誇り持ち耕し続ける 国鉄集会 市東さん勝利への決意表明

週刊『三里塚』02頁(1140号01面02)(2024/07/22)


誇り持ち耕し続ける
 国鉄集会 市東さん勝利への決意表明



 国鉄闘争全国運動が呼びかける国鉄全国集会が7月14日、都内で開かれ、620人が集まった(記事2面)。
 反対同盟の市東孝雄さんが、伊藤信晴さん、宮本麻子さんとともに登壇し、連帯あいさつを行った。(写真上)
 翌15日、韓国・鉄道労組の仲間が動労千葉の案内で三里塚現地を初訪問。強制執行現場を視察し、反対同盟会議室で交流し、団結を深めた。(写真下)
 以下、市東さんの集会発言を紹介します。
     ◇
 私たち反対同盟はみなさんのご支援を受け、農地死守・実力闘争、そして戦争反対を原則に58年間闘い、そして今も闘い続けます。
 今、成田ではB滑走路北延伸、そして第3滑走路建設の準備工事が着々と進められております。千葉県知事、成田市、空港会社、国は、経済のために成田空港を拡張するのは得策だと言っていますが、最終的目的は軍事空港にあると思います。絶対許すわけにはいきません。
 また、私の裁判もいよいよ佳境に入ってまいりました。耕作権裁判は18年かかってまだ一審です。こんなふざけた裁判は絶対勝たなきゃいけない。負けるわけにはいきません。
 空港会社はもう最終弁論はしないと、また裁判所にゲタを預け、逃げ口上に終始しています。
 私にとってやっぱり、農地は命であり、誇りをもって農作業をしています。これからもがんばって畑を耕し続けます。
 動労千葉、港合同、関生支部の皆さんとの労農連帯、そして,市民、学生と連帯し、福島、沖縄、三里塚、一つの闘いとしてこれからも闘っていきたいと思います。
 最後の勝利まで皆さんと共に闘いますので、これからもよろしくお願いいたします。

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