イラン反戦ー中国侵略戦争阻止を 改憲・戦争阻止!高市打倒の怒りを 4・26新宿―29「昭和100年式典」粉砕へ

週刊『前進』04頁(3443号01面01)(2026/04/20)


イラン反戦ー中国侵略戦争阻止を
 改憲・戦争阻止!高市打倒の怒りを
 4・26新宿―29「昭和100年式典」粉砕へ


 アメリカ帝国主義・トランプは、4月12日のイランとの「停戦」交渉決裂後、大量の米軍艦船をホルムズ海峡に展開し「逆封鎖」に踏み切った。イランへの地上侵攻作戦の発動も構えている。米帝は中国侵略戦争―世界戦争として開始したイラン侵略戦争を、後戻りなく徹底的に激化させる以外にはない。帝国主義打倒こそが戦争を阻止する道だ。日本帝国主義・高市も自衛隊のホルムズ海峡派兵を狙い、改憲攻撃を激化させている。4・29「昭和100年記念式典」を粉砕し、イラン出撃拠点=在日米軍基地を包囲・封鎖する実力闘争として5・15沖縄闘争に立とう。「戦争・改憲許すな」の怒りと合流し、6・14反戦闘争へ進もう!

反帝・反スタ世界革命を

 アメリカとイランの停戦交渉は4月12日に決裂した。米帝トランプは「われわれに発砲するイラン人はすべて、地獄まで吹き飛ばす」と言い放ち、13日にはホルムズ海峡の「逆封鎖」に踏み切った。米軍1万人以上、15隻以上の軍艦がイランの港を出入りする海上交通を封鎖している。「イランの貿易を完全に止め」(米軍)イランを締め上げて干上がらせようとしているのだ。
 米帝トランプは、米軍部隊約5万人をイラン周辺に集結させた上で、ウラン濃縮禁止やホルムズ海峡の管理権放棄、親イラン勢力への資金提供停止などイランが到底のめない要求を突きつけ、全面屈服を迫っている。イラン人民の反撃、さらに石油高騰・世界経済危機に揺さぶられるトランプは、「停戦合意」で態勢を立て直し、開始したイラン侵略戦争=中国侵略戦争―世界戦争をエスカレーションさせていくしかない。中東支配・石油支配のために、何より中国スターリン主義のイラン・中東全体への影響を一掃するために、イランの現体制を打倒する以外にないからだ。トランプは中国がイランに武器を供与すれば「中国は大変なことになる」と警告し、中国・習近平に「武器供与を停止せよ」と書簡を送り付けた。絶望的危機に立つ米帝は、世界支配の再編・再確立をかけて後戻りのない中国侵略戦争―世界戦争にすでに突入している。それは、米帝が生き延びるためなら、「一夜で全土を壊滅する」「石器時代に戻す」「一つの文明を滅ぼす」(トランプ)と核使用・核戦争をも想定したジェノサイドをやるということだ。ヒトラー以上の凶暴さで立ち現れているのだ。このもとでイスラエルはレバノン南部を占領するために延々と攻撃し続け3千人以上を虐殺している。
 イラン人民は、1979年の米帝=パーレビ王朝を打倒したイラン革命以来、反動的イスラム体制下でも、帝国主義の包囲・制裁に対し民族解放・革命戦争的な闘いを半世紀近く貫いてきた。今こそ闘うイラン人民と連帯し、戦争の元凶である米帝―帝国主義を打倒しなければならない。
 だが中国スターリン主義は、イラン人民と連帯し帝国主義打倒を呼びかけるのではなく、イランを米帝との取引の道具にしている。米帝をイラン・中東に釘付けにさせる一方、台湾周辺に100隻の艦艇を展開するなどして台湾・東アジアで有利な立場を確保しようと対応し、米帝の中国侵略戦争―世界戦争を促進する反動的役割を担っている。反帝・反スターリン主義世界革命こそ、米帝のイラン―中国侵略戦争として始まった第3次世界大戦の破局を阻止する道だ。

