新版・現闘員奮闘中!日誌 市東農地決戦の先頭に立つ 石破―トランプ倒せ 中国侵略戦争阻止を 三里塚現地闘争本部員 二川 光

週刊『三里塚』02頁(1154号02面03)(2025/02/24)


新版・現闘員奮闘中!日誌
 市東農地決戦の先頭に立つ
 石破―トランプ倒せ
 中国侵略戦争阻止を
 三里塚現地闘争本部員 二川 光

(写真 国会前で三里塚農地決戦を訴えた【7日】)

 三寒四温が続く現地では、春一番かと思うほどの爆風が吹き荒れました。成田や佐原周辺でも乾燥した畑の土が舞い上がり、車のヘッドライトを点灯させないと前が見えないような状況に遭遇しました。砂煙は収まりましたが風邪やインフルエンザが流行しています。体調管理に気を付けましょう。
 1月20日の第2次トランプ政権は「米国第一主義」を掲げ、日米同盟を中国に対する侵略戦争を準備する同盟として登場させています。このトランプと石破を打倒する反戦闘争を拡大しなければなりません。更に全学連指導部を含めた7人の学生に対する戦時型弾圧を絶対に打ち破る大闘争を実現していきましょう。奪還のために署名やカンパに協力して下さい。全学連の学生を労働者や農民、市民や学生の力で取り戻しましょう。
 石破はトランプと一体となって日米安保同盟を強化し、中国への侵略戦争を加速させています。19日からは沖縄・九州で日米共同軍事訓練「アイアン・フィスト25」に過去最大規模となる4千人の米軍と自衛隊が参加し、中国への侵略戦争を想定した離島強襲上陸訓練が行われようとしています。国会では軍事費8兆7005億円を含む大軍拡予算案が2月末にも狙われ、3月24日には陸・海・空自衛隊を一元的に統括する統合作戦司令部がついに発足します。中国への侵略戦争を止めるのは戦争が始まる前、今しかありません。絶対に侵略戦争を止める内乱的な反戦闘争を巻き起こしましょう。
 昨年9月に成田で上映会を行った「琉球弧を戦場にするな」のブックレットの完成版が森の映画社さんから送られてきました。このブックレットの中で統合作戦司令部について、指揮統制の一体化、米軍と自衛隊が一体となって戦争の最前線で闘うということが暴露され弾劾されています。この統合作戦司令部の役割を2月8日の日米共同声明では明確に示し、「台湾海峡の平和と安定を維持することの重要性」を強調しました。これ自体が中国に対する戦争挑発であり、絶対に許すことは出来ません。
 この中で市東さんの農地死守決戦は軍事空港化を阻止するというだけでなく、帝国主義を打倒する最大の決戦にせり上がっています。本格化している周辺の空港拡張工事も戦争のための攻撃そのものです。今こそ「闘魂ますます盛んなり」を合言葉として、排外主義、愛国主義、国益主義、祖国防衛主義を打ち破りましょう。反対同盟と心を一つにして3月24日の千葉地裁での行動、3月30日の天神峰現地闘争に駆けつけましょう。
このエントリーをはてなブックマークに追加