夜間差止行政訴訟 機能強化認可はでたらめ 国の無責任を徹底追及

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週刊『三里塚』02頁(1188号02面02)(2026/07/27)


夜間差止行政訴訟
 機能強化認可はでたらめ
 国の無責任を徹底追及


 成田空港夜間飛行差し止め請求行政訴訟の第12回口頭弁論が7月17日、千葉地裁民事第3部(大寄久裁判長)で開かれ、傍聴しました。
 この裁判は、成田市、芝山町、多古町、横芝光町、茨城県稲敷市の住民が国を相手取って成田空港の深夜早朝(午後9時から翌午前7時)の離着陸禁止を求めているものです。
 開廷後、芝山町の原告Aさんの陳述書をお連れ合いが代読しました(要旨別掲。15日の民事訴訟と同じです)。航空機騒音による睡眠障害と健康被害の実態が生々しく語られ、この地域で次世代が元気に明るく暮らし続けられることを願う心の底からの訴えに法廷は拍手で満たされました。
 続いて、弁護団が国と「補助参考人」として裁判に参加しているNAAを鋭く追及しました。
 国やNAAが行った防音対策は効果がないと弁護団は明らかにしてきたが、国からの反論はない。原告が特に被害を訴えている夜間騒音について国は何も調べていない。機能強化を認可する際に想定した仮想ダイヤの具体的な中身はどのようなものなのか明らかにせよ。機体の大きさ、使用する滑走路はAなのかBなのか、どの時間帯なのか……。「年間発着枠を34万回に拡大する際に4者協議会で示したコンター図の原本はあるやなしや」の質問にすらあいまいさを貫く国に裁判長からも「あるのか、ないのか、あるけど出したくないのか」と迫られる始末でした。
 次回期日は、10月13日(火)午前11時開廷です。ぜひ傍聴に駆けつけよう。
(土屋栄作)
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