参加されることを訴えたい。
 70年安保・沖縄闘争でのデッチあげ弾圧と闘う獄中28年の星野文昭同志を始め、獄中に奪われたすべての同志を奪還しよう。監獄制度を打ち破り、全政治犯の釈放をかちとろう。

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