首相官邸に怒りを 中国侵略戦争を内乱へ イラン侵略の帝国主義倒せ 米帝はさらに戦火を拡大しイスラエルはレバノン侵攻
週刊『前進』04頁(3450号03面01)(2026/06/08)
首相官邸に怒りを 中国侵略戦争を内乱へ
イラン侵略の帝国主義倒せ
米帝はさらに戦火を拡大しイスラエルはレバノン侵攻
アメリカ帝国主義とイスラエルによるイラン侵略戦争開始から3カ月、中国侵略戦争―世界戦争をめぐる情勢は、米中首脳会談を経てさらに激烈に進んでいる。イラン侵略戦争とホルムズ海峡をめぐり、米帝・トランプはむしろ原油価格高騰を始めとする米国内の政治・経済危機への対応を迫られている。そして、より凶暴に中国侵略戦争―世界戦争を促進するしかないのだ。実際に米帝は、5月27日にイラン南部の軍事施設を新たに攻撃した。しかし、1979年イラン革命やパレスチナ人民の不屈の抵抗の歴史に象徴される中東人民の帝国主義に対する民族解放・革命戦争は、帝国主義者どもが根絶することなど絶対にできない。侵略と虐殺の元凶・帝国主義を今こそ打倒しよう!
レバノンとの停戦発効(4月17日)後もレバノン南部で侵攻を拡大してきたイスラエル軍は、5月28日にレバノンの首都ベイルートを攻撃し、同時にレバノン南部を中心に24時間で135カ所を攻撃した。6月1日にはイスラエル首相・ネタニヤフがさらなる首都への攻撃を指示した。イスラエル軍が攻撃前の27日、レバノン南部の住民に「国境から約40㌔離れたザフラニ川より北へ避難するように呼びかけた」と報道されたが、この対象地域はレバノン国土の約14%に及ぶ。これは「避難」ではなく、ガザで強行された「強制退去」であり、占領にほかならない。すでにレバノンの国内避難民は120万人と総人口の2割近くに上り、3月2日以降、3400人以上が殺された。イスラエルは停戦など形すら守る気はないのだ。
「停戦交渉」の決裂は避けられずイラン侵略戦争が泥沼化しようとする中、6月1日にトランプはネタニヤフを電話で罵倒し、「ヒズボラとも電話協議した結果、双方が交戦停止に同意した」と主張した。しかし、直後にネタニヤフが「レバノン南部での作戦を計画通り実施する」とSNSに投稿。歴史的な没落の中で中東への影響力を失ってきた米帝は、イスラエルを先兵に中東侵略を進めるしかなく、何よりも中国侵略戦争の一環として戦争を始めている。米帝・イスラエルを打倒しない限り戦争は終わらないのだ。
パレスチナでは、ネタニヤフは5月28日、「ガザ地区の60%を支配している」とし、さらにガザの70%の占領をイスラエル軍に指示した。昨年10月のイスラエルとハマスの停戦合意では不当にも「ガザの53%がイスラエルの支配地域」とされたが、それすらも平気で踏みにじっているのである。停戦後もイスラエルはガザ攻撃を続け、850人以上のパレスチナ人が殺されている。しかし、パレスチナ人民は不屈に反撃し、イランは「停戦は、レバノンを含むすべての戦線における停戦だ」(アラグチ外相)との立場を堅持して米帝に立ち向かっている。
イラン―中東侵略戦争における米軍の大拠点となっているのが日本帝国主義だ。在日米軍への積極的協力をもって侵略に加担し、自らもホルムズ海峡への自衛隊派遣を狙っている。闘う中東・アジア人民と連帯し、イラン侵略戦争・中国侵略戦争―世界戦争に突き進む帝国主義打倒へ、6・14反戦大デモを闘おう!