ピンスポット 「さようなら原発」に5000人 原発推進政策に怒り 成田拡張反対署名で合流
週刊『三里塚』02頁(1144号01面05)(2024/09/23)
ピンスポット
「さようなら原発」に5000人
原発推進政策に怒り
成田拡張反対署名で合流
(写真 反原発を訴えるデモに出発【9月16日】)
「さようなら原発全国集会」が9月16日、東京・代々木公園で開かれ、反原発・脱原発で活動する労働者市民約5000人が結集した。
三里塚支援連絡会議の仲間も合流し、参加者に成田空港拡張反対署名を呼びかけ、138筆の協力を得た。
今回の集会は、8月27日のGX(グリーントランスフォーメーション)実行会議であらためて原発新設・再稼働に突き進む宣言をした岸田政権に対する怒りと危機感に満ちた集会となった。
とりわけ、緊迫する新潟・柏崎刈羽原発からの使用済み核燃料搬出、青森県むつ市の中間貯蔵施設への搬入強行への怒りが地元で闘う方から次々に発せられた。能登震災を境に、原発立地県をはじめとする運動の熱量は確実に増している。終了後、参加者は渋谷・原宿デモに立った。