被爆者の怒り体現し 中国侵略戦争-核戦争阻止へ 画期的成功かちとった8・6大行動
被爆者の怒り体現し
中国侵略戦争-核戦争阻止へ
画期的成功かちとった8・6大行動


8・6ヒロシマ大行動実行委員会主催のヒロシマ大集会が8月6日午後、午前の式典粉砕デモの大高揚を引き継ぎ広島県立体育館で550人の結集で闘われ、中国侵略戦争=核戦争阻止へ総決起する決意を固めた。(主な発言要旨別掲)
司会は安芸太田町議会議員の大江厚子さん。8・6ヒロシマ大行動共同代表で被爆2世の中島健さんが「侵略拠点の日本をひっくり返し米帝の野望を打ち砕こう」と力を込め開会あいさつを行った。8・6ヒロシマ大行動実行委員会の森実智恵美さんが基調報告を提起し、「私たちの目の前で始まっている中国侵略戦争―世界戦争を命をかけて止める」「被爆者の英霊化を許さず、アジア人民への血債にかけて帝国主義を打倒しよう」と呼びかけた。
長崎被爆者の土井玞美子さんは被爆体験を語り「核兵器反対の力の一人として命のかぎり闘う」と渾身(こんしん)の訴えを行った。同じく長崎被爆者の高木美佐子さんは、侵略・戦争と差別―女性差別の元凶である天皇制と帝国主義打倒へ闘う決意を表明した。
8・6ヒロシマ大行動共同代表で全国被爆者青年同盟、被爆2世の壹貫田康博さんは、帝国主義による被爆者抹殺政策のもとで被爆者は死に絶えろという攻撃がかけられてきたことを絶対に許さないと述べ、「被爆者はあらゆる困難を打ち破って核と戦争を告発し続けてきた。根本から核と戦争をなくすことを求めている。いま世界核戦争に突き進む帝国主義とスターリン主義を打倒するために、被爆者、被爆2世・3世は必ず立ち上がる。私はその先頭に立つ」と宣言した。在日3世・被爆3世の鄭伊佐さんは、原爆投下はアジア侵略の帰結であることを明らかにし、血債の思想を8・6ヒロシマ大行動の血とし肉とするために闘う決意を表明した。
連帯あいさつで動労千葉の渡辺剛史書記長が、戦争・大軍拡の高市政権と対決し国鉄闘争勝利と新たな11月労働者集会への結集を訴えた。三里塚芝山連合空港反対同盟の伊藤信晴さんは、かつて反戦被爆者の会の小西のぶ子さんが反対同盟の実力闘争を激励してくれたことを振り返り、「被爆者の闘いも三里塚も革命なしに勝てない。帝国主義打倒の燃えるような闘いを」と三里塚決戦勝利を訴えた。さらに在日イラン人が核兵器と戦争への怒りを表明。改憲・戦争阻止!大行進えひめのカンパアピールの後、大行進呼びかけ人の森川文人弁護士が排外主義扇動を許さず自国政府を打倒しようと発言。大行進沖縄は本土―沖縄を貫く反戦反基地闘争の爆発を訴えた。大行進呉準備会は呉でも自衛隊の侵略軍隊化と闘うと表明。全学連は「戦争に対置すべきは革命だ」と喝破し、被爆者の怒りをともにし中国侵略戦争―核戦争絶対阻止へ11・22東京へ攻め上ろうと呼びかけた。大行進九州は労働者を搾取し戦争に駆り立てる国家・資本の打倒を訴えた。
最後に8・6ヒロシマ大行動共同代表の室本けい子さんが11月反戦決起の行動方針を提起。団結ガンバローの後、広島市内デモに出発。多くの支持が寄せられ、大高揚の中で8・6ヒロシマ大行動を貫徹した。
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基調報告
血債かけ日帝打倒の反戦反核闘争を
8・6ヒロシマ大行動実行委員会 森実智恵美さん

昨日と今朝の戦争式典粉砕・高市打倒の戦闘的な実力デモを貫徹したことで、私たちは勝利感をもってこの集会に挑むことができています。
1、中国侵略戦争・世界戦争は始まっている
私たちは目の前で進む中国侵略戦争―世界戦争に、一秒たりともじっとしていられない。命をかけて戦争を止める、戦争と核の元凶・帝国主義を一日も早く打ち倒す以外にないという、激しい怒りと危機感をもって今日、立ち上がりました。
私たちの目の前で、全身を核兵器で武装したアメリカ帝国主義による中国侵略戦争―世界戦争が始まっています。中国・習近平スターリン主義体制も、帝国主義の核に核で対抗し、核戦争情勢を促進しています。この中でトランプと並ぶ戦争放火者として高市が登場し、「非核三原則」「原子力潜水艦保有」を策動、小泉防衛相は日本の核武装について「タブーなく議論し、進めなければならない」と主張しています。
