全学連大会 矢嶋新執行体制を確立 伊藤さんが連帯あいさつ

週刊『三里塚』02頁(1144号01面04)(2024/09/23)


全学連大会
 矢嶋新執行体制を確立
 伊藤さんが連帯あいさつ

(写真 全学連大会で熱烈な連帯アピールを行う反対同盟事務局の伊藤信晴さん【9月12日 東京】)


 全学連第85回定期全国大会が9月12~13日、都内で開かれ、新執行部が選出された。委員長に選ばれたのは矢嶋尋さん(学習院大)。全学連史上初の女性の委員長だ。
 矢嶋さんは就任のあいさつで反弾圧・反差別の闘いの前進を踏まえ、「中国侵略戦争を阻止する巨大な反戦闘争を、すべての人を闘いの主体にして首都中枢で実現しよう。革命の主力を担うことができる決定的瞬間に生まれた世代として、過去の闘争の歴史すべてを引き継いで闘う責任と困難を新執行部はじめ若い仲間と担える喜びを胸に、全国300万学生の内乱的決起を作り出したい」と決意を表明した。
 大会初日には、三里塚反対同盟の伊藤信晴さんが駆けつけ、連帯あいさつを行った。

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真理をわがものに
 伊藤さん

 8・6広島集会は、みなさんの戦争を許さないという怒りの深さと実力闘争が日帝を震撼させ、突き破った大勝利です。
 私は第一次代執行が始まるというので三里塚に来たのですが、反対同盟から「やる気がないなら帰っていいよ」と言われ、当初もやもやした気持ちがありました。老人行動隊の方が公団総裁室に突入・占拠した話をしてくれました。空港建設の必要性をグダグダ言っていた総裁に「何を言っているんだ。我々は反対同盟だ。条件派じゃないんだ。くだらない話はやるな」と4時間徹底的にやった、と。そういう話を聞き三里塚闘争に納得し、今日に至っているわけなんです。
 反対同盟の戸村一作委員長は、「真理はあなたに自由を与える」というタスキをかけ、常に闘いの先頭に立っていました。皆さんの情勢分析を聞かせてもらって、すごく綿密にやっているんだなと非常に感じました。今大会でみなさんが、この真理をものにして、ふたたび三里塚に結集していただきたい。

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