全学連三里塚現地行動隊日誌 市東農地決戦の先頭に立つ 中国侵略戦争阻止 耕作権裁判が再開 全学連三里塚現地行動隊長 二川 光

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週刊『三里塚』02頁(1077号02面02)(2021/12/03)


全学連三里塚現地行動隊日誌
 市東農地決戦の先頭に立つ
 中国侵略戦争阻止
 耕作権裁判が再開
 全学連三里塚現地行動隊長 二川 光

(写真 京都大学時計台前であらかじめ阻止線を張る警察【右】と対峙する学生【12月3日】)

 寒風の吹く日が増え、今年も残りわずかとなりましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。急激に寒くなり、朝に畑に行くと土が冷たく感じます。市東さんや萩原さんの畑ではさつま芋や里芋掘りが終わり、年末に向けて残すはヤーコンとゴボウ掘りとなりました。畑の野菜は、青首大根をはじめ三浦大根や聖護院大根なども順調に生育しています。葉物野菜も防寒対策を行いながら大きくなっています。産直野菜を食べ、免疫力を付けて、この冬を乗り切り年を越しましょう。
 12月6日、約1年ぶりの耕作権裁判が再開しました。この裁判は一審だけで約15年間も闘われており、今年の6月8日に最高裁が棄却した請求異議裁判と通じる内容をもった裁判です。
 耕作権裁判では成田空港会社(NAA)は市東孝雄さんの土地を取得しておらず、NAAの農地買収は無効であることが争点となっています。
 向こう側の唯一の証拠である「同意書」「境界確認書」の偽造、市東さんの賃貸借契約地の位置特定を間違えている問題など市東さん、反対同盟顧問弁護団の主張の正当性は明らかです。
 反対同盟は、裁判だけでなく様々な局面で現地での実力闘争を展開し、71年の大木よねさんへの強制代執行以来、50年にわたって農地取り上げを阻止してきました。
 成田空港の事業認定を失効させ、土地収用法の適用はできなくなったのです。
 今岸田政権が、沖縄を最大の焦点として中国侵略戦争を見据えた準備体制を構築している中で、何としても成田の新滑走路を完成させ軍事空港にしようとしています。農地取り上げとの闘いは、まさに戦争を阻む闘いです。
 改憲・戦争に向かう今の情勢と市東さんの農地問題は一体だと思います。農地強奪を阻止するために裁判と現地の闘いを盛り上げていきましょう。
 改憲・戦争との対決は三里塚だけでなく、大学キャンパスでも同じことが起きています。
 12月3日、京都大学の熊野寮自治会が主催している寮祭期間中に、本部キャンパスにある時計台記念館を占拠する「時計台占拠」の闘いが行われました。毎回はしごを構内に持っていって時計台に上るのですが、当日に京大当局は京都府警を30人以上大学構内に入らせ、京大職員数十人と共に時計台に登らせない阻止線を張ったのです。
 京大当局はすでにビラ撒きや立て看板も「過激だから」と弾圧し、学生処分を乱発してきました。今まで学生自治会が行ってきた活動に「過激派」のレッテルを貼り弾圧するその先に、政府に従う大学であり戦争を翼賛する大学が待ち受けています。
 弾圧に屈することなく学生がその場で抗議・弾劾し、京大当局の不当性を明らかにしました。改憲と戦争を阻止するために学生とともに空港建設を阻止しましょう。
 今年を最後まで闘い抜きましょう。12月26日の天神峰カフェ(正午、市東さん宅離れ)に集まり、来年の1月9日の新年デモ&団結旗開き(午後0時半、南台農地集合)に結集しましょう。
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