COMMUNE
2005/8/01(No.352 p48)
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8月号 (2005年8月1日発行)No.352号 定価 315円(本体価格300円+税) |
〈特集〉 非正規職法案と激突する民主労総
□社会的交渉路線の執行部独走を現場の力阻む ●翻訳資料1 AFL−CIO既成指導部の分裂 ●国際労働運動 南朝鮮・韓国/凶暴な弾圧と闘う非正規職労−−室田順子 三里塚ドキュメント(5月) 政治・軍事月報(5月) 労働月報(5月) 闘争日誌(4月) |
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翻訳資料-1 AFL-CIO既成指導部の分裂村上和幸訳 【解説】 先月号に続いて、アメリカのナショナルセンター、AFL−CIOの大流動情勢に関する資料を掲載する。 @AFL−CIOが分裂したらどうなる? 組合間戦争が勃発したら?2005年6月8日、ハリー・ケルバー 労働運動は、危機に直面している。それは、悲劇でもあり喜劇でもある。以下に述べることは、AFL−CIOの中で、いったい何が起こっているのかということである。 AAFL−CIOから脱退するか否か、 組合員が投票権すべきだ2005年6月15日、ハリー・ケルバー サービス従業員国際組合(SEIU)は、アンディー・スターンやSEIU本部執行委員会の67人のメンバーの私有財産ではない。それは、組合員のものだ。組合員が、SEIUを作り上げ、SEIUの組合がある職場で労働し、組合費を払ってSEIUを支え、SEIUの政策決定に最終的な権限を持っているのである。 Bもっと強力な労働運動を建設する05年6月15日発足した「チェインジ・トゥー・ウィン連合」のホームページより 労働者は、この数世代の中で、雇用・賃金・医療保険・退職後の保障について、最悪の攻撃をうけている。
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翻訳資料-2 ● ロサンゼルスのホテル労組が勝利05年6月11日 UNITE HERE本部ホームページ村上和幸訳 【解説】 6月11日、カルフォルニア州ロサンゼルスのホテル労働者の組合が、スト・ロックアウトを含む長期闘争のすえ、勝利した。 ……………………………………… 本日〔11日〕午前5時、ロサンゼルスの選挙されて間もないアントニオ・ビラライゴーサ次期市長は記者会見を開き、UNITE−HEREローカル11(全米縫製・繊維労組/ホテル・レストラン労組第11支部)とロサンゼルス・ホテル雇用者協議会が暫定合意に達したことを発表した。経営側は、ロサンゼルスのもっとも有名な7つのホテルから2500人の労働者をロックアウトするという期限を設けていたが、その期限ぎりぎりになって、この合意に達した。 |