安保・沖縄を闘い抜こう

 世界革命の突破口を切り開く闘いとして、日本におけるイラン侵略戦争―中国侵略戦争阻止の反戦闘争を爆発させよう。
 日帝こそイラン侵略戦争の参戦国だ。沖縄・横須賀を始めとする在日米軍基地がイラン侵略の出撃拠点となっている。米海軍佐世保基地の掃海艇2隻がホルムズ海峡の封鎖のために派遣された。さらに、石油輸入の9割を中東に依存する日帝は、石油製品の供給も滞り始め絶対絶命の危機にある。トランプが「自分で石油を取りに行け」と言うように、自衛隊のホルムズ海峡派兵も画策されている。だがイラン人民の犠牲の上に戦争で石油を分捕り、世界戦争の破局に突き進むしかない帝国主義こそ打倒されなければならない。イラン―中国侵略戦争の出撃基地を包囲し、実際に戦争を止める反基地闘争を今こそ巻き起こそう。
 こうした中で三里塚闘争は強制収用攻撃粉砕の決戦に入った。2028年度の第3滑走路新設を断念した成田空港会社(NAA)が強制収用の手続きを開始する意向を国土交通相に伝えた。地元説明会を開始し、連日大キャンペーンを張っている。まさに米日帝が中国侵略戦争に突入し、特定利用空港・港湾が17カ所追加(8日)される中で、成田空港を4千㍍滑走路を持つ巨大軍事空港として活用しようとしている。中国侵略戦争の兵站(へいたん)・輸送拠点のための「第2の開港」プロジェクト、南台農地強奪攻撃と真っ向対決し、三里塚闘争の爆発をかちとろう。
 4・29「昭和100年記念式典」は、天皇制を賛美し、日帝の侵略戦争・植民地支配の歴史を美化し、再び中国侵略戦争に突入しようとする許しがたい式典だ。天皇制と日帝は戦後、沖縄を売り渡し、日米安保のもとで延命してきた。アジア人民への血債にかけて、侵略と戦争の「昭和100年」を粉砕し、安保・沖縄闘争の爆発へ闘おう!

人民の歴史的行動始まる

 イラン―中国侵略戦争阻止の反戦闘争を闘い、6・14改憲・戦争阻止!高市政権打倒!全国総決起闘争への全人民的決起に向かって闘おう! 改憲・戦争と高市に対するデモは日を追うごとに拡大し、4月8日には国会前3万人を含め全国165カ所約5万人が決起した。労働者階級人民の歴史的行動がいよいよ始まったのだ。イラン―中国侵略戦争の開始が「被抑圧階級の欠乏と困窮が普通以上に激化する」(レーニン「第2インタナショナルの崩壊」)事態を促進している。戦時下、物価高騰・生活破壊が襲い掛かる中で、「大衆の活動が著しく高まり」(同)、労働者階級人民が政治・経済、社会、イデオロギー、文化など全面にわたって揺さぶられ、革命に向かう歴史的行動に引き入れられているのだ。
 日帝・高市と労働者階級人民との内乱的激突の火ぶたが切られている。自民党大会が12日、現役自衛官が国歌を歌い日帝・軍部が登場する中で開かれ、高市は「時は来た。(憲法)改正の発議について、何とかめどが立ったと言える状態で来年の党大会を迎えたい」と、1年以内の発議をぶちあげた。さらに安保三文書抜本改定が推し進められ、国会では武器輸出規制全面撤廃の閣議決定と運用指針改悪でミサイル、戦闘機、護衛艦、潜水艦などの殺傷兵器の輸出が原則可能となろうとしている。併せて日帝は欧州連合(EU)と「防衛産業基盤強化」の共同声明を発し、全力で中国侵略戦争の継戦能力を形成するというのだ。また、早期制定をうたうスパイ防止法と一体の国家情報会議創設法案が審議され、反戦闘争の圧殺が狙われている。人民の怒りと行動は高まるばかりだ。
 この中国侵略戦争突入・改憲を絶対阻止する闘いを「国論を二分する」闘いとして爆発させ、「連帯し、侵略を内乱へ」の闘いをつくり出そう。それはレーニンが提起した革命党の三つの義務----①プロレタリアートの革命的自覚と革命的決意を呼び覚まし、②プロレタリアートを助け革命的行動への移行を促進する、③革命的情勢に応ずる組織をつくり出す----を全力で実践することだ。帝国主義を打倒しない限り、労働者階級人民は生きられない。国会を取り巻く怒りを発展させ、4・26新宿―29「昭和100年記念式典」粉砕、5・1反戦メーデー、5月沖縄闘争の爆発から6・14大闘争へ攻め上ろう!

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