COMMUNE
2003/05/01(No327 p48)
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5月号 (2003年5月1日発行)No327号 定価 315円(本体価格300円) |
〈特集〉 Q&A・イラク侵略戦争
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翻訳資料-1 虐殺された「人間の盾」コリーさんのメール村上和幸訳 【解説】 3月16日、イラク侵略戦争が迫るなかで、イスラエルは国際連帯運動の活動家を虐殺した。 ……………………………………… 友人、家族、そしてその他の人びとへ(03年2月7日) パレスチナに来て2週間と1時間になりますが、見たものについて語る言葉は、まだほとんど見つかりません。アメリカに送るメールを座って書きながら、その間にもここで起こっていることについて考えることは一番難しいのです。ここの子どもたちが、戦車砲で開けられた壁の穴や占領軍が四六時中見張っている監視塔がない生活をしたことが一度でもあるのかどうか、わかりません。もっとも幼い子どもたちでも、暮らしはどこでもこんなふうなのではないということは理解しているのではないかと思います。確信があるわけではないけれど。私がここに来る2日前に8歳の子がイスラエルの戦車に射殺されました。たくさんの子どもたちが、これがアリだといって、私に壁の彼のポスターを見せました。…… 母親へ(2月20日) ……ここの人たちのことを考えるのは本当に恐ろしい。昨日は、1人の父親が2人の幼い子の手を引いて外に出るのを見ました。戦車と塔の狙撃兵の視界内です。彼は、自分の家が爆破されると思ってしまったのでした。…これはわれわれの翻訳のミスのためで、本当は近くの場所での爆破でした。おそらく、パレスチナのレジスタンスのしかけたものです。
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翻訳資料-2 イギリス鉄道労組の反戦闘争【解説】 昨年9月28日ロンドンの40万人デモ、今年3月15日全国200万人デモなどを組織している統一戦線組織、SWC=戦争阻止連合の基軸を労組が担っている。今回は、2つの鉄道労組、ASLEFとRMTの闘いを紹介する。 ------------------------------------- 反戦運転士が軍需貨物の輸送を拒否 英ガーディアン紙 03年1月9日 昨日、運転士たちが、ペルシャ湾岸に展開している英軍向けだと思われる弾薬を運ぶ貨物列車の運転を拒否した。 議会への働きかけと集会 1月21日(ASLEFの回状) 知ってのとおり、ASLEFは対イラク戦争反対闘争の先頭に立ってきた。この闘いの一部として、ノー・ウォー・オン・イラク・リエゾン(対イラク戦争反対連絡会)及びSWCは、国会議員と直接に論議しており、1月21日の議会ロビー活動を組織してきている。それに続いて、その日の夕方には、大委員会室で集会が行われる。ASLEFは、その集会で発言するよう求められている。 9労組委員長の声明英ガーディアン紙への投稿 |