被爆者は81年間、放射能と差別に苦しみながら、「ヒロシマ・ナガサキを繰り返すな」と声を上げ続けてきました。私たちは絶対に繰り返させないと誓って、反戦反核を闘ってきたのではなかったか。目の前で中国侵略戦争が始まり、核戦争になろうとしています。アジア人民への血債にかけて、この戦争の元凶である帝国主義とスターリン主義をただちに打倒し、今度こそすべてをかけて核戦争を阻止しなければなりません。
2、8・6ヒロシマ大行動の変革
私たちは「アジア侵略、ヒロシマ・ナガサキを繰り返すな」の被爆者解放闘争の怒りと魂を革命的に引き継ぎ、8・6ヒロシマ大行動の生まれ変わりをかけて、本日の反戦反核闘争を闘っています。
運動が女性解放闘争への全面的敵対にまで至ったことと、8・6闘争を帝国主義打倒の反戦闘争から「新自由主義と闘う職場での労組的団結拡大が一切とする運動」に変質させてきたこととは一体です。帝国主義打倒の思想と実践を失い、「血債の思想」「連帯し、侵略を内乱へ」の路線を放棄し、帝国主義が生み出す差別・排外主義に屈服していました。8・6闘争は、戦争式典を容認し、帝国主義の「平和」を前提とし、その枠内で反戦を主張する運動になっていたのです。
私たちは今、帝国主義のもとでの「平和」、被抑圧民族人民への抑圧と虐殺によって成り立っている「平和」を拒否し、再びのアジア侵略戦争、核戦争に公然と突き進んでいる自国帝国主義を打倒する内乱、革命を対置する必要があります。今日の闘いは、昨年までの闘いの殻をぶち破って戦争式典そのものを直撃し、粉砕する闘い、高市打倒・帝国主義者どもを打ち倒す実力の闘いのスタートを切ったと思います。
3、被爆者解放・日帝打倒
今こそアジア人民への血債にかけて、アジア侵略からヒロシマ・ナガサキに行き着いたすべてに対する怒りと悔しさを全面的に爆発させ、中国侵略戦争に突き進む日本帝国主義を打倒する時です。
日帝は中国―アジア侵略戦争で、台湾、朝鮮、中国東北部を植民地とし、朝鮮・中国人民から徹底的に奪い尽くした上に2千万人の大虐殺を行い、軍隊慰安婦制度によって女性たちに性奴隷を強制しました。広島は日本有数の軍都として、このアジア侵略戦争を全力で遂行した都市です。このアジア侵略戦争の帰結が原爆投下でした。
昭和天皇ヒロヒトは天皇制の護持のためにポツダム宣言受諾を引き延ばし、沖縄戦とヒロシマ・ナガサキを引き起こしました。米帝は戦後の世界支配のために、ヒロシマ・ナガサキを実験場としてジェノサイドを行いました。生き残った被爆者も放射能によって次々と殺されました。日帝はこれを見殺しにして、被爆者抹殺政策をとり続けてきました。
被爆2世の青年たちは1970年、7・7自己批判と血債の思想を決定的契機として帝国主義への根底的怒りを解き放つ決起を開始しました。植民地支配していた朝鮮・中国人民にまで、被爆を強制してしまった。そして差別は続いている。この現実をもたらしている帝国主義への怒りと、それを許してきた自分自身に対する根底的自己批判を通して、自己解放的に帝国主義への怒りを爆発させていったのです。
71年8月6日、被爆者、被爆2世、広島の労働者・学生・市民は、佐藤栄作首相の平和式典参加を直撃する実力糾弾闘争をたたきつけました。私たちは今年、このような闘いを継承する闘いとして、戦争式典粉砕・高市打倒のデモを呼びかけました。
4、中国侵略戦争阻止、日本帝国主義打倒を闘う反戦反核闘争
戦後81年間、米帝も日帝も被爆者に対して補償も謝罪もしたことはありません。被爆から81年の歴史は帝国主義によって被爆者が見殺しにされ、モルモットにされ続けてきた歴史なのです。ヒロヒトは戦争と原爆について「やむをえなかった」「戦争責任という言葉のアヤについてはよくわからない」と居直りました。その帝国主義者どもが参列し、被爆者を「平和の礎」として、英霊としてまつり上げる。こんなことがどうして許せるか!
