ピンスポット 永住権剥奪は戦争のため 銀座を怒りのデモ 改悪入管法施行に反撃
週刊『三里塚』02頁(1137号01面04)(2024/06/10)
ピンスポット
永住権剥奪は戦争のため
銀座を怒りのデモ
改悪入管法施行に反撃
(写真 改悪入管法施行阻止!【6月3日】)
「戦争のための永住権剥奪を許すな」と訴え、6月3日に銀座でデモが行われた。呼びかけは入管法と民族差別を撃つ全国実行委員会。
小雨降る夕刻、日比谷公園霞門前に集合し出発前の打ち合わせをした。6月10日に全面施行される改悪入管法によって、日本に住む外国人たちは難民申請中でも本国への強制送還が可能となり、命の危険にさらされる。一方国会では、「育成就労制度」新設に乗じて、税金滞納などを理由に在日の人々の永住権取り消しを狙う入管法改悪案が審議中だ。「牛久入管収容問題を考える会」代表の田中喜美子さんが収容の実態を弾劾し、怒りのデモに出発した。
「入管法改悪阻止」「永住権剥奪を許すな」「中国侵略戦争を進める岸田打倒」の声を、日比谷・銀座の一帯に響かせた。