COMMUNE
2004/10/01(No343 p48)
|
10月号 (2004年10月1日発行)No343号 定価 315円(本体価格300円+税) |
〈特集〉 泥沼化するイラク侵略戦争
□総蜂起するイラク人民に追いつめられる米帝 ●翻訳資料 アメリカ百万人労働者行進 国際労働運動 南朝鮮・韓国/イラク派兵・職権仲裁と闘う民主労総−−室田順子 8・6広島反戦集会 三里塚ドキュメント(7月) 政治・軍事月報(7月) 労働月報(7月) 闘争日誌(6月) | |
労働組合の再生を8・1東西革共同政治集会は、新指導路線のもとにこの1年間闘ってきたことの成果をしっかり確認し、全党が打って一丸となって労働運動、労働組合運動に全力を注ぎ、闘う方針を圧倒的に意志一致した。マルクス主義青年労働者同盟1000人建設を軸に党勢倍増をかちとることを誓い合った。そのことが可能であることは、この間の教育労働者、全逓労働者、自治体労働者の闘い、何よりも動労千葉を先頭とする国鉄労働者の闘いがはっきりと示している。中野洋・動労千葉前委員長著『俺たちは鉄路に生きる2』に表されている階級的労働運動の理論と実践を学び、また、革命にとっての労働組合の決定的役割を明らかにしたレーニン労働組合論を学び直し、実践に結びつけ、労働組合運動の1年間決戦を闘いとろう。 とりわけ教労戦線での闘いは重大だ。「日の丸・君が代」を学校行事で強制する10・23都教委通達を打ち破って卒業式・入学式で「君が代」不起立を貫き、処分攻撃と真っ向から闘う都の教育労働者の闘いは、全国に大きな激励を与えている。この闘いは、労働者の戦争動員、教育基本法改悪・改憲の攻撃を粉砕する先端の闘いである。教労の闘いを軸に、全逓、自治体、国鉄の4大産別決戦を闘いぬき、動労千葉など3組合が呼びかける11月労働者集会を日韓米の3カ国連帯闘争として、昨年以上の大成功をかちとろう。小泉・奥田(日本経団連会長)の戦争と資本攻勢に対する闘いを連合、全労連指導部がまったく放棄している中で、労働組合の戦闘的再生をかちとる時が来ている。労働者は必ず立ち上がることを確信して闘おう。 沖縄でついに恐れていた事態が現実のものとなった。8月13日、普天間基地所属の米軍ヘリが基地に隣接する沖縄国際大学構内に墜落炎上した事件は、住民に死傷者が出なかったことが奇跡であるような大事故である。普天間基地を7年間で返還すると約束したのが8年前の96年だ。住民と普天間基地は一刻も共存できない状態になっているのだ。そして、普天間代替として策動されている名護市辺野古への新基地建設に対しては、命を守る会を先頭に100日以上に及ぶ座り込みが続いている。金武町のキャンプ・ハンセンでは、都市型戦闘訓練施設建設に対する闘いが町ぐるみで燃え上がっている。いつまで沖縄に犠牲を押しつけ続ける気なのかという怒りの爆発である。今や再び沖縄人民の総反乱の時が来たのだ。 この沖縄の事故に劣らず重大な事件は、8月9日の関西電力美浜原発3号機での4人の労働者を殺した大事故の発生である。原発史上最悪のこの事故は、日帝が原発下請け労働者の犠牲の上に、安全は二の次の原発政策を続けてきたことの必然的結果である。そもそも原発は日帝の独自核武装のための準備である。あらためて「核と人類は共存できない」という原点を確認しなければならないし、日本帝国主義が、国策のためには労働者の命など意に介さないことを怒りをもって弾劾しなければならない。イラク侵略戦争で連日イラク人民が虐殺されていること、トランスフォーメーション(米軍大再編)で北朝鮮・中国侵略戦争の体制が強められようとしていること、改憲攻撃が小泉・奥田路線として強められていること、これらと一体の問題として、普天間でのヘリ墜落事故、美浜原発の事故を見る必要がある。(た) |
|
|
アメリカ百万人労働者行進阪中浩一訳 【解説】 この7月、動労千葉代表団は昨年に続き2度目の訪米を行った。11月集会を結集軸とする日本の階級的労働運動の新潮流と、ILWUローカル10(国際港湾倉庫労組第10支部)を先頭とする自立した階級的労働運動の新潮流の闘いが、相互に促進する時代が始まった。 ……………………………………… @AFL−CIOへの回答今や、われわれの力と権利のための闘いを見せるときだ! ……………………………………… AなぜMWMが必要か? なぜ今か?2004年6月16日 (抄訳) 兄弟姉妹へ ……………………………………… BILWU国際本部委員長へ兄弟スピノザへ
|