COMMUNE
2008/01/01(No.379 p48)
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01月号 (2008年01月01日発行)No.379号 定価 315円(本体価格300円+税) |
〈特集〉 9・29沖縄県民大会の画期的地平 □11万6000人の文字通りの島ぐるみの決起 ●翻訳資料 11・4労働者集会に参加して ●国際労働運動 南朝鮮・韓国/非正規職撤廃へ全国労働者大会−−室田順子 三里塚ドキュメント(10月) 政治・軍事月報(10月) 労働月報(10月) 闘争日誌(9月) |
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●翻訳資料 11・4労働者集会に参加してアーリーン・イノウエ グレゴリー・ソティア 07年11月15日11・4労働者総決起集会に参加して発言したロサンゼルス統一教組・CAMS(校内の軍国主義に反対する連合)のアーリーン・イノウエさんとグレゴリー・ソティアさんの11・4集会に参加した感想がCAMSのホームページに掲載されたので、以下に訳出した。 国境を越えた連帯 アーリン・イノウエ 100年以上前に自分の祖先が旅立った島に、太平洋を渡って訪れることが出来ることを想像してほしい。そしてそこで、大きな個人的な犠牲(慣行遵守を当然のものとする社会の否定的な反応はもとより、停職、配転、解雇の脅しなどの)を覚悟して、東京都教育委員会の軍国主義的な命令に反対する道を選択した日本の教師たちを抱きしめ支持することが出来ることを想像してほしい。 誰が人類に対する戦争をしているか グレゴリー・ソティア 意識するか否かに関わらず、旅行は自分の存在についての意識と思考を広げる。もともと旅行は新しいものを経験することだから、教育的な過程なのだ。私は、11月初旬に初めて日本に行って、いくつかのことを学んだ。一つ目は、闘争の共通性ということだ。企業の本能である戦争推進から良心を守り、表現の自由のために闘うことは、アメリカと日本、韓国の活動家、教師、労働者に共通のことだ。われわれはアメリカの中に隔離され、ウソと単純化を騒音のように垂れ流すメディアとガラクタ消費文化のオリに閉じ込められている。戦争とごう慢なアメリカに対する世界中の人民の闘いのほとんどが、われわれ自身の闘いより力強いものであることは忘れられがちだ。いうまでもなく、アメリカ主導の企業支配に対する全世界的な怒りと闘いは、CNNの報道で見るものとは全く違う。商業メディアは、われわれをそういう怒りと闘いから隔離することにたけている。 |