12・6広島地裁包囲怒りの大行動へ! 5人の仲間を今すぐ返せ

週刊『三里塚』02頁(1148号01面04)(2024/11/25)


12・6広島地裁包囲怒りの大行動へ!
 5人の仲間を今すぐ返せ

(写真 地裁に抗議【10月30日】)

(写真 冨山小太郎さん)

(写真 髙田暁典さん)

(写真 西納岳史さん)

(写真 古郡陸さん)

(写真 松木誉明さん)


 「8・6ヒロシマ暴処法弾圧を許さない会」が呼びかける「12・6広島地裁包囲怒りの大行動」に集まろう。けが人も被害届もない事件であるにもかかわらず、5人の仲間を9カ月も独房に入れ、家族との面会や手紙のやり取りを禁止し、公判も開かない。人権蹂躙(じゅうりん)の限りを尽くして反戦反核運動つぶしの先兵となる広島地裁の極悪裁判長・角谷比呂美を許さず、5人の即時釈放を! ビラの呼びかけ文を転載します。
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 今年2月28日、昨年の8月6日に原爆ドーム前で開かれた反戦反核集会に参加した東京と大阪の5人の仲間が「暴力行為等処罰法(暴処法)違反」で逮捕され、3月に起訴されました。5人が「集団で市職員を暴行した」というのは完全なでっち上げ。けがをした職員は存在せず、「被害届」もありません。5人は「改憲」や「核武装」を主張する右翼団体「日本会議」=「静かな8月6日を願う広島市民の会」による妨害から原爆ドーム前の反戦反核集会を守ろうとしただけです。これで9カ月も手紙も面会も禁止して独房に閉じ込め、裁判も開かないというのは、「法」の名を借りた人権蹂躙の国家暴力そのものです。罪を認めない限り保釈もしない―これこそ「人質司法」です。このとんでもない弾圧をやっている張本人が、広島地裁・角谷裁判長です。
 戦前、悪名高い治安維持法と一体でつくられた「暴処法」は、戦後も労働運動や学生運動などを弾圧するために使われてきた大悪法です。今回この暴処法が、ヒロシマの反戦反核運動つぶしに使われたのです。
 ガザ・中東での虐殺と破壊、ウクライナ戦争も果てしなく続き、米日の中国に対する侵略戦争も迫っています。だからこそ国家権力は右翼や機動隊の暴力で平和公園の封鎖までやって「戦争絶対反対」「ヒロシマ・ナガサキを繰り返すな」の声と運動をつぶそうとしているのです。この弾圧を許せば再びの戦争、核戦争です。獄中の5人と団結し、この弾圧を絶対に打ち破りましょう。12月6日、みんなの怒りで広島地裁を包囲しよう!

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