革共同第36回全国委員会総会を開催 35全総から11・2集会において切り開いた革命的地平を固め、中国侵略戦争阻止の26年決戦へ 革命的共産主義者同盟政治局

週刊『前進』04頁(3426号02面01)(2025/12/15)


革共同第36回全国委員会総会を開催
 35全総から11・2集会において切り開いた革命的地平を固め、中国侵略戦争阻止の26年決戦へ
 革命的共産主義者同盟政治局


 革共同第36回全国委員会総会は、35全総から11月までの3カ月の激闘と党変革の闘いの地平に立って、2026年決戦(26―27年決戦)の突破口を開く総会としてかちとられた。
 昨年11月の関西指導部による性暴力とその隠蔽(いんぺい)・擁護を粉砕した当該女性同志たちの蜂起から1年。「革命的女性解放闘争の荒々しい進撃」を強力な推進力として、革共同は女性解放闘争への敵対にまで行き着いた組織と運動のあり方、その指導、思想の誤りを徹底的に自己批判し、その過程であぶり出した石田反革命を打ち破って、「闘う中国・アジア人民と連帯し、米日帝の中国侵略戦争を内乱に転化せよ」という戦略的総路線を貫徹し革命を実現できる党に自らを打ち立ててきた。
 全国委員会は、この1年を「革命への前進」として確信をもって総括できる。中国侵略戦争・世界戦争突入情勢下、「連帯し侵略を内乱へ」を本当に貫くべき時に、今ここで絶対にやりぬくべき自己批判と変革を徹底的にやりぬいて26―27年決戦を闘う体制を確立することができた。女性解放への敵対と7回大会路線に対する秋月丈志書記長自己批判とIS同志の全党の変革をかけた提起が革命か反革命かの分岐点だった。秋月書記長の政治局報告、中央女性解放組織委員会の報告に続いて、討議のトップに立った関西の女性同志、石田一派と決別し学生戦線の革命的再建を進めている学生同志をはじめ20人以上の発言者全員が、自らが切り開き、つかんできた1年の格闘、苦闘、自己批判、党変革の地平と勝利に圧倒的確信をもって発言した。
 36全総は、第一に、35全総以来の石田反革命打倒から11・2労働者集会に至る党変革の地平をがっちりと確認した。革命的女性解放闘争への敵対者、党破壊の反革命としてあぶり出し、党から、そして改憲・戦争阻止!大行進運動、11月労働者集会、闘うすべての戦線から叩(たた)き出した石田一派の反革命としての純化を内外に明らかにし、36全総の名において「完全打倒」を宣言した。
 第二に、革命的女性解放闘争に対する敵対として鋭く現れた組織問題の根本に2015年革共同第7回全国大会路線の問題があり、その根本思想(「7・7自己批判路線」「血債の思想」と「連帯し侵略を内乱へ」の基本路線の解体=帝国主義打倒の革命に対する本質的日和見主義)を最後的に打ち砕くことを総括の核心にすえた。36全総政治局報告は、この7回大会路線の根本思想からの決別を、あらためて秋月書記長自己批判とIS同志の全党への提起を刻みつけながら行ったものである。
 第三に、政治局こそ石田反革命を生み出したことについて最も厳しく自己批判し、全党と労働者階級人民に謝罪し、党の根本的な自己批判の貫徹、革命を実現する党への変革の最先頭で闘い抜くことを決意した。そしてあらためて米帝(帝国主義)の中国侵略戦争・世界戦争の開始という世界史的事態の超重大性を見すえ、「連帯し侵略を内乱へ」の基本路線を貫いて中国侵略戦争阻止の反戦闘争に総決起する、この9回大会路線の「実践的一致」に政治局・全国委員会は責任を取り切らなければならない。第四に、12月闘争から26年冒頭の決戦方針について全面的に確認した。第五に、党建設・組織課題として、27年杉並区議選決戦(中国侵略戦争のただ中における革命と反革命の内乱的激突)に全党総決起で必ず勝利すること、中央指導部建設の強化、中央労働者組織委員会・産別委員会再建、中央学生組織委員会再建、マルクス主義青年労働者同盟建設、諸戦線における組織体制再確立、単一党建設、国際部、機関紙活動、理論闘争、綱領検討委員会の全課題に挑戦し、10回大会をかちとることを確認した。
 中国侵略戦争・世界戦争はますます激しく進行している。この1年のかつてない党変革がつくり出した一切の力で、全党は米日帝国主義の中国侵略戦争阻止の大反戦闘争の巨大な革命的大衆的爆発をかちとるための宣伝・扇動・組織化に猛然と突入しなければならない。以下、秋月書記長が行った政治局報告の要旨と、中央女性解放組織委員会報告の要旨を掲載する。全文は『共産主義者』224号に掲載予定である。

