新版・現闘員奮闘中!日誌 市東農地決戦の先頭に立つ 中国侵略戦争阻止を 「大行進」広げよう 三里塚現地闘争本部員 二川 光
新版・現闘員奮闘中!日誌
市東農地決戦の先頭に立つ
中国侵略戦争阻止を
「大行進」広げよう
三里塚現地闘争本部員 二川 光
今年もなんだかんだ残りわずかとなりました。今期の冬は個人的に例年よりも寒くて乾燥していると感じます。三里塚野菜を食べて寒さを乗り切っていきましょう。
2024年は戦争を本当に阻止していくための転換点そのものだったと思います。日本においては中国への侵略戦争を止めるために体を張った実力の闘いや反戦の集会やデモで「戦争絶対反対」を真に貫いていかなければ、激しく進む情勢にのみ込まれてしまうと感じます。日米は沖縄・南西諸島の軍事要塞化と一体で、幾度となく日本全国で大軍事演習を繰り返しています。アメリカでは大統領選で圧勝したトランプが自身の考えと近い極右・ファシストで側近を固め、中国を「米国が直面したことのない最大の敵国」と主張するマルコ・ルビオや右派放送局のFOXニュースの司会者などで組閣しています。民間の右翼を使って「移民狩り」や「赤狩り」などを強化し、一切を中国への侵略戦争、世界戦争、核戦争に振り向けようとしています。絶対に許すことはできません。トランプの登場によって、アメリカでは既存の枠組みを超えた資本家階級と労働者階級の内乱的な激突になっていくことは間違いありません。日本でも石破が登場したことで対中国を見据えた侵略戦争と国内の反戦闘争を一層たたき潰していく状況は、アメリカと同じです。その中で日米の青年や学生が反戦闘争の先頭に立って闘いぬいていることが最も重要だと思います。
石破は反戦闘争を闘っている労働組合や学生に対してかつてないほどの弾圧を加えています。港合同昌一金属支部に対する組合破壊攻撃や、国鉄1047名解雇撤回裁判で、JR会社は「国鉄労働者のJRへの採用は新規採用で1回限りの行為だから、いわば『時効』が成立している」として反動判決を下してきました。労働組合の闘いをたたき潰すという国家意思の表れです。戦争を阻止するために絶対に勝ちきらなければいけません。
そのためにも改憲・戦争阻止!大行進運動を大きくしていかなければなりません。12・21新宿反戦デモ(午後1時、新宿駅東口アルタ前集合)に集まろう!
戦争が本格化しようと急激に情勢が進んでいる中、青年や学生が大行進運動に結集し共に闘っています。働いても生きていけない社会構造の中で、戦争に対する危機感や社会に対する絶望感をひっくり返す力をもっているのは大行進運動です。この闘いと共に進むことで市東さんの南台農地決戦に絶対に勝利できると思います。反対同盟顧問弁護団と共に市東さん・反対同盟が貫いてきた農地死守・実力闘争の原則を更に豊かに発展させ、成田の軍事空港化を粉砕し、石破政権を打倒していきましょう。そのために12月11日の千葉地裁前街宣で裁判所を圧倒し、農地強奪を粉砕しましょう。
三里塚闘争が更に発展していく一番のカギは労農同盟であり、学生や市民との連帯です。集会やデモだけでなく、初めての援農も募集しています。是非、現地に駆けつけてください。