中央女性解放組織委員会報告(要旨) 関西の蜂起から開始された1年の激闘 革命的女性解放闘争の荒々しい創成を断固進めよう
中央女性解放組織委員会報告(要旨)
関西の蜂起から開始された1年の激闘
革命的女性解放闘争の荒々しい創成を断固進めよう
①女性差別・性暴力を絶対に許さない党への生まれ変わり
この1年の闘いは、自らに染みつき、こびりついた7回大会路線(「差別=分断―再団結」「階級的団結」の名で、現実の女性差別・性暴力を徹底的に抹殺するあり方)を最後的に打倒し、一掃する闘いです。革命ができる党への飛躍・変革の闘いとして、全党員、とりわけ指導部の自己批判・自己切開を曖昧(あいまい)さなくやりぬくものとして実現してきました。
核心の一つは、26全総以降、「7回大会路線からの脱却・転換」を装いながら、実際には7回大会路線の手直しをして変革からすり抜け、OZの女性差別・性暴力を擁護・隠蔽した萩原・吉田路線の腐敗(関西だけの問題ではない)を、当該女性同志たちの怒りの決起によって暴き、打倒したことです。
もう一つは、34全総以降、秋月書記長自己批判とIS同志の提起として開始されたこれまでの政治局と党の根底的打倒、破壊的再生、とりわけ、7回大会路線打倒の闘いの中で多くの女性同志たちの深い自己批判と当該同志への連帯の決起を呼び覚まし、全国労組交流センター女性部や婦人民主クラブ全国協議会などの変革を実現してきました。
そして、34全総以降の闘いで、「34全総提起者」であった石田の女性差別・性暴力、それと一体の共産主義者としての腐敗・崩壊が、当該の決起によって突き出されました。しかし、当該は、全党の女性同志たち、とりわけ関西の当該女性同志たちと団結して、石田を打倒し、党を変革するのではなく、逆に石田の解任決定を出した政治局や、労働者指導部を先頭とする全国委員に「女性差別者」とレッテルを貼り、35全総破壊の「反革命蜂起」を企て、全党から粉砕された現在に至るも党への罵詈(ばり)雑言とうそとデマを吐き続け、ついには党内情報に1000円の値札をつけて売りさばくというまさに反革命として純化しています。石田の免罪のために党を破壊する。これが石田グループの本質です。この石田グループをあぶり出し、35全総で打倒・追放したのは、関西の当該同志の闘いであり、34全総以来の秋月書記長自己批判とIS同志の提起に応える全党の変革の闘いであり、その先頭に立ってきた女性労働者指導部の怒りと決起です。
この1年、女性同志たちを先頭に、女性差別の屈服・内面化と闘い、「女性解放」の名で女性解放を放棄し、告発に決起した女性同志を絞殺してきた党と運動のあり方を深刻に総括し、七転八倒しながらも一切の妥協なく変革をかちとってきました。この道を進もう!
②革命的女性解放闘争の原則打ち立てプロレタリア女性の獲得へ
革命的女性解放闘争とその原則とは何か。それは、怒りです。革命党として、女性差別への怒りを爆発させることです。帝国主義・資本主義への煮えたぎる怒りです。指導部こそが問われています。組織が、指導部が、当該以上に女性差別・性暴力に怒ることができなければ、女性差別・性暴力をなくすことはできません。
無数の女性労働者・学生が、革命に人生をかけて結集する時代です。問われていることは、私たち自身が、女性党員、女性活動家、女性労働者をどう見ているか(どう見てきたか)ということではないか。革命の主体は誰か。青年・学生・女性の獲得(それを実現するための変革を惜しまず)に猛然と打って出よう! 革命的女性解放闘争こそが「連帯し、侵略を内乱へ!」の闘いを先頭で切り開く力です。女性差別を容認し、隠蔽するものを徹底的に粉砕し、打倒する。帝国主義に屈服する者を容赦なく打倒する。この闘いがあって初めて私たちは、日本帝国主義が再び三度の中国侵略戦争に突入することと真正面から対決できるのです。
女性解放は、帝国主義打倒、共産主義社会の実現の中にあります。1917年のロシアのように、戦時下の反戦闘争を内乱で闘おう! 革命的女性解放闘争のうねりを全国でつくり出し、来年3・8闘争を爆発させよう!