京大7学生を奪還 弾圧打ち破り完全勝利!

週刊『三里塚』02頁(1155号01面03)(2025/03/10)


京大7学生を奪還
 弾圧打ち破り完全勝利!

(写真 京都大学熊野寮前で完全勝利を確認)

 2年以上前の京都大学熊野寮祭企画「総長室突入」を口実に京大当局・湊長博総長に「威力業務妨害」をでっち上げられ不当逮捕・勾留されていた学生ら7人全員を2月28日、不起訴で奪還した。
 中国侵略戦争阻止の反戦闘争の先頭で闘ってきた学生運動のリーダーの獄内での完全黙秘・非転向の闘いを基礎にして、新たなリーダーが続々と生み出されたことで国家権力は7人を釈放せざるを得なくなったのだ。
 京都大学の学生を先頭に2月8日の弾圧当日夜から即座に警察署前での仲間への激励行動が取り組まれた。翌日からは逮捕令状を発布し不当な勾留決定を出した京都地裁前や、京都市内での連日の街頭宣伝が闘われた。
 さらに大阪、沖縄、広島、東京など全国各地からも全学連の仲間が続々と京都に駆けつけ闘いに加わった。
 みな、弾圧に対する腹の底からの怒りを爆発させ渾身(こんしん)のアジテーション。その迫力からビラは飛ぶようにはけ、再びの中国侵略戦争を許してはならないと署名やカンパが次々と集まった。
 今回、奪還闘争の先頭に立ちその中心を担い切ったのは、露骨な政治弾圧をはじめて目の当たりにした20歳前後の若い学生・青年労働者・女性たちだ。
 かつて学徒出陣によってアジア侵略の銃を握らされた歴史を絶対に繰り返さないと闘いぬき勝利した仲間たちと、固く団結しよう。中国侵略戦争阻止の大反戦闘争を職場、キャンパス、街頭でつくりだそう。
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