動労千葉反戦春闘スト貫徹 外注化粉砕、大幅賃上げ掲げ

週刊『前進』04頁(3442号02面01)(2026/04/13)


動労千葉反戦春闘スト貫徹
 外注化粉砕、大幅賃上げ掲げ

(写真 「大幅賃上げを行え」とCTS本社前で抗議行動【4月1日 千葉市】)

 動労千葉は4月1日、26反戦春闘第3波闘争としてストライキを貫徹した。
 この日、JR東日本は車両の検査・修繕業務で最後までJR本体に残っていた機能保全業務の外注化を強行し、新人事・賃金制度を実施に移した。これを弾劾してJR東日本本体の組合員と、同社のエルダー(60歳定年後65歳までの再雇用)社員として千葉鉄道サービス(CTS)に出向中の組合員がストに入った。この日の闘いは、CTSに大幅賃上げを求める闘争としても打ち抜かれた。
 早朝、動労千葉組合員と支援が京葉車両センター門前に結集し、外注化に怒りの声を上げた。渡辺剛史書記長が抗議集会の司会を務め、社長の喜㔟陽一自身が外注化の破綻を認めているにもかかわらず、一層の外注化を進めるJR東日本を弾劾し、「多発する事故の原因は外注化だ。業務をJR直営に戻し、CTSの労働者もJRに採用しろ」と突き付けた。車両技術分科会の半田幸夫会長は、わずか半年の教育でCTSに機能保全業務を請け負わせる無謀なやり方に怒りを示し、幕張支部の北嶋琢磨支部長は「外注化を止めるため動労千葉に結集しともに声を上げよう」と京葉車両センターの労働者に呼びかけた。動労千葉を支援する会と動労東京環境アクセス支部、船橋二和病院労組がともに闘う意思を表した。
 午前10時からはCTS本社前で抗議行動が行われた。北村武書記次長が交渉報告で、機能保全業務を受託するなという動労千葉の要求を拒むCTSに怒りを示し、人員が大幅に削減された職場の実態を暴いて、戦時インフレ下で大幅賃上げは絶対に必要だと声を強めた。CTS清掃部門で働く組合員が生活できない低賃金への怒りを語り、半田車技分科会長は65歳以上の継続雇用から動労千葉を排除するCTSを弾劾した。動労千葉を支援する会とユニオン習志野がともに闘う決意を表明。北嶋幕張支部長が「いつまで組合差別を続けるのか。絶対に許さない」とCTS本社をにらみつけて怒りをたたきつけた。貨物協議会の佐藤正和議長は、国鉄分割・民営化の矛盾が集中するJR貨物で反撃に立つと表明した。
 関道利委員長が行動をまとめ、3月16日の第1波闘争で反戦声明を発出した動労千葉は、イラン侵略戦争弾劾・中国侵略戦争阻止の反戦春闘として3波の闘争を貫徹したと総括した。そして、基本給や定期昇給、退職金や乗務手当も廃止する新人事・賃金制度を許さず、「労組なき社会」化に向けてJRが先頭に立って進める労働法制改悪を阻止しようと訴えた。
 翌2日、CTSは石油価格高騰による業績悪化予測も口実に、契約・パート社員はベアゼロという許しがたい回答を提示した。これへの怒りもばねに動労千葉は闘い続けている。
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