COMMUNE
2005/7/01(No.351 p48)
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7月号 (2005年7月1日発行)No.351号 定価 315円(本体価格300円+税) |
〈特集〉 圧制打倒へ氾濫渦巻く中央アジア
□キルギスに続きウズベキスタンでも人民蜂起 ●翻訳資料1 AFL−CIO再建をめぐる論戦 ●国際労働運動 南朝鮮・韓国/非正規職闘争が攻防の焦点−−室田順子 三里塚ドキュメント(4月) 政治・軍事月報(4月) 労働月報(4月) 闘争日誌(3月) |
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翻訳資料-1 AFL-CIO再建をめぐる論戦『ティックン』誌05年5月号スティーブ・アーリー村上和幸訳 【解説】 アメリカの労働運動は、1955年のAFLとCIOの合同以来かつてなかった大流動過程に突入している。これまでの労働運動のあり方は、完全に壁につきあたった。 ……………………………………… 労働組合運動がかつてなく成長した時期に、米国労働総同盟(AFL)と当時ラディカルだった産業別組合会議(CIO)は、激しいイデオロギー的対立をしていたが、その後結局、両者は1955年に合併した。このかつて敵対的だった2つのナショナルセンターの合併は、職能別組合と産業別組合の紛争を抑えたのだが、不健康な「労組間の平和」をもたらした。この平和を維持するために、労働組合運動は反省、内部論争、労組における意見の不一致を公然と明らかにすることを回避した。一方で団体交渉に対する経営側の抵抗は増大しつづけ、他方、労組に結集する労働者の割合は、長い間、少しずつ減り続けた。1950年代初頭のピーク時には、全労働者の35%が組合員だったが、現在は全労働者の12%(民間部門ではたった8%)が組合員だ。
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翻訳資料-2 ロサンゼルス教組執行部選、左派圧勝05年3月2日ロサンゼルスタイムズ紙 カラ・ミーア・ディマッサ記者土岐一史訳 【解説】 ロサンゼルス統一教員組合(UTLA、4万6千人)の執行部選挙で戦闘的潮流が地すべり的勝利をもぎとった。 ……………………………………… ロサンゼルス教員組合、新執行部を選出 ロサンゼルスの教員は火曜日〔3月1日〕、組合の現執行部のほとんどを落選させ、社会正義を中心にした政策をかかげた新しい陣営の候補者たちと、新しい委員長を当選させた。新委員長は、学区内の古参組合員で、35年間の長い活動歴をもつ活動家A・J・ダッフィーで、パームズ中学の「障害児」教育の教員である。 |