動労千葉が48時間スト 「25春闘で反戦決起を!」

週刊『三里塚』02頁(1156号01面04)(2025/03/24)


動労千葉が48時間スト
 「25春闘で反戦決起を!」

(写真 JR千葉支社前で抗議する動労千葉【3月15日】)

 動労千葉は3月14、15日、48時間ストライキに突入した。さらに3月下旬と4月冒頭を焦点に、25春闘を闘うことを表明した。動労千葉の闘いを支え、25春闘を共に闘い、中国侵略戦争阻止の階級的労働運動をよみがえらせよう。三里塚からは、15日のJR千葉支社門前闘争と動労千葉総決起集会に三里塚現闘が駆け付けた。
 3月15日、千葉支社門前では動労千葉組合員と支援者が一帯を占拠。組合員たちは、25春闘の要求を掲げて、シュプレヒコールする。「鴨川派出廃止阻止、千葉機関区廃止・派出化粉砕」「久留里線廃線計画撤回」「抜本的な安全対策の実現」「25反戦春闘勝利・大幅賃上げ獲得」の声が、席巻した。
 DC会館に移って、スト貫徹・動労千葉総決起集会が行われた。司会の中村仁副委員長と渡辺剛史書記長から、48時間ストに31名が入ることが報告され、会場は沸いた。各交渉担当者からの報告と来賓あいさつの後、各支部からの決意表明がなされた。それを受けて関道利委員長が、基調を提起した。
 関委員長は、走行中の東北新幹線の連結が外れるなど、深刻な事故が多発していることを指摘し、JRの業務融合化や外注化で、鉄道の安全と労働者の権利が破壊されていることを弾劾。JRの「IT企業」化を撤回させ抜本的な安全対策を勝ち取らなければならないことを訴えた。当面する闘いの課題は、久留里線の久留里―上総亀山間の廃線阻止、鴨川派出の廃止阻止、JR貨物による千葉機関区廃止―派出化阻止、CTS(千葉鉄道サービス)大幅賃上げと提起した。
 そして25春闘を「米日帝国主義による中国侵略戦争を阻止することこそ労働組合の最大の課題だ」とし、改憲・戦争阻止!大行進の先頭に立ち、階級的労働運動をつくりだそうと呼びかけた。動労千葉ストを支援し、25春闘の勝利を勝ち取ろう。
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