三芝百景 三里塚現地日誌2025 3月18日(火)~4月1日(火)
週刊『三里塚』02頁(1157号02面05)(2025/04/14)
三芝百景 三里塚現地日誌2025
3月18日(火)~4月1日(火)
●NAAが2月の成田空港の運用状況を発表。総発着回数は19年同月比4%減の1万8707回。その内、国際線は同1%減。国内線は同16%減だった。総旅客数は同2%減の329万3728人。その内、国際線旅客数は同ゼロ%。外国人旅客数は同38%増の190万3459人で2月として最高。他方、日本人旅客数は同37%減。国内線旅客数は同10%減で前年同月比19%減の50万1212人だった。NAAの田村明比古社長は「(国内線旅客数は前年より約2割減っているが)ハブ空港は、国内線のネットワーク維持や拡大が極めて重要。航空会社への働きかけを強め、復便や増便ができれば」とうそぶいた。(21日)
●千葉地裁民事第2部齊藤顕裁判長は耕作権裁判判決で、市東さんの南台農地の明け渡しを命じる不当判決を下した。仮執行宣言は粉砕した。反対同盟は開廷に先立ち、千葉市中央公園で決起集会を開き、集まった180人の参加者とともに千葉地裁包囲デモを闘った。判決後に開かれた、不当判決弾劾集会で市東さんは「これからも農地死守、戦争絶対反対を闘う」と宣言した。(24日)
●「殺人罪」をでっち上げられ、無期懲役で服役中に獄死させられた星野文昭同志の国家賠償請求訴訟の判決で、東京地裁・村主隆行裁判長は、被告・国が適切な治療を怠ったことを認め、原告の星野暁子さんと兄弟2人に計約2200万円の損害賠償を命ずる判決を言い渡した。裁判前には法務省-東京地裁を包囲するデモが約100人で闘われ、現闘が参加した。(24日)
●耕作権裁判での仮執行宣言付き不当判決を見越して駆けつけた全学連現地行動隊が、3・30天神峰現地闘争の成功に向け現地調査、援農、街宣、横断幕書きなどを行った。(24~30日)
●経産省は、航空産業強化のために25年度から5年間で1200億円の支援を行うと発表。次期航空機の開発・生産能力獲得、戦争のための無人機の生産基盤強化が狙い。(25日)
●支援連が京成成田駅前で情宣。(26日)
●反対同盟主催の天神峰現地闘争に全国から395人が集まった。(30日)
●政府が「特定利用空港・港湾」に8施設の追加を決定。(4月1日)
