イラク人民 大虐殺を許すな!(英語ビラ和訳)

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イラク人民 大虐殺を許すな!

有事立法粉砕を!

 

2002年10月21日 革命的共産主義者同盟
イラク侵略戦争は世界戦争の開始

 米軍は次々に中東に殺到し、劣化ウラン弾、クラスター爆弾など残虐な兵器によってイラク人民にかつてない惨禍をもたらそうとしている。米帝は、「体制変更」を計画し、すさまじい空爆と大規模地上戦で全イラクとバグダッドに突入しようとしている。米帝は「核先制攻撃」さえ公然と軍事戦略の柱にしている。なんとしても、この大殺戮を阻止しよう。

 91年湾岸戦争では20万人が虐殺され、劣化ウランの汚染でイラク人民は今なお苦しんでいる。その後11年余の帝国主義による経済制裁と、たえまない爆撃で160万人が殺されている。半数が子どもたちだ。そして今、それらさえはるかに超える惨禍を米帝はイラク人民に強要しようとしている。9月20日のブッシュ・ドクトリンは、米国の戦略は「米国の価値観と利害の統一を反映した、とりわけ米国的な国際主義」を基礎にすると述べている。<米国の価値観と利害のみが全世界の命運を決すべきだ>というのだ。そして「自衛権の行使(米帝の利益の貫徹)のためには単独での軍事力行使をためらわない」と公言した。この米帝の戦争への突進は、同時に帝国主義間争闘戦を激烈に推進し、石油と「地政学的」ポジションを独占し、北朝鮮・中国侵略戦争、世界戦争へと進む道だ。

 不正義むきだしのイラク侵略戦争は、米帝の断末魔のあがきであり、崩壊の始まりだ。大恐慌情勢の開始で、帝国主義・資本主義の矛盾は完全に暴露されている。9・11では、米帝の中東人民・ムスリム人民への暴虐への怒りがたたきつけられた。破産した帝国主義にとって、労働者階級に対する資本攻勢をエスカレートし、帝国主義間争闘戦を激化させ、世界戦争を爆発させるしかない。一方、労働者階級人民には、世界革命以外に生きる道はない。

朝鮮人民と連帯して、米日帝の北朝鮮侵略戦争を内乱へ

 日帝は対テロ特措法を改悪し、米帝と共同し競合してイラク侵略戦争への参戦を狙い、また北朝鮮(中国)侵略戦争を準備している。小泉の北朝鮮訪問は、この戦争に向かっての歴史的な突進の始まりだ。米日帝の北朝鮮へのすさまじい重圧の下で出された日朝共同声明で、金正日は、日本の植民地支配と侵略戦争の責任についての賠償も補償も投げ捨てた。世界革命と民族解放闘争に敵対するスターリン主義=金正日体制は、朝鮮人民の歴史的権利を売り渡す裏切りを行った。日帝は、北朝鮮スターリン主義の反人民的な拉致事件につけ込んで排外主義キャンペーンを展開し、600万人にものぼる強制連行を始めとする責任を完全に居直っている。有事立法は、北朝鮮侵略戦争そのための立法だ。朝鮮人民・在日朝鮮人民と連帯して、米日帝の北朝鮮侵略戦争を内乱に転化しよう。

 闘うバレスチナ、イラク・中東人民と連帯し、イラク侵略戦争を国際的内乱に転化しよう。

 10・26全米反戦闘争に連帯し、10・21国際反戦デー闘争を闘おう。

反帝国主義・反スターリン主義世界革命に決起しよう!

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