革共同集会 「軍事空港にさせない」 反対同盟が登壇し決意表明

週刊『三里塚』02頁(1144号01面03)(2024/09/23)


革共同集会
 「軍事空港にさせない」
 反対同盟が登壇し決意表明

(写真 革共同集会に反対同盟から3人が登壇【8日】)

(写真 中国侵略戦争阻止のこぶし突き上げ)


 革共同政治集会が9月8日、都内で開かれ、460人が集まった。8・6広島闘争を頂点に中国侵略戦争阻止の実力闘争の先頭で闘い、革共同の時代認識と路線に確信を深めた青年・学生が次々と革共同への結集を呼びかけた。全獄中同志を奪還し、11・3労働者集会6千人結集へ団結を固める歴史的集会となった。
 連帯あいさつで、反対同盟の市東孝雄さん、伊藤信晴さん、宮本麻子さんが登壇し、伊藤さん、市東さんが、10・13全国集会への結集を訴えた。
 4~8月の闘いを記録したビデオ上映では、沖縄・辺野古ゲート前で「成田軍事空港を粉砕し、沖縄と連帯する反戦闘争の先頭に立つ」とアピールする萩原富夫さんの姿が映し出された。
 基調報告を秋月丈志書記長が行い、「『中国侵略戦争阻止』とは反帝国主義・反スターリン主義世界革命に向かう戦略的スローガン」「9・22横須賀―10・7新宿反戦大闘争を爆発させ、帝国主義を打倒する革命家の強力な意識性をもって11・3集会6千人結集で情勢を一変させ、革命の道を開こう」と呼びかけた。
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騒音地獄を許さず
 反対同盟事務局 伊藤信晴さん

 皆さんが闘いぬいた8・6広島集会は、権力の万能神話を打ち破る突破口を切り開いた偉大な勝利であり、私だけでなく多くの民衆に勇気を与えてくれたと思います。
 9月30日の最終弁論で耕作権裁判が結審となります。11・3集会を呼びかける団体への司法の反動化に負けるわけにはいきません。この裁判は、NAAの犯罪行為を許すのかどうかの裁判です。この9月、支援連が千葉地裁への行動を予定していますが、結審後も判決まで徹底的に千葉地裁を攻めるのが広島の勝利の精神だろうと思います。
 NAAは「新しい成田空港」構想というのを打ち出しましたが、成田空港の破産している現実を取り繕うために、膨大な資金を投入する悪あがきに他なりません。
 また、新貨物基地は成田兵站(へいたん)基地であり、これらを粉砕する体制をつくっていかなければなりません。
 巨大な滑走路ができれば大型機が飛び北総台地全体が騒音地獄となり、破壊しつくされます。必死な思いで立ち上がっている住民とともに、この成田をつぶすために今後も全力で闘います。

農地は命、生きがい
 天神峰 市東孝雄さん

 反対同盟に対する長年の支援にとても感謝しております。同盟の人数も少なくなりましたので、外からの応援、本当に心待ちにしています。耕作権裁判も18年を経て、やっと一審判決。これからもまだ続くと思いますが、私にとって農地は命であり、生きがいであり、そのことはこれからも変わることはないと思います。
 ですから皆さんと共に三里塚を軍事空港にさせない闘いをこれからもやっていきたいと思います。
 動労千葉を先頭とする労農連帯、市民・学生との共闘を大切に、何よりも沖縄・福島・三里塚を一つの闘いとして、何事もあきらめず声を上げ続け、勝利するまで皆さんと共に闘い思います。

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