何が「平和の礎」か! 日本は「平和国家」などではない! 米帝の侵略戦争を支え、アジアと中東の人民から略奪してきた帝国主義そのものです。今や非核三原則見直しを公言し、「核武装もタブーにせずに議論を」などと主張し、中国侵略戦争へ突進する高市が来ることに対して、アジア人民大虐殺の血の償いを自覚するならば、そして被爆者の怒りと悔しさを共にするならば、体を張って実力でこの戦争式典を粉砕するしかない。これが私たちの結論です。
8月6日は闘いの日です。ヒロシマ・ナガサキとそれに至る侵略戦争を引き起こした帝国主義に対する怒りと憎しみを爆発させる日です。そして今、再びのアジア侵略=中国侵略戦争を開始した帝国主義を、アジア人民への血債にかけ、そして被爆者の怒りを体現して一日も早く打倒するために闘う日です。闘う中国・朝鮮―アジア人民と連帯し、日帝の中国侵略戦争を内乱に転化する、そういう8・6ヒロシマ反戦反核闘争を今日、開始しました。
殺されたアジア人民の怒り、被爆者の怒りをともに、今日の闘いを突破口に巨大な内乱的闘いをつくり出しましょう。11・1全国労働者総決起集会、そして11・22首都官邸デモに、大結集をかちとりましょう。
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被爆者・2世・3世からの訴え
帝国主義の侵略拠点覆せ
被爆2世 中島健さん

今日8月6日は、1945年、アメリカ帝国主義が日本帝国主義に打撃を与えるために原爆攻撃を仕掛けた日です。この日は、歴史的に原爆の時代が始まった日として、世界中の労働者人民に刻印されています。 今、起こっていることは、戦後支配者の米帝が、ついにその地位から没落するという歴史的な事態です。米帝はこの数年、日本などを巻き込みながら中国への攻撃を仕掛けています。そういう中でウクライナ戦争、ガザ大虐殺、イラン侵略戦争が起こっている。帝国主義の植民地支配に対し民族解放を求める人たちが虫けらのように殺されている。沖縄を含め日本列島そのものがアジアに対する、イラン・ガザに対する侵略拠点になっている。
だけど、ここをひっくり返せば、戦後世界を再編しようとしている米帝の野望を打ち砕けるわけです。なんとしてもここで頑張って勝利していきたい。
今朝のデモで、皆さんの闘いが権力を震え上がらせました。松井広島市長は自分も為政者なのに「為政者が核を廃絶してくれないから困るんだ」と言っていましたし、高市に至っては非核三原則見直しすら言えない。こういうまったくでたらめな帝国主義者を倒さずにおいていいはずがない。昨日から今朝の闘い、そして今からの闘いを通して、市民と被爆者に強く訴えて、われわれの勝利をかちとっていきたい。
天皇こそ戦争・差別の元凶
長崎の被爆者 高木美佐子さん

日帝・高市は中国侵略戦争へ、天皇制の復権を画策しています。中国侵略戦争が開始されている今、改憲攻撃と労働者人民を戦争に駆り立てるための国家装置としてある天皇制を絶対に許してはなりません。天皇こそ侵略・戦争と差別―女性差別の元凶です。1894年の日清戦争から50年にわたり、日帝はアジア侵略を繰り返しました。天皇を大元帥として2千万人を虐殺し、多くの女性を軍隊慰安婦として辱めました。天皇は自らの命ごいのために沖縄を売り、ヒロシマ・ナガサキを招いたのです。私は本当に天皇制が憎いです。強制連行された朝鮮、中国の人たちは、8・6―8・9によってものすごく死を強いられました。日本政府はまったく責任をとっていません。
私は8月になると、5歳の自分に戻り、とても憂鬱(ゆううつ)な気分になります。9日長崎に原爆が落とされ、2㌔圏内にあった私の家一帯は焦土となってしまいました。被爆者は81年経っても放射能の影響で苦しみ続けています。
今また日本が侵略戦争を始めることは心から許せない。戦争か革命かが問われています。国会前に集まった多くの人たちと一緒になって、自分の命を懸けても日本の侵略戦争を止め、日帝・高市を私たちの手で絶対に打倒する、そういう私たちでありたい。
被爆はアジア侵略の帰結
被爆3世・在日3世 鄭伊佐さん
私たちは今朝、記念式典に出席した極悪の帝国主義者・高市に激しい怒りの声をたたきつけ、戦争式典を粉砕しました。
広島は日清戦争から原爆投下まで、西日本最大の軍都であり、アジア侵略の拠点でした。原爆投下は平和な日常が突然奪われたというものではなく、日本のアジア侵略の帰結です。日本政府は現在でも世界各地に建てられた軍隊慰安婦制度を弾劾する少女像に圧力をかけ、撤去させています。
私は在日3世として、血債の思想を8・6ヒロシマ大行動の血とし肉とするために闘いたいと思います。
高市政権のもとで在日・滞日外国人への入管体制の攻撃が一層激しくなっています。絶対に許せません。
イラン侵略戦争をやめさせ、中国侵略戦争―世界戦争の元凶である帝国主義を打倒しましょう。