三芝百景 三里塚現地日誌 2025 10月7日(火)~10月20日(月)

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週刊『三里塚』02頁(1170号02面07)(2025/10/27)


三芝百景 三里塚現地日誌 2025
 10月7日(火)~10月20日(月)


●支援連が京成成田駅前で10・12三里塚全国集会への参加を呼びかける情宣。(8日)
●反対同盟が10・12全国集会の中止を発表。(9日)
●羽田空港で全日空639便が滑走路脇の灯火18基を破損しながら滑走し、離陸後に引き返すトラブル。工事に伴う中心線灯の一部消灯によって中心線を間違えたとみられる。4月にも同じD滑走路で日航機が同様の事故で緊急停止。(13日)
●成田空港で航空機が着陸に失敗し、火災が発生したとの想定で63機関、約1千が参加する大規模な訓練が行われた。(16日)
●NAAは「成田滑走路新増設協議会」(国・千葉県、成田、芝山、多古の3市町で構成)の第3回会合で、機能強化のための用地の確保率を明らかにした。9月末の時点で86・2%で2カ月前の発表からわずか0・9%上昇にとどまった。そのうち確保できた民有地は591㌶で2割以上が今なお未買収。NAAの藤井直樹社長は「空港機能強化に理解が得られず、協議にもう応じない住民がいる」としぶしぶ認め、幹部は「地縁血縁に頼って説得するほかない」と空港拡張の意義では説得できないと悲鳴を上げている。さらにNAAは、26日から「滑走路新増設推進協議会」の取り組みの一環として周辺11市町で「対話型説明会」(オープンハウス)を開くと発表した。機能強化の事業内容や進捗状況について説明パネルや動画を展示し、担当者が質疑に応じるという。熊谷俊人千葉県知事は「エアポートシティ構想や産業拠点形成の取り組みを着実に進め、その動きを一人でも多くの人に知ってもらうことが重要」とうそぶいた。(17日)
●「米日の中国侵略戦争阻止!横田基地=『統合軍司令部』粉砕!10・18横田反基地デモ」が大行進東京と同三多摩の共催で開かれ、100人が集まった。三里塚現地から反対同盟の伊藤信晴さんが現闘と共に駆けつけ、連帯あいさつを行った。(18日)
●NAAが空港で働く人材確保のための「縦型ショートドラマ」の配信を開始。(20日)
●公津の杜駅前で現闘が11・2労働者集会参加を訴える街宣。(20日)

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