新版・現闘員 奮闘中!日誌 市東農地決戦の先頭に立つ 大反戦デモに立とう 成田で映画上映会 三里塚現地闘争本部員 二川 光

週刊『三里塚』02頁(1170号02面02)(2025/10/27)


新版・現闘員 奮闘中!日誌
 市東農地決戦の先頭に立つ
 大反戦デモに立とう
 成田で映画上映会
 三里塚現地闘争本部員 二川 光

(写真 10・5渋谷反戦デモの先頭に立つ白ヘル部隊)

 10月も寒くなってきました。20度以下が続き、冬野菜も順調に育っています。
 市東さんの畑ではほうれん草や山東菜、大根が育っています。ニンニクや玉ねぎも種まきした分は90%以上芽が出て育っています。反対同盟の闘いのように粘り強く太く育つ野菜たちを食べて英気を養いましょう。
 11月労働者集会に向けて、成田市民に向けて様々な取り組みをしてきました。駅前での街頭宣伝がメインですが、9月27日に成田市公津の杜の「もりんぴあこうづ」で映画「琉球弧を戦場にするな2025」の上映会と学習会を行い本格的な軍事演習の生の様子や沖縄だけでなく全国各地で日米が一体となって軍事演習が強行されていることの暴露を行いました。その後の討論で「日本が戦場化していくのではないか?」という疑問が出され、初参加の人が積極的に発言するなど、会場全体が活気づく企画になったと思います。
 その後の10月5日の集会は自分の身が引き締まる思いがしました。改憲・戦争情勢下で差別と抑圧がますます激化する中で革命的女性解放闘争に敵対するように石田一派が登場してきたこと、その石田一派との徹底対決ぬきには反戦運動が前進しないことを再確認する集会とデモでした。自分は本欄で、転落した元全学連現地行動隊長の今井治郎を弾劾しましたが、その文章を読んで感動したとおっしゃる方が多く、書いてよかったと思っています。
 今年の11月全国労働者集会は本当に特別な思いがあります。動労千葉が単独でも11月集会を呼びかけることを決断する中で、運動に敵対するような形で石田一派が登場してきました。それは激しい情勢であるからこそ、必然であったと感じています。
 だからこそ自分の決意として11月集会を絶対に成功させなければなりません。26年振りに公明党が連立政権を離脱し、高市は維新の会と連立を組んで改憲と戦争を推進しようとしています。10月20日からは日米共同の軍事演習が開始し、特定利用空港や港湾を使った荷役訓練や自衛隊や米軍と連携した軍事訓練が激化します。外国人排斥に徹底して舵をきり、高市はトランプと共に支配に反対する人々を弾圧するでしょう。戦争か革命かの瀬戸際に来ている今こそ、帝国主義を打倒する大反戦デモを共に闘いましょう。
 帝国主義が最も恐れているのは労働者階級の国境を越えた国際連帯です。
 この社会全体を覆す大きな力を11月集会で示しましょう。
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