大地の響き 投稿コーナー

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週刊『三里塚』02頁(1149号02面07)(2024/12/09)


大地の響き 投稿コーナー

疲れた時こそ援農へ
 東京・三多摩 新井佳世子

(写真 市東さんと一緒に)

(写真 ニンジンのアチャール)

 11月21日、ずっと行きたかった援農にようやく行くことができました。
 5月の沖縄闘争から11月集会まで、仕事の日は会議、休みの日は闘争。休む間もなく駆け抜けてきたので身体の疲れはピークに達していました。
 〝家でゆっくり休もう〟という選択肢がなかったわけではありませんが、私は援農に行きました。なぜなら三里塚は闘争の場であると同時に、癒しの場であり憩いの場であるからです。闘うためのガソリンスタンド!ですね。
 この日はあいにくの天候で降ったりやんだり...〝どろんこ〟になりました。市東さんが「大変な時に来ちゃったね」と労ってくださいましたが、とんでもない。悪天候での作業はそもそも大変ですが、人参や大根についた泥をいかに除いて出荷するかとか、非常に神経を使いながら作業をされていることがよくわかり、貴重な体験をさせていただきました。畑から見えた虹は壮大でした。
 採れたての野菜を私がひいきにしている東京のカレー屋さんに差し入れましたらとても喜んでくださいました。12月1日、新宿でデモがあった帰りにセンターの仲間たちとそのお店に行きましたらマスターが三里塚人参で作ったアチャール(インドの漬物)を出してくださり「大根もとてもおいしかったよ。無農薬で作られているというのがよくわかる味だった」とおっしゃっていました。今度は白菜や三浦大根を差し入れて、いつか定期購入してもらえたら嬉しいです☆
 三里塚産直野菜のお申し込みは☎0478―75―2163「ふろむあす千葉」へ。1ケース1300円(配送料別)。

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