三芝百景 三里塚現地日誌 2025 2月4日(火)~2月17日(月)
週刊『三里塚』02頁(1154号02面08)(2025/02/24)
三芝百景 三里塚現地日誌 2025
2月4日(火)~2月17日(月)
●芝山町と多古町の町議会議長がNAA本社を訪れ、平山儀幸共生・用地部長に、「地域と空港の相互連携による一体的・継続的発展」につながる4項目の要望を盛り込んだ決議書を提出した。機能強化による空港施設の拡張が進む一方、「地域共生・共栄に係る取り組みは、まだまだその萌芽を明確に感じられないというのが現状」などとして以下の4項目の実現を求めた。①空港用地拡大で廃止する町道に代わる補償道路の整備に関する住民説明の実施、②騒音区域の住宅防音工事の早期完成、③寝室内窓設置などの環境対策の範囲拡大、④移転跡地および農地の有効活用。(4日)
●支援連が京成成田駅前で3・24千葉地裁包囲―3・30天神峰現地闘争への参加を呼びかける情宣に立った。(5日)
●改憲・戦争阻止!大行進東京の主催する「日米首脳会談粉砕・大軍拡予算粉砕」の国会闘争が50人の結集で闘われた。現闘が駆けつけ発言した。(7日)
●NAAが幕張メッセで航空関連44社と合同企業説明会を、成田空港で見学会を開いた。今回で5回目。約640人が参加。(7日)
●国鉄闘争全国運動が主催する国鉄集会が都内で開かれ、470人が結集した。反対同盟の伊藤信晴さん、宮本麻子さんが参加し、伊藤さんが連帯あいさつ。(9日)
●支援連が京成成田駅前で情宣に立った。(12日)
●全国農民会議の第11回総会が宇都宮市内で開かれた。反対同盟の市東孝雄さんと現闘が参加した。(12日)
●「成田空港地域共生・共栄会議」が成田市内で開かれ、NAAが冬ダイヤから年間発着枠を34万回に増やすことを報告。住民からは情報発信不足への不満、騒音対策強化への要望が相次いだ。(13日)
●成田空港夜間飛行差し止め請求行政訴訟の第6回口頭弁論が2月14日、千葉地裁民事第3部(岡山忠広裁判長)で開かれた。(14日)
●現闘が京成成田駅前で2・23新宿反戦デモへの参加を呼びかける情宣に立った。(15日)
●反対同盟と支援連が139回目の空港周辺情宣一斉行動を行った。(16日)
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