11・29新宿主な発言(要旨) 怒りの反戦大デモを
11・29新宿主な発言(要旨)
怒りの反戦大デモを


基調報告 中国侵略戦争突入宣言を粉砕し高市を倒そう
改憲・戦争阻止!大行進呼びかけ人杉並区議会議員 洞口朋子さん
アジア侵略の歴史を再び繰り返すな
高市政権があおっている中国へのすさまじい排外主義と右翼を前面に立てて反戦デモをつぶそうとする国家権力の攻撃に対し、私たちは戦争絶対反対の行動を起こしたいと思います。
高市の「台湾有事は存立危機事態」発言を徹底的に粉砕しなければなりません。かつて日本はこうして中国・アジアに対する侵略に突き進み、アジアの人たちを2千万人も虐殺したのではないですか。この歴史を絶対に繰り返してはいけない。高市発言に中国が猛反発することはまったく正しいと言い切らなければなりません。かつて日本帝国主義は台湾を50年にわたり植民地支配し、中国東北部に傀儡(かいらい)国家「満州国」をつくって「満蒙は日本の生命線」と言い残虐な侵略戦争を15年も行った。高市はそれを何一つ反省せず、再び侵略戦争に踏み込もうとしています。
高市政権は口を開けば「厳しい安全保障環境」「中国やロシアの脅威」と言いますが、そもそも戦争の危機をつくり出しているのは米日帝国主義ではないですか! 米日は中国の目と鼻の先で大規模な軍事演習を繰り返し、自衛隊は沖縄・九州に次々と基地を建設して長射程ミサイルの配備に踏み切っています。
帝国主義の支配が成り立たなくなっていることが戦争の原因です。帝国主義は市場・資源・勢力圏を強奪するために何でもやる。この戦争は徹頭徹尾、一握りの資本家・ブルジョアジーの利益のための戦争です。
私たちはかつて日本帝国主義の侵略戦争に加担してしまった。それへの血債をかけて、アジアの人たちと連帯して日本帝国主義を倒そうではありませんか。
資本のための国家など破壊すべきだ
昨日、補正予算案が閣議決定されました。防衛費の国内総生産(GDP)比2%化を今年度中に達成し、来年以降もさらなる軍拡を進めようとしています。高市が言う「責任ある積極財政」とは、戦争・軍需産業・経済安保に湯水のように国家財政を投入するということです。「防衛産業が成長戦略」? ふざけるな!
私たちは戦争には絶対に加担しない。労働者を搾取し収奪し貧困にたたき込んでボロもうけする一握りのブルジョアジーのための国家を、徹底的に破壊しつくさなければいけません。
右翼と徹底的にぶつかり、差別・排外主義を打ち砕き、高市打倒の声をとどろかせ、外国人労働者をはじめすべての労働者と団結して、戦闘的反戦デモで戦争を止めましょう。
12月7日の横須賀闘争に結集しましょう。中国侵略戦争の兵站(へいたん)拠点・成田空港の機能強化と闘う三里塚闘争に立ちましょう。沖縄でまたも米兵による少女への性暴力が発覚しました。基地あるがゆえ、戦争あるがゆえの性暴力です。中国侵略戦争阻止・日米安保粉砕・全基地撤去の安保・沖縄闘争を爆発させましょう。3・11東日本大震災後初めて、柏崎刈羽で原発再稼働に踏み切る東京電力の攻撃を粉砕しましょう。本日のデモにともに立ちましょう。
戦争を望む者と労働者は非和解
動労千葉書記次長 北村武さん
11月2日の全国労働者総決起集会へのご参加、大変ありがとうございました。動労千葉単独の呼びかけになりましたが2千人を超える仲間に集まっていただき、韓国・民主労総や中国の留学生の方を含めて血の通った国際連帯集会として大成功させることができました。こうした国際連帯の中に、侵略戦争を止める力が宿っていると確信できる集会になったと思います。