36全総政治局報告(要旨)

はじめに

 昨年11月から本年3月の34全総の過程における関西の女性同志を先頭とした決起は、革命的女性解放闘争に敵対し続けてきた関西指導部と政治局・中央指導部のこれまでのあり方を容赦なく暴き出し、その根底的な打倒と自己批判貫徹の闘いを開始させた。その闘いは、関西指導部の打倒と自己批判、秋月書記長自己批判=党中央(全国委員会・政治局)の自己批判、そしてIS同志の渾身(こんしん)の提起と全党的討議の開始をへて、革命的女性解放闘争の新たな創成まで推し進められた。さらにこの闘いの徹底性は、35全総において石田反革命をあぶり出し、打倒し、一掃した。
 この革共同の根底的な自己批判と変革の闘いは、中国侵略戦争・世界戦争への突入に「連帯し侵略を内乱へ」の基本路線を貫き、反帝・反スターリン主義世界革命を実現すべき情勢を前にして、今ここで絶対にやりぬかなければならないものであった。そしてこの闘いをやりぬいてきたからこそ、高市政権の登場と中国侵略戦争突入情勢のエスカレーションと真正面から対決し、動労千葉と共に11・2労働者集会の高揚と新たな発展の道を開くことができた。そして11・29反戦デモから12月戦争国会粉砕決戦を闘い抜きつつ、本総会を反帝・反スターリン主義世界革命の命運をかけた26―27年決戦の突破口とすべくわれわれは結集した。
 政治局として石田一派の35全総破壊策動を生み出したことをあらためて全党の同志と労働者階級人民に謝罪する。

