大地の響き　投稿コーナー

ＮＡＡの焦り見えた
　千葉県反戦青年委員会　中井裕也

　援農ひとつにも二の足を踏むような猛暑の最中、反対同盟主催による「空港機能強化」フィールドワークへ、４回目にして初の参加となりました（写真）。筆者が職場の代休で休みだった事が決め手となりました。
　空港機能強化の現状は週刊三里塚で逐一報告されているところでありますが、実際にこの目で見た現場の光景は、活字の上では得られないものでした。
　集合場所から移動して穏健に歩いて回った一行でありますが、空港機能強化の攻撃は着実に進んでいます。市東さん宅隣の、強制執行で奪われた区画とは違い、ちゃんと工事が行われていました。今はまだ基礎工事の段階のようですが、さながら「空港機能強化阻止！　大行進」のごとくフィールドワークを行う我々に対して、工事現場ならびにＮＡＡも注目する所となりました。
　我々のフィールドワークをＮＡＡが隠し撮り（わざとでも無いのにバレバレだったので、恐らく実際の職員の仕業と思われます）し、国策会社ＮＡＡの焦りが垣間見えました。
　空港建設攻撃は現代でも起きている攻撃です。航空会社や利用者自体がまず羽田を選んでいる現代においても敵が成田に固執するのは、この内陸の空港を戦争利用するからに他なりません。三里塚人民抑圧空港を断固粉砕していこう。