団結街道
週刊『三里塚』02頁(1154号01面06)(2025/02/24)
団結街道
「夜空に浮かぶ星さえも併合したい」。米大統領トランプや火星の植民地化を目指すイーロン・マスクの言葉ではない▼南アフリカにおける帝国主義政策と人種差別政策を推し進め、イギリスのケープ植民地現地政府の首相として植民地を拡大し、機関銃をもってマタベリ族の首長を虐殺して自らの名前を冠した「ローデシア」をでっち上げたセシル・ローズの言葉だ▼ダイヤモンドの採掘、金鉱の経営で巨富を築いたセシル・ローズは、労働者街で「パンを、パンを!」という「野蛮な」演説を聞き、ジャーナリストに以下のように語った。「私は以前にもまして帝国主義の重要さを確信した。私の心からの理想は社会問題の解決である……帝国とは胃の腑(ふ)の問題である。諸君が内乱を欲しないならば、諸君は帝国主義者にならなければならない」▼逆もまた真なり。「帝国主義者になりたくなければ、内乱に立ち上がらなければならない」。レーニンは「彼の帝国主義擁護は、マルクス主義の創始者らの『理論』と何ら変わらない。ただ少しばかり正直な社会排外主義者であったに過ぎない」として、「帝国主義戦争を内乱へ」と呼びかけた▼かつてロシア革命への反革命干渉戦争に最後まで兵を出し続けた日帝。米需要の増加を見越した買い占めなどで米価が高騰し米騒動に。現在、市販の米価は既に倍。革命(内乱)は胃の腑の問題だ。労農連帯で石破政権を打倒しよう!
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