勝連分屯地 ミサイル基地解体を 軍事要塞化に怒り
週刊『前進』04頁(3448号03面02)(2026/05/25)
勝連分屯地
ミサイル基地解体を
軍事要塞化に怒り

(写真 基地増強に怒りの声をたたきつけた【17日 うるま市】)
大行進沖縄は17日、嘉手納基地闘争の高揚感をもって陸上自衛隊勝連分屯地抗議行動に臨んだ。
陸自は2024年に奄美・宮古・石垣の地対艦ミサイル部隊を指揮下におく第7地対艦ミサイル連隊を発足させ、うるま市の勝連分屯地に本部を置いた。これは中国侵略戦争でミサイルを撃ち合う「遠征前進基地作戦(EABO)」の実戦部隊―司令部であり、長射程ミサイルの配備も狙われている。この日から強行された「陸上総隊演習」はEABOの実動演習だ。
分屯地周辺の樹木は伐採され、新たに広大な駐車場が造られようとしている。目に見える形で基地の増強が進められているのだ。
門の奥では複数の自衛隊員が小銃を携えて待機している。住民敵視そのものだ。大行進沖縄は「ミサイル基地を解体するぞ!」「琉球弧の軍事要塞(ようさい)化を許さないぞ!」とシュプレヒコールを上げた。対応した隊員は所属も氏名も明かさない一方で広報と称する隊員が抗議行動参加者を撮影する中、人民監視を全体で弾劾した。
大行進沖縄の青年労働者が第7地対艦ミサイル連隊の解散、地対艦ミサイルの長射程化の中止、琉球弧―沖縄のミサイル基地化の中止、陸上総隊演習の中止などを申し入れた。続いて、大行進東京の青年労働者が「世界戦争が始まった今こそ5・15体制を粉砕すべき時だ。日米安保粉砕、日帝打倒へ闘おう」と訴え、大行進茨城で動労総連合水戸の石井真一書記長は「アメリカ帝国主義が大没落し中国侵略戦争を実行し、中国スターリン主義も崩壊しようとしている。帝とスタの戦争・核戦争は絶対に止めなければならない。『祖国防衛』とは帝国主義者の国家を守ること。私たちも隊員の皆さんも、帝国主義の戦争に動員されてはならない」と呼びかけた。三里塚現地闘争本部は沖縄の闘いと連帯して土地収用攻撃と闘いぬく決意を表明。全学連も自衛官に、「在日米軍基地からイランに出撃していることは隠すことのできない事実です。自衛隊、基地産業で働く皆さんの『成果』が、他国の人々を虐殺するために使われている。皆さんをそのような立場に追い込んでいるのは、沖縄の土地の多くを覆っている米軍基地であり日本政府です。すべては資本主義、帝国主義の問題です。われわれの反戦闘争は非暴力の反戦ではなく、帝国主義打倒の内乱、自国政府打倒の戦争でなければなりません。自衛隊の皆さんも、あなたたちの力を、武器を、あなたたちを戦争に加担させる日本政府に向けてください」と熱烈に訴えた。