三芝百景 三里塚現地日誌 2025 1月21日(火)~2月3日(月)
週刊『三里塚』02頁(1153号02面07)(2025/02/10)
三芝百景 三里塚現地日誌 2025
1月21日(火)~2月3日(月)
●支援連が京成成田駅前で情宣を行った。(22日)
●NAAが機能強化の準備工事状況を報道陣に公開した。第3滑走路の本格工事を3月以降に開始すると発表。(23日)
●星野国賠訴訟が東京高裁で開かれ、結審した。開廷前に法務省弾劾デモ、街宣が行われた。現闘が参加した。(23日)
●四者協議会(国・NAA、周辺9市町、千葉県)が県庁で開かれた。あいさつ以外は非公開。空港と周辺地域の一体的発展を掲げる「エアポートシティ」の実現のための新組織「NRTエアポートシティデザインセンター(仮称)」を県とNAAで4月に設立することを決定した。センター長に成田空港地域共生・共栄会議会長の石田東生筑波大名誉教授、副センター長は県とNAAから一人ずつ出す。さらに、10月「冬ダイヤ」からの年間発着枠34万回化への拡大計画についても正式に合意。熊谷県知事は「日本最大の貿易港である成田空港の機能を最大限生かして、空港を核に、アジアで戦える国際的な産業拠点をつくる」とうそぶいた。(24日)
●国、県、NAAの幹部らを集め、「成田空港と地域の繁栄を目指す有志の会」が芝山町で勉強会を開いた。圏央道の大栄ジャンクションの完成の遅れなど、空港周辺道路整備が進まないことへの危機感の表明が相次いだ。(24日)
●千葉地裁で団結街道裁判が開かれた。裁判後、千葉地裁前で耕作権裁判勝利に向けた情宣活動を行った。(24日)
●改憲・戦争阻止!大行進が呼びかける新宿反戦デモに250人が結集。現闘が参加した。(25日)
●空港従業員が横芝光町民のわずか0.8%という現状を打開すべく20年から続いている同町の小学6年生全員を対象とした「周遊フライト」が行われた。(27日)
●反対同盟主催の「機能強化」フィールドワークが行われた。(29日)
●NAAは、24年の成田空港の運用状況を発表。全旅客数は3980万7651人で19年比の90%だった。国際線旅客数は19年比88%の3220万5839人。そのうち外国人が2179万3034人で19年比20%増の過去最高。日本人が794万9711人で同54%。発着回数は24万2701回で19年の92%だった。(30日)
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