耕作権裁判 NAAの悪あがきに断を 9・30最終弁論に総結集誓う

投稿日:

週刊『三里塚』02頁(1140号01面03)(2024/07/22)


耕作権裁判
 NAAの悪あがきに断を
 9・30最終弁論に総結集誓う

(写真 反対同盟を先頭に千葉地裁に向けデモ【7月8日】)

 千葉地裁民事第2部(齊藤顕裁判長)で7月8日、天神峰・市東孝雄さんの南台農地をめぐる耕作権裁判が開かれた。開廷に先立ち三里塚芝山連合空港反対同盟の呼びかけで決起集会が開かれ、その後千葉地裁に迫るデモ行進が行われた。
 デモ後、法廷の60席を超える傍聴席をほぼ埋めて、開廷した。
 原告の成田空港会社(NAA)は、求釈明に応じる形で6月28日付の準備書面5通を提出した。その内容は、根拠のない憶測や決めつけだらけの最低最悪のものだ。
 NAAは市東さんに対し、「NAAの土地を不法耕作している」として明け渡しを求めておきながら、肝心の土地の位置特定が誤っている。この間の裁判で、反対同盟法対部だった元永修二さんが故市東東市さん(孝雄さんの父)からの詳しい聞き取りをもとにした報告書(元永メモ)が、「同意書・境界確認書で賃借地の位置は特定されている」というNAA側の主張を根本から崩壊させる決定打となった。
 今回のNAAの準備書面は、それでもいつ誰が作ったのかも定かでない同意書、確認書にしがみつくしかない彼らの最後の悪あがきだ。その象徴が、新たに言い出した「市東東市は旧地主藤﨑から同意書を預かって、元永に相談した。相談の結果、東市は署名した」という珍説だ。
 次回期日を9月30日と確認して閉廷した。
 千葉県弁護士会館で伊藤信晴さんの司会で報告集会が開かれた。最初に市東さんがあいさつに立った。「次回は最終弁論となりますが、弁護士の先生方とともに、私も一生懸命がんばります」
 続いて反対同盟顧問弁護団が、次回9月30日の最終弁論でNAAのでたらめな主張一切を完膚なきまでに粉砕し断を下す決意を述べ、傍聴闘争への大結集を訴えた。
このエントリーをはてなブックマークに追加