那覇駐屯地 第15旅団の師団化やめろ 「侵略の銃とるな」

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週刊『前進』04頁(3448号03面03)(2026/05/25)


那覇駐屯地
 第15旅団の師団化やめろ
 「侵略の銃とるな」

(写真 「侵略の銃をとるな!」。駐屯地に向けシュプレヒコール【18日 那覇市】)

(写真 大行進沖縄の仲間が申入書を読み上げた)


 辺野古座り込み闘争に続いて18日午後、陸上自衛隊那覇駐屯地への抗議・申し入れ行動が行われた。今年度に師団へと格上げされる予定の陸上自衛隊第15旅団が司令部をおく那覇駐屯地は、中国侵略戦争の一大拠点だ。
 師団化に際して部隊規模は現在の約1・7倍の3900人へと拡大し、団長は「陸将補」から「陸将」へと格上げされる。第15師団は在沖米海兵隊のカウンターパートと位置づけられることとなる。また普通科連隊は2個に倍増され、宮古島駐屯地の宮古警備隊、石垣駐屯地の八重山警備隊も同師団に編入される。さらには16式機動戦闘車が県内で初めて配備されるほか、ミサイルによる反撃を想定した司令部庁舎の一部地下化も行われる。
 この日、陸上総隊演習のただ中で人民の怒りに包囲される那覇駐屯地はゲートを完全に閉めて対応。改憲・戦争阻止!大行進沖縄の松本未土さんのリードで「陸上総隊演習をやめろ!」「侵略のための軍事要塞化を許さないぞ!」とシュプレヒコールを上げ、抗議行動が始まった。
 冒頭に大行進沖縄の仲間が、第15旅団の泉英夫旅団長あての申入書を読み上げた。師団化と公式ウェブサイトでの旧日本軍第32軍司令官・牛島満の美化、琉球弧―沖縄のミサイル基地化を中止するよう求め、「自衛官は侵略の武器をとるな。中国侵略戦争への参加を拒否しよう」と訴えた。
 続いて、全国から駆けつけた仲間が次々とマイクを握った。陸上総隊が司令部をおく陸自朝霞駐屯地や航空自衛隊入間基地に対する闘いを続けてきた大行進埼玉の仲間は自衛官に向けて、「私たちは体を張った闘いで必ず高市を打倒する。命令を拒否し闘おう」と熱く呼びかけた。
 8・6ヒロシマ大行動実行委員会の仲間は、岩国の米軍基地から出動したF35戦闘機がイラン攻撃に参加していることを弾劾。そして、非核三原則解体=日米安保の核同盟化を絶対に許さず、今夏の8・6広島―8・9長崎闘争を国際的な反戦反核闘争としてかちとろうと呼びかけた。
 さらに関西女性反戦行動実行委員会の青年労働者が横断幕を掲げて登場し、かつて中国―アジアを侵略した日本帝国主義による「軍隊慰安婦」=性奴隷制度を弾劾し、「血債の思想」をもって本土で日帝打倒へ闘う決意を語った。
 全学連の渡辺祥英書記次長は、第15旅団の師団化とは、南京大虐殺に参加した牛島のもとで幾多の人民を死に追いやった第32軍の「戦訓」を賛美する「32軍化」であり、絶対に許してはならないと弾劾した。
 最後に松本さんが「本年の闘争は大勝利した」と3日間の闘いを総括し、「これからが本番だ。全基地撤去、安保粉砕・帝国主義打倒の闘いを各地で展開し、6・14全国闘争に大結集しよう!」と訴えて一連の闘いを締めくくった。

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