【1】石田反革命打倒と「連帯し内乱へ」を貫徹する党変革

 (1)35全総は、11・25蜂起―34全総―秋月書記長自己批判―IS同志提起と全党的な主体的変革をかけた討議において開始された革命的女性解放闘争の貫徹・発展か、その変質・解体かの決定的分岐点であり、革命と反革命との激突となった。石田一派の反革命への転落はどこで起きたのか。それは秋月書記長自己批判―IS同志提起をまったく主体的にとらえようとしなかったことによる。
 2017年の広島県委員会でIS同志は、党内における自らへの性暴力、女性差別について組織的に総括し、女性解放闘争を欠落させてきた指導部の自己批判を求めた。だが当時広島県委員会書記長(中四国地方委員会書記長)だった秋月同志を先頭に、このIS同志の訴えを「団結破壊」「血債主義」と罵声を浴びせて圧殺、絞殺した。女性解放闘争への無知、無理解、敵対、血債の思想の否定、そして7回大会路線の破綻と崩壊による恐るべき事態だ。しかし、IS同志は言語に絶する困難を「党指導」の名で強いられながら共産主義の核心をなす女性解放思想を貫き、関西でのOZの性暴力とその隠蔽・告発の圧殺を許さず当該とともに闘い抜いた。その過程において秋月書記長に自己批判を強制した。このIS同志の闘いは、革共同の階級性を守り抜き革命的女性解放闘争と「連帯し侵略を内乱へ」でプロレタリア独裁を実現する党変革、飛躍をかちとっている。
 IS同志は、秋月自己批判の承認にあたっての提起において「『書記長秋月の自己批判』は『単に書記長である秋月が自己批判した』ではなく『革共同(全国委員会)としての自己批判であることがはっきりした』」と述べている。全党はこの秋月自己批判とIS同志の提起を受けて、自らの主体的変革をかけた討議を開始した。IS同志の提起が、秋月自己批判を超えて党の変革を訴え組織したのだ。この過程をへて、革共同は革命的共産主義運動の核心に女性解放の思想と実践をすえつけた。そして二度と党内での性暴力や女性解放闘争への敵対を許さず、「7・7路線」の再確立で「青年・学生・女性の党」への真の変革をかちとり、帝国主義打倒! スターリン主義打倒!のプロレタリア世界革命を絶対に完遂する決意を徹底的な自己批判をもって全党的に打ち固めてきたのである。
 だが、この34全総から秋月書記長自己批判とIS同志の提起をへての革命的女性解放闘争創成の闘いの前進の中で、「女性解放闘争の先駆者」であるかのようにふるまってきた石田は完全に破綻した。石田も石田一派も、秋月書記長自己批判―IS同志提起に正面からは向き合わず、IS同志や関西の当該女性同志の闘いを「女性解放の理論水準が低い」と見下していた。そして石田自身に突きつけられた女性差別性と性暴力に対する自己批判においても、秋月書記長自己批判―IS同志提起をまったくすえなかった。まさに「実は石田こそが、『被害当該・告発者の決起に肉薄する』ということから完全に逃げていた。あるいは、反革命と化した学生指導部連中は、『学生こそが最先頭』というおごった立場で、関西からの決起や全国の苦闘を『遅れてきた決起』として『上から見下していた』」(関西地方委員会・蜂起者アピール)のだ。
 (2)関西11・25蜂起から34全総以来の革命的女性解放闘争の創成が、石田反革命をあぶり出した。石田の「恩赦」を要求し、「女性解放とは共産主義の実現以外にない」ということに激しく反発する石田一派の「女性解放論」の本質は、帝国主義への屈服と転向だ。石田一派は権力の弾圧を恐れて実力闘争からも後退し続けた。暴処法弾圧を粉砕して闘われた今年の8・6広島闘争においても、権力の弾圧の前面に立ったのは、自己批判・変革をかけて決起した広島と全国の女性であり、労働者であり、石田一派は一人として逮捕されることも排除されることもなかった。
 石田一派の反革命性は、35全総で党から叩き出された後、ますます鮮明となり極まっている。石田一派は革共同と革命的女性解放闘争への憎悪、「連帯し内乱へ」への恐怖、国家権力への屈服のみで寄り集まっている転向・脱落集団である。石田一派は高市登場とトランプ来日・日米首脳会談に対する闘争から逃亡し、階級的労働運動と動労千葉破壊だけを目的とした11・2集会への介入・破壊策動は当然にも階級的怒りで一瞬で粉砕された。「9・6蜂起資料集」なるデマ宣伝も含む35全総の内部組織情報の文字通りの「売り渡し」は一線を越えており、石田一派が権力の手先・スパイにまで成り果てたことを示す。関西の当該女性同志や石田打倒の先頭に立った東京の女性同志への憎しみに満ちていることは、革命的女性解放闘争に対する反革命・敵対集団としての正体をあらわにしている。石田一派は恥知らずにも「中国侵略戦争阻止」「連帯し内乱へ」「血債の思想」などの言葉を、何一つ実践するつもりもないのにもてあそんでいる。この石田一派が「革共同」「中核派」「全学連」を名乗ることなど絶対に許さない。第36回全国委員会総会の名において石田一派の革共同と革命運動からの完全追放と完全打倒を宣言する。