高市政権のもとでGDPの2%、実に11兆円の軍事予算が強行されようとしている。しかも、これが2%では終わらない。事実上、戦時国債で賄い、最後は税金でわれわれにのしかかってくると思います。この軍事大国化と一体で原発再稼働が次々と進められています。軍事産業や原発に群がる三菱や東芝、日立などに膨大な軍事予算や原発マネーを注ぎ込むのが、高市の「成長戦略」です。
職場でいろいろ議論をしていますが、国家主義や国益主義の大合唱の中で、この戦争が誰のための、何のための戦争なのかという階級的性格を徹底的にはっきりさせることが必要です。
私のボーナスはまったく何も上がらない。格差社会はますます拡大し、株価が上がろうが労働者には関係ない。労働者を生活できない状況に追い込んでいる連中と、この戦争をやろうとしている連中は同じです。
国際連帯集会や訪韓闘争で繰り返し確認したのは、「労働者は一つだ」ということです。労働者は一つ、敵は一つであり、ユンソンニョルを打倒して日米韓軍事同盟の一角を打ち破った民主労総の闘いに学んで、本当に職場から階級的な労働運動を復権していかなければなりません。本日の集会・デモから、連合の支配を打ち破り、戦争を阻止する階級的労働運動の復権をかちとりたいと思います。
祖国敗北主義の立場に立ち切る
三里塚芝山連合空港反対同盟 伊藤信晴さん
基調報告にもあったように、本当に新たな事態に突入していると思います。高市の「台湾有事は存立危機事態」という発言は、日帝の中国侵略戦争の開戦の宣言であると私も思います。集団的自衛権を行使して自衛隊が参戦すれば、当然、中国軍が反撃します。そうしたら、直ちに全面戦争になる。そうした事態がもう目の前に来ています。日帝は、長期戦にも耐えられる継戦能力の強化を唱え、非核三原則を見直し、原子力潜水艦の保有を表明するという、とてつもない事態になっています。
急激に展開する高市の政策を、私たちは何としても食い止めなければなりません。これは日帝の危機の深さの現れであり、必ず全人民の行動が起こります。しかし、それが排外主義に吸い取られるのか、それとも革命的祖国敗北主義に獲得されるのかが鋭く問われる時代に来ています。反対同盟の市東東市さんはかつて、日帝に対する深い怒りを表明し、革命的祖国敗北主義を徹底的に訴えていました。私たちはこの市東さんの立場に立ち切って、日帝を打倒しなければなりません。
高市打倒を徹底的に訴える反戦の闘いの爆発の中に、三里塚闘争の、市東孝雄さんの南台農地を死守する決戦の勝利もあると確信しています。
女性こそ反戦の闘いの最先頭に
婦人民主クラブ全国協事務局長 川添望さん
私たちの集会に対して右翼が執拗(しつよう)に妨害に来ています。私たちが中国侵略戦争阻止、トランプ・高市打倒を貫いているからこそ、妨害に来ているのではありませんか? だから私たちは高らかに言いたい。「私たち労働者民衆は他国の労働者民衆とともに生きていくために、帝国主義の侵略戦争を絶対に止めなければならない」と。
帝国主義を打倒しなければ私たちの未来はありません。非正規職で真面目に働いても食べていけないような低賃金。学校でも職場でも女性差別と抑圧があふれている。この女性差別だって階級社会が発生してから生まれたんです。資本主義・帝国主義の支配こそが、女性差別や民族差別、障害者差別や沖縄に対する分断支配を強制しているのではありませんか!
でも、支配者なんかほんの一握りなんです。戦争をやってもうけるやつらはほんの一握りです。だから私たち労働者、学生、女性が団結し、帝国主義打倒へ立ち上がった時に、絶対に戦争は阻止できます。
日本帝国主義はアジアの女性たちを軍隊慰安婦にし、蹂躙(じゅうりん)して戦争をやってきた。沖縄では5カ月も女性差別事件が隠されていた。軍隊ある限り、基地ある限り、女性差別はなくならない。女性こそが反戦闘争の先頭に立ち、高市・トランプを打倒して戦争を絶対に止めましょう。皆さん、右翼をぶっ飛ばして、戦争絶対反対のデモをやりましょう!
