京大7学生不当逮捕弾劾

週刊『三里塚』02頁(1154号01面05)(2025/02/24)


京大7学生不当逮捕弾劾

(写真 昨年12月、京都大学キャンパス内で開催された全国学生反戦集会)

(写真 京大生への反戦運動弾圧を許すな!京成成田駅前で街宣【15日】)


 京都府警は2月8日に全学連執行部を含む京都大学の学生ら6人、13日にさらに1人(成田空港で!)を「威力業務妨害」の容疑をでっち上げ不当逮捕した。石破政権による中国侵略戦争へ向けた反戦運動弾圧を断じて許すことはできない。
 「威力業務妨害」とされているのは、2022年12月の京都大学で行われた熊野寮祭企画「総長室突入」だ。大学の管理強化や学生寮敵視の政策などに対し総長に直談判を要求する抗議行動だ。京大当局は昨年9月、闘争に参加した5人の学生に停学処分を下し、キャンパスへの立ち入りを禁止した。
 ところが同年12月13日には当局の処分の効果もむなしく京大キャンパスのど真ん中で「全国学生反戦集会」が100人の結集で打ち抜かれた。
 追い詰められた京大当局と国家権力は、最先頭で闘う7人(当局による処分者含む)を2年以上前の「事件」をでっち上げ逮捕したのだ。政治弾圧そのものであり、断固粉砕あるのみだ。
 弾圧を敵の墓穴に転化すべく、直ちに京大生を先頭に全国で弾圧粉砕の抗議行動が連日闘われている。
 三里塚現地においても現地闘争本部、反対同盟、支援勢力が弾圧への怒りを胸に、一昨年の天神峰強制執行阻止決戦をともに闘った仲間である京大生の奪還に向け、署名や救援カンパを集めている。昨年の8・6広島暴処法弾圧と一体の階級闘争圧殺攻撃、成田軍事空港粉砕の闘いへの予防反革命を許さず、7人の即時奪還へ闘おう。

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