COMMUNE
2006/3/01(No.359 p48)
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4月号 (2006年4月1日発行)No.359号 定価 315円(本体価格300円+税) |
〈特集〉 中国スターリン主義の体制危機
□経済成長下の貧富の格差拡大、農村切り捨て ●翻訳資料 06年米帝ブッシュの一般教書演説 ●国際労働運動 南朝鮮・韓国/非正規悪法とゼネスト対決へ −−室田順子 三里塚ドキュメント(1月) 政治・軍事月報(1月) 労働月報(1月) 闘争日誌(11-12月) |
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ブッシュの一般教書演説06年1月31日 土岐一史訳 【解説】 《長期の対テロ戦争》 今年の一般教書演説の最大の特徴は、アメリカの「歴史的な長期目標」として「圧政をなくす」こと、「テロとの戦い」を掲げ、長期戦争を宣言していることだ。そして、そのターゲットとして、シリア、ビルマ、ジンバブエ、北朝鮮、イランを名指ししてあげていることだ。内外にわたる「対テロ戦争」がこの演説の過半を占めている。 《金持ち減税と生活破壊》 また、この演説は、金持ち減税をさらに推進し、医療・社会保障をカットすることを宣言している。これも「競争力」の名のもとに労働者階級人民に強制しようというのである。 【〔 〕内は訳者による挿入】 ……………………………………… 大統領一般教書演説 皆さん。下院議長、チェイニー副大統領、国会議員の皆さん、最高裁判所の皆さん、外交団の皆さん、来賓の皆さん、市民の皆さん。本日わが国は、アメリカ建国の理想へ立ち戻らせ、崇高な夢を抱き続けた、愛される、優雅で、勇敢な女性を失いました。今晩われわれは、ずっと以前に亡くなった夫とうれしい再会を果たす期待に安堵し、コレッタ・スコット・キング〔マーチン・ルーサー・キングの妻。彼より早くからベトナム反戦を提唱していた〕のすばらしい生涯に感謝します。
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