横須賀を侵略の拠点にさせない
改憲・戦争阻止!大行進神奈川 船木明貴さん
横須賀ではトマホークや長射程ミサイルの配備、核を積んだ原子力潜水艦の入港と核の保管が狙われています。原子力空母は核ミサイルを使える艦載機を準備し、ドローンの整備も着々と進んでいる。横須賀は中国侵略戦争の出撃基地になろうとしています。
10・28日米首脳会談の後、トランプと高市は横須賀に来て戦争突入発言をした。そして高市は6千人の米軍兵士の前ではしゃいで見せた。沖縄では米兵による女性暴行事件がさらに増え、横須賀米軍基地は性犯罪が全国第1位です。その米軍に媚(こ)びを売った高市への横須賀の女性たちの怒りが爆発しています。
沖縄県議会は自衛隊への批判は差別だという決議を上げて抗議行動を封じ込めようとした。小泉は先島諸島に行って「批判される自衛隊の家族・子どもはかわいそうだ」とあおった。横須賀でも反戦運動への縛りが厳しくなっています。
だからこそ中国侵略戦争絶対阻止、日米安保粉砕・全基地撤去、トランプ・高市打倒の声を上げ、本日のデモと12・7横須賀闘争に立ちましょう。
団結した闘いに暴処法など無力
8・6広島暴処法弾圧被告 松木誉明さん
弾圧との闘いへのご支援ありがとうございます。
11月18日、広島地方裁判所は、スクラムを組んで原爆ドーム前の反戦反核集会を右翼の妨害から守り抜いた私たちに、懲役1年2カ月の有罪判決を出しました。反戦反核運動の根絶を狙う反動判決です。しかし私たちは8・6原爆ドーム前集会を実現し、弾圧の狙いを完全に粉砕しています。暴処法は労働者が団結して闘うことを弾圧する悪法です。今年の8・6は広島市当局と機動隊の妨害を粉砕し、原爆ドーム前を解放して集会をやり抜きました。国家権力に怒りを燃やし団結して闘う労働者の前に暴処法は無力です。
高市は「台湾有事は日本の存立危機事態」だと言って中国に宣戦布告するとともに、非核三原則を見直して核戦争に突き進もうとしています。中国の在大阪総領事の「汚い首をたたき落とす」という発言は、日帝の侵略戦争と戦った中国人民の当然の怒りです。闘う中国人民と固く連帯し、本日のデモで、戦争を止め社会を変える労働者階級の隊列を拡大しましょう。
戦争か革命かの選択を問う時代
改憲・戦争阻止!大行進東京 青年労働者
高市の「台湾有事は存立危機事態」発言は、中国への戦争宣言、日本が植民地支配をしていた台湾を再び強奪するという宣言です。政府やメディアは中国の当然の反発を逆手に取り、排外主義を扇動しています。かつて日本が「暴支膺懲(ぼうしようちょう)」を叫び戦争にのめり込んでいった歴史と全く同じです。
高市の支持率は20~30歳代では8割と言われています。多くの青年は貧困と矛盾の中で将来を展望できず、これまでの延長線上にない政治を求めています。高市への支持とは、このままでは生きていけないという叫びです。だから日帝はスパイ防止法制定など戦時弾圧の強化を急ぎ、実際に戦争に踏み出して不満をそらそうとしています。こんな体制に未来はありません。戦争か革命かの歴史選択が問われています。
侵略戦争の先兵となることを拒否しましょう。高市を打倒する力を日本労働者階級は持っているし、その責務があります。今日のデモをその号砲として貫徹しましょう。
米帝の大没落が戦争の根本原因
全学連の学生
高市の「台湾有事は存立危機事態」発言により、かつてなく戦争の危機が高まっています。ウクライナ戦争は「和平」を唱えるトランプの動きが逆に戦火を広げ、中東ではアメリカの庇護(ひご)のもと、イスラエルが停戦協定を破棄し虐殺を再開してパレスチナ人の追放計画を進めています。中南米ではアメリカがベネズエラへの本格的な地上侵攻を狙っています。
こうした戦争の根本的な原因は、米帝の大没落にあります。米帝の世界支配が危うくなる中で、トランプは圧倒的な軍事力を最後の頼りにして国益を押し通そうとしています。そのアメリカと軍事同盟を深め、「台湾有事」への介入を公言して中国侵略戦争に突き進んでいるのが高市です。
1930年代、日本は「満蒙は日本の生命線」と叫んで中国・アジアへの侵略戦争に突き進んでいきました。朝鮮人や中国人に対する差別が国家政策として行われ、そこに人々が取り込まれて戦争国家体制が形成されました。高市がしていることも、これと全く一緒ではないでしょうか。
だからこそ中国侵略戦争阻止の反戦闘争に全力で立つことが必要です。日帝・高市打倒の闘いをより激しく巻き起こしましょう。