ピンスポット 横田・在日米軍司令部へデモ 申入書を受けとれ 100人の怒りでゲートに迫る
週刊『三里塚』02頁(1136号01面04)(2024/05/27)
ピンスポット
横田・在日米軍司令部へデモ
申入書を受けとれ
100人の怒りでゲートに迫る
5月12日、東京都福生市で「改憲・戦争阻止!大行進三多摩実行委員会」の呼びかける横田反基地デモが、100人の仲間が結集して闘われた。(写真)
デモ前のリレーアピールでは「横田を中国侵略戦争、世界戦争の司令部にする攻撃と対決し、新たな横田闘争を切り開こう」など力強い決意が表明された。
基地に迫るデモでは、子どもたちが手を振って応え、住民がビラに手を伸ばし、青年が飛び入り参加。街宣車9台の大音量による右翼の妨害は、かえってデモのアピールを際立たせ、地元の怒りと結びついた。
デモ終了後、横田基地の航空自衛隊に戦争司令部化中止を求める申し入れを行った。そして申入書を受け取ろうとしない在日米軍司令部に向かおうとすると、米軍は慌ててゲートを閉める。警察は右往左往しながら阻止線を張るが、これを実力で突破。ゲートの目の前まで迫り、「申入書を受け取れ」と怒りのシュプレヒコールをたたきつけた。
(神部俊夫)