【2】7回大会路線の根本思想と決別し、帝国主義を打倒する革命を闘い抜く

 (1)党建設・中央指導部建設をめぐるこの25年の死闘は、米日帝の中国侵略戦争―世界戦争とそれがもたらす本格的・全面的な革命情勢における党の根底的変革をかちとるために絶対に避けて通ることはできないものであった。それは2019年26全総以来格闘してきた7回大会路線の根本思想(「血債の思想」の否定と「連帯し侵略を内乱へ」の基本路線の解体、帝国主義打倒の革命的実践からの日和見主義)との決別・打倒の闘いであった。
 7回大会路線下での「血債の思想」の解体、差別に対する糾弾闘争を「血債主義」「団結破壊」として排撃する思想こそ、革命的女性解放闘争への敵対を引き起こした「根拠」であり、26全総においても最も深刻に総括されるべき7回大会路線の問題であった。だが、この7回大会路線の根本にあった思想的問題は総括されず、それどころか、萩原・吉田の「差別=分断―再団結(差別は資本の分断であり再団結が重要だとして糾弾闘争を否定)」論として、部落解放闘争、女性解放闘争、入管闘争、障害者解放闘争、あらゆる戦線で、全党的に「拡大再生産」されてしまった。24年1・1アピールと9回大会は、中国侵略戦争阻止の反戦闘争を「連帯し侵略を内乱へ」の闘いとして貫くために「7・7路線と血債の思想の現代的再確立」を提起した。しかし、その全党的確立と実践的一致をかちとるには、7回大会路線的な運動路線の継続、「差別=分断―再団結」論の根底的批判(粉砕)が必要だった。ここを徹底的に粉砕することなしに、9回大会路線の真の確立と7回大会路線の根本思想からの完全な決別はできなかった。昨年11・25蜂起から34全総に至る当事者を先頭とした革命的女性解放闘争の荒々しい進撃は、萩原・吉田路線を打倒し、秋月書記長自己批判を強制し貫徹させていく闘い、さらにこの革命的前進への反動として登場した石田反革命(「女性解放」をかたって革命的女性解放闘争と革命党を破壊しようとする最悪の反革命)の打倒をもって、7回大会路線をその根本思想においてついに打ち砕いた。

レーニン主義貫く革命論の再確立へ

 (2)秋月書記長自己批判とIS同志提起による全党の変革的討議は、まさに労働者自己解放=全人間解放のマルクス主義の根本原理、帝国主義打倒のプロレタリア革命の不可欠の課題としての「7・7路線」「血債の思想」の再確立の闘い、帝国主義段階におけるプロレタリア革命論としてのレーニン主義革命論を、帝国主義の基本矛盾の全面的爆発の時代において革共同の中に再確立していく闘いそのものであったのだ。革共同は秋月書記長自己批判とIS同志提起での全党的変革を開始し、萩原、石田の打倒をもって、荒々しい革命的女性解放闘争を闘う出発点に立った。ついに7回大会路線を打倒し、「闘う中国・アジア人民と連帯し、米日帝の中国侵略戦争を内乱に転化せよ」という戦略的総路線の貫徹へ前進を開始したと断言できる。
 (3)高市政権登場・日米会談―米中会談―中国侵略戦争突入の巨大な歴史的転換点において、革共同は34―35全総を通した革命的女性解放闘争の非妥協的打ち立てと石田反革命粉砕をもって7回大会路線の根本思想―帝国主義に対する本質的な屈服を自らの内側から最後的に叩き出した。そのことによって現情勢と真正面から対決し、「連帯し侵略を内乱へ」に向かっての闘いを貫く党として立った。この主体の変革を徹底的にかちとったことで、高市登場から日米会談に至る情勢の激変に全党派が総屈服し転向しはじき飛ばされる中で、10・5―10・27の決定的闘争を打ち抜き、動労千葉とともに戦時下での11月労働者集会の高揚と新たな発展への道を切り開くことができたのである。
 (4)革命的女性解放闘争は党と運動を根底から変革する力を持っている。このことはこの1年の闘いで完全に示された。しかし11月集会の結集数は昨年から「大幅減」となった。党の主体的変革は圧倒的前進をかちとったが、その力を大衆を組織する力に転じる闘いは、不十分だった。全党がこの1年の自らの変革と飛躍の地平に確信をもって労働者階級人民大衆の中に大胆に踏み込み、中国侵略戦争阻止の反戦闘争と革命的女性解放闘争を「巨大な大衆運動」として発展させていく闘いはこれからだ。
 街頭からの結集も昨年の延長ではいかなかった。中国侵略戦争突入情勢での高市登場と排外主義、差別主義、右翼反動を圧倒するデモや街頭行動がもっと必要だ。右翼反動との街頭での激突が全国で起きている。この激突を「連帯し侵略を内乱へ」の闘いを促進するものとして革命派のヘゲモニーで促進し、反動を粉砕し圧倒していくならば、街頭から革命的大衆的決起をつくり出すことはまったく可能だ。
 (5)6・15国鉄集会で打ち出された四つのスローガン、11月集会の関委員長の基調こそ、戦時下において階級的労働運動をつくり出す基本的方向性を指し示すものだ。これを職場に持ち込んで組織しよう。11月集会運動は連合、スターリン主義、体制内勢力との労働運動をめぐる大党派闘争だ。「日本成長戦略会議」のメンバーとして日帝・高市と完全に一体化し中国侵略戦争推進主体となった連合・芳野を打倒する闘いを4大産別をはじめとする全労働者に徹底的に訴え組織しなければならない。日本共産党スターリン主義の祖国防衛主義・国益主義への屈服を徹底的に暴露しなければならない。4大産別に労組交流センターフラクションを建設することを地区党の重心的課題とし、産別委員会を再建しよう。
 交流センター女性部を先頭に、職場における女性差別・抑圧の現実に怒る膨大な女性労働者を革命的女性解放闘争のもとに獲得し、戦時下の階級的労働運動を決定的に推進する力にしよう。
 (6)中国侵略戦争突入情勢において国際連帯の発展、訪韓闘争―動労千葉と民主労総との連帯、団結が圧倒的に強化されていることの決定的意義をしっかり確認する。
 米日帝の中国侵略戦争突入は、中国・アジア人民の偉大な民族解放・革命戦争の歴史を必ずよみがえらせる。反帝・反スターリン主義世界革命の成否を決する日本革命と中国革命・アジア革命の連帯・結合へ、革共同の「7・7自己批判」の路線、「血債の思想」の真価がいよいよ発揮される時代への突入である。

