三芝百景　三里塚現地日誌　2024
　７月１６日（火）〜７月２９日（月）

●千葉地裁民事第３部（岡山忠広裁判長）で団結街道裁判が開かれた。敷地内東峰の萩原富夫さんが本人尋問に立った。（16日）
●房総半島沖で海上保安庁と台湾海巡署（日本の海保に相当）が対中国をにらんだ合同訓練を強行。1972年の日台断絶後初。（18日）
●65歳以上の雇用延長拒否・動労千葉排除をめぐる裁判の控訴審が東京高裁で開かれ、一発結審。現闘が傍聴した。（19日）
●ＮＡＡは輸入航空燃料を初めて受け入れたと発表。（19日）
●ウィンドウズＰＣの世界的なシステム障害で、成田空港でも欠航などトラブル。（19日）
●４回目となる機能強化阻止の現地フィールドワークが反対同盟の呼びかけで行われた。（24日）
●千葉県が内閣府と国交省に、国家戦略特区の県全域への拡大を求める要望書を提出。（24日）
●政府が物流に関する閣僚会議を開いた。岸田首相が国家プロジェクトとして成田の機能強化を加速させるよう指示した。（25日）
●ＮＡＡが「成田空港６月運用状況」を発表。総発着回数は前年同月比18％増（19年比９％減）の１万9801回。総旅客数は24％増（同10％減）の323万6011人。（25日）
●京成成田駅前で、２プラス２粉砕闘争と８・６反戦反核闘争への参加を呼びかける街宣を行った。（27日）
●改憲・戦争阻止！大行進東京、大行進首都圏実行委員会が呼びかける日米２プラス２粉砕闘争に280人が結集した。芝公園での集会後、会場の外務省飯倉公館に迫るデモを貫徹した。現闘が参加した。（28日）
●千葉県と成田空港圏自治体連絡協議会は、岸田首相に成田空港の物流・産業拠点化に向けた要望書を提出した。要望は、①国際線ネットワークの充実②鉄道・道路アクセスの充実③国家戦略特区の千葉県全域への拡大④外国人材の確保と育成⑤産業用地の整備・開発の迅速化⑥農林水産物・食品の輸出機能強化の６項目。岸田は「成田は日本のハブで最大の貿易港。国家プロジェクトとして機能強化が図られるよう、来月にも特区諮問会議を開催し、特区活用を含め対応する」とうそぶいた。（29日）