新版・現闘員奮闘中!日誌 市東農地決戦の先頭に立つ ついに岸田を倒した 8・6で胸のすく勝利 三里塚現地闘争本部員 平井雅也

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週刊『三里塚』02頁(1142号02面04)(2024/08/26)


新版・現闘員奮闘中!日誌
 市東農地決戦の先頭に立つ
 ついに岸田を倒した
 8・6で胸のすく勝利
 三里塚現地闘争本部員 平井雅也

(写真 原爆ドーム前で機動隊と対峙する参加者)

 8・6ヒロシマ大行動は、胸のすくような大勝利でしたね。岸田打倒の決定打と言っていいんじゃないでしょうか。
 夜を徹して座り込んで平和公園全面封鎖攻撃を迎え撃った一糸乱れぬ団結の力は、集会禁止の弾圧を見事なまでにはね返し、イスラエルを招いた平和式典の真の姿を一糸まとわぬ丸裸に暴き出しました。長崎市がイスラエルを招かず、式典にG7大使が不参加という事態とも合わせて、帝国主義がパレスチナ人民の虐殺を擁護し核戦争をも正当化するその先頭に日帝・岸田が立っていることが明らかになりました。「ヒロシマ」の名をもって反戦・反核の闘いを圧殺するこの攻撃との対決は、全階級的利害のかかったものでした。「8・6は反戦・反核の怒りの声をあげる日だ」―この階級の意思を唯一体現して闘いぬいたのが我々の行動でした。だからこそ、力強く闘い抜けたと思います。
 さて、ひと頃の猛暑日続きと比べれば落ち着いた感はあるものの、まだまだ暑い日が続きます。
 じゃが芋の収穫は、萩原家では7月中に終了し、市東家では終盤に入ったところです。市東家のじゃが芋は、去年は収穫後に腐り始めるものが多発して困ったものでした。今年は、今のところ大丈夫なようです。最後の収穫作業に向かって、雑草をつる刈り機(自走式の草刈り機)できれいにしました。雑草は、きれいにしておかないと収穫の時に機械にからんでしまうのです。この草刈り作業でも雑草が機械にからんでしまうのでいっぺんには行わず、高めに刈るのから始めて、次にやや低め、そして最後に畝(うね)の表面にかするくらいと3段階で作業を行いました。さらに草刈り機で畝の間の雑草も刈って、やっと収穫作業の準備が整います。
 じゃが芋の収穫が終わると、さつま芋の収穫時期もそろそろになります。試し掘りはまだながら、2軒ともまずまずの出来と見て間違いないと思います。里芋はさらに先になりますが、去年と比べると、2軒とも格段に違う良い出来です。去年は草取り作業をしている人を簡単に見つけられましたが、今年は全身が隠れて探すのも大変なほどよく育っています。
 夏野菜は、全体的に収穫のピークが早く過ぎました。きゅうりはもう終了を迎え、萩原家では8月19日に片付け作業を行いました。根っこから引っこ抜き、軽トラ3台分を片付けて、マルチや防草シートをはがしました。ピーマンやオクラ、ゴーヤーなども収量が落ち、終了が近づいてきました。「夏野菜の王様」モロヘイヤは、早々に花が咲き始め、短命に終わりました。
 冬場の収穫となる野菜の作付けは、これから始まっていきます。市東家では人参の種まきが行われました。人参は「発芽7割」と言われて発芽させるのが勝負どころなのですが、発芽は上々でうまくいきました。大根も種まきして発芽までいきましたが、こちらはまき直しとなりました。残暑が長引くようなので、作付けを先延ばしした方がいい作物は他にも出てきそうです。
 11・3労働者集会の大結集へ格闘が続く中、営農的にも汗だくになりながらの奮闘が続きます。
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