【3】情勢~米帝(帝国主義)の中国侵略戦争の開始に党はどうあるべきか

 (7)全闘争・全組織の中に革命的女性解放闘争の旗を打ち立てよう。11月関西蜂起から1年、革命的女性解放闘争を最先頭で切り開いてきた女性同志を指導部にすえて革命的に再確立された中央女性解放組織委員会はその先頭に立つ。 
 あらためて米帝(帝国主義)の中国侵略戦争の開始という世界史的事態の超重大性を見すえる。12・5発表の「国家安全保障戦略」こそ米帝の中国侵略戦争・世界戦争宣言である。米帝の没落と危機の進行と中国スターリン主義の危機のからみあいが、中国侵略戦争・世界戦争情勢を規定する。この米帝の中国侵略戦争に日帝・高市は日帝自身の存亡をかけてかみ込み、日帝自身の戦争としてやりぬく以外にない。米帝も日帝、全帝国主義を最大限に動員しなければできない。
 この戦争を止めるには反帝・反スタ世界革命の勝利的貫徹以外にない。この米帝(帝国主義)の中国侵略戦争を反帝・反スタ世界革命に転化する世界プロレタリアート人民の闘いにおいて、日本における反戦闘争、「連帯し侵略を内乱へ」の基本路線をもって日帝を打倒する革命が決定的である。そして中国プロレタリアート・学生・人民こそ、米帝―米日帝―全帝国主義の中国侵略戦争阻止の最大の担い手だ。中国の学生・青年・人民が革共同との結合を求めている。日本における中国侵略戦争阻止・日帝打倒の革命と中国におけるスターリン主義打倒のプロレタリア革命の結合にこそ、米帝(帝国主義)の中国侵略戦争・世界戦争を阻止し、反帝・反スタ世界革命を実現する展望がある。
 中国侵略戦争=世界戦争が開始されているという情勢において、党はどうあるべきか。「時代認識と路線で一致している」ということを言って実践では一致せず、「反戦闘争としての反戦闘争」に「職場での経済闘争に反戦の意義を付与すること」を対置するようなあり方が萩原・吉田路線として継続していた7回大会路線的あり方だ。職場や労働組合は反戦や革命を直接的に扇動・宣伝し組織する場ではない、あるいは経済闘争を媒介しないと労働者は反戦闘争に決起しないという考え方(労働者蔑視思想)を完全に一掃し、党は革命的実践において一致しなければならない。指導部は実践的一致に責任をとらなければならない。「中国侵略戦争が始まっている。だから党は、労働者階級は、中国侵略戦争阻止の反戦闘争、大衆的革命的行動に立ち上がらなければならない」ということを訴えるのだ。
【4】12月~26年冒頭の決戦方針について(略)
【5】党建設・組織課題(